2009年12月のサービス開始以来、従来の音声認識にはない認識精度やスピード等により、日本のユーザーから多くの反響があったGoogle音声検索。コアメンバーであるソフトウェアエンジニアの中嶋氏は難問も難なくクリアしていった。 大学院でUIやコンピューターグラフィックスの研究を行い、2007年にGoogleに新卒入社。主に携帯電話における検索技術のさらなる向上に取り組む。学生時代からモバイル関連企業でプログラミングのアルバイトをしていたり、プログラミングコンテストに参加したりと、根っからのギーク(技術好き)である。 「昔は趣味でよくプログラムを書いてたけど、今は仕事が楽しいので前ほどは書かなくなりました。家に帰っても〝もうちょっと〟と、つい仕事をしてしまうんです」 「20%ルール」(勤務時間の20%は自分の好きなことに使える)はもちろん、本業においても基本的に自分のやりたいことに挑戦できる。