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年収2000万円超から除染作業員へ、この下級国民の話は「すべて真実」
<貧困をテーマにし、2018年に「住所不定、62歳」でデビューした小説家の赤松利市さんが、初の随筆を発... <貧困をテーマにし、2018年に「住所不定、62歳」でデビューした小説家の赤松利市さんが、初の随筆を発表。「以前だったら関係者にバレたらと怖くてムリ」と語る彼は、なぜ今回、自分のことを書いたのか> 2018年に『藻屑蟹』(徳間書店)で第1回大藪春彦新人賞を受賞後、『ボダ子』(新潮社)、『らんちう』(双葉社)、『犬』(徳間書店)などハイペースで作品を書き続けてきた赤松利市さんが、初めての随筆『下級国民A』(CCCメディアハウス)を発表した。 「住所不定、非正規労働者の62歳」で小説家としてデビューした赤松さんは、これまでも自身の経験や家族をテーマにしてきた。『藻屑蟹』では原発事故後の除染作業員としての経験、『ボダ子』や『女童』(光文社)では境界性パーソナリティー障害と診断された自身の娘......。 いずれも小説という形を取っていたが、『下級国民A』はエッセイになっている。帯には「すべて真実
2020/05/20 リンク