放射性物質を扱う宮崎大医学部の実験室への建造物侵入容疑で逮捕された同学部大学院生で助教の新原琢也容疑者(35)が、放射性物質を外へ持ち出した疑いもあるとみて宮崎県警が捜査していることが分かった。県警は放射線障害防止法違反容疑でも追及する。 同学部では昨年10月、放射線管理区域に入っていない20代の女性研究補佐員が着けていた検出器から被ばく線量が測定された。県警は、新原容疑者が女性への嫌がらせ目的で放射性物質を持ち出し、女性を被ばくさせた可能性もあるとみて、暴行容疑も視野に2人の間にトラブルがなかったか調べる。 県警によると、女性らの検出器を保管していた研究室で汚染が確認された放射性同位元素ヨウ素125は揮発性の高い液体で、実験室外への持ち出しが禁止されている。 調べでは、新原容疑者は昨年7月初旬から9月下旬ごろの間に、宮崎県清武町の医学部「RI清武分室」の実験室に研究目的以外で入った疑い。
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く