古代の人々はどうやって星空を眺めていた?2016.07.09 22:007,102 Rina Fukazu ただ肉眼でじーっと空を見上げていたわけじゃないみたいです。 古代の人々がレンズのない望遠鏡を通して空を見ていた可能性がイギリスの天文学者チームによって示唆されました。王立天文学会のNAM2016で巨石墓を調査した結果を発表したのは、ノッティンガム・トレント大学の学生Kieran Simcoxさん。 彼によると、古代の人々が星空を眺めるのに用いていたのは、現代の望遠鏡のような装置ではなく、原始的なカメラ・オブスキュラのようなもの。ピンホールカメラと同じ原理で、小さな穴を通じて明るい外から暗い内部に光線が通り、壁に向かって像が射影されるというメカニズムです。 上の画像の通り、望遠鏡の役割を果たしていたとされる巨石には、狭い入り口があります。そこには、特に夜明け前や日の出前や日没後の薄明か