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ブックマーク / sto-2.que.jp (13)

  • 高橋源一郎『一億三千万人のための小説教室』

    なんでか知りませんが2ちゃんに踊る文章の活きの良さを知ってからというもの、最近の高橋源一郎が書く小説は根こそぎつまらなく感じられます。(タイトルすら憶えてねえけど「ごじら」? だっけ? つまんなかったなぁ、おい) なんでかは知りません。そんな気がするだけです。 で、まあ、「ああ、高橋源一郎は2ちゃんに殺されちゃったんだ」と薄ぼんやりと思ってはいたんですが。 大塚英志の『物語の体操』のオビに「むかつく奴だ」(だったっけ?)のオビ文をぶっつけた源ちゃんが、じゃあどんな小説教室を開くのか。 面白そうなんで読んでみましたが。 これは、うん、チャーミングなでした。 小説教室、とかいっときながらいわゆるハウトゥものなんかではもちろんなく。 ぶっちゃけた話、全部、高橋源一郎の「小説」なんですが。 忘れる以前に気にもしていなかった。 「小説」を読むこと。 に対する、真摯、っていうと大げさ

    gnt
    gnt 2009/06/09
    「ああ、高橋源一郎は2ちゃんに殺されちゃったんだ」
  • 舞城王太郎『ディスコ探偵水曜日』を一気読みして徹夜する - 第弐齋藤

    舞城王太郎『ディスコ探偵水曜日 上』 [Amazon] 舞城王太郎『ディスコ探偵水曜日 下』 [Amazon] 至極複雑怪奇にして、なお痛快。一気呵成に読み切った。 今年の収穫のひとつだと思う。 上巻を200pぐらいまで読んでいい加減うんざりしながら22:00スタート。 その後、6:30まで下巻まで一気に読み通す。 もう三十路超えてそういうの止めたほうが良いよ? という理性さんのおっしゃることを鼻で笑いながら止まるかよバカの一声。一気呵成。ああもう読むのって面白いねホント、と思うのはこういう瞬間で、あとはもうどうでもいいしどうとでもなれだしどうとでもなる。それで何だっけ? ああ舞城王太郎『ディスコ探偵水曜日』。面白かった。 ミステリ? 文学? なんでもいいんだけど。 言葉を使って、これくらいのことが今この国ではできるんだよ? だって俺やったもんほら。 みたいな。素敵な挑戦状だと思

    gnt
    gnt 2008/09/04
    昨日から読みはじめた。150pくらいだけどょぅι゛ょ梢ちゃんが可愛すぎて死ぬ。
  • 西川魯介『あぶない!図書委員長!』 - 第弐齋藤

    神宿る細部よりも神宿らぬ細部をこそ愛すマニア向け漫画。 あんたも好きねえ? 「好きですが何か?」 —- というわけで、あろうがなかろうがどうでもいいが、あるとおにいさんはうれしいな、という重箱の隅を突っつきまわそう。今回は昨今の図書館ではマジでロスト・テクノロジーと化しつつある「図書カード」や「日10進法による図書分類まがい」などの小細工が良いね。 —- 目が悪いことを隠蔽しておいて 「当の自分」だと?! 恥を知れ! 良いこといった! まっとうかどうかは知らんが! とにかく良いこと言った! —- こういうフェティッシュを必要以上に振りかざす文系男子のスタイルも、いつまで続けることができるんだろうか、と思うな。こうみえても、繊細なことがらなんで。外界の圧力には弱いのよねぇひどく。 —- 以下、記憶とGoogleさんを駆使した元ネタ探し。 ネタがハイブリッドすぎて片方しかわからんの

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    gnt 2008/06/13
    おっと。買わなきゃ。/元ネタ探しはネタバレ(spoilerの訳語としての)になるので見ない
  • 『煌夜祭』が面白かった多崎礼の新刊がやっとでてた/買った本/ゴッド・オブ・ウォーII……売れねえんだろうなぁ

    gnt
    gnt 2007/10/26
    お。GoW買わなきゃ!
  • 榎本俊二『ムーたち』

    俊二『ムーたち』1巻 [bk1][amazon] 榎俊二『ムーたち』2巻 [bk1][amazon] こんな危険なマンガはみたことがない。 おそるべきマンガだった。 個人的にはこれはギャグマンガだと思っていたんだけど(根拠はない。 強いて言うなら榎俊二が描いているから、という低脳な理由に因る) いったい何が笑いの対象になっていたのかというとさっぱりわからない (嘘、ほんとうはわかってる。 あとで云う) そういえば笑った記憶も無い。 (嘘、ほんとうは何回かプッとしてる。 でもそれはどちらかというと危険から逃れた「安心」に近い感情だったのかもしれない) でも、とにかく危険なマンガだった、と思う。 というのも、 このマンガが描いていたもの、あるいは「笑い」の対象にしようとしていたもの(?)が 「意識そのもの」「イメージそのもの」「存在そのもの」「意味そのもの」「論理そのもの」

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    gnt 2007/10/25
    榎本俊二は一貫して狂ってる。比喩ではなく。
  • 完全版『鉄塔 武蔵野線』を買う。

    第6回(1994年)日ファンタジーノベル大賞受賞作、銀林みのる『鉄塔 武蔵野線』のソフトバンク文庫版を買う。 「完全版」という触れ込みだったので「?」と思っていたけど、「鉄塔 武蔵野線 MAP」がついている。 それに作中に登場する鉄塔の写真が曰く「500枚以上」。 なるほど、これは納得。 いいね。 銀林みのる『鉄塔 武蔵野線』、読み終わった次の瞬間から、風景を見る目が変わってしまう不思議な小説っすわ。 この機会にぜひ。 おぉ、そういや池上永一『バガージマヌパナス』と同時受賞か、すごいねこの年の日ファンタジーノベル大賞。 銀林みのる『鉄塔 武蔵野線』 [bk1][amazon]

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    gnt 2007/10/12
    「「鉄塔 武蔵野線 MAP」がついている。 それに作中に登場する鉄塔の写真が曰く「500枚以上」」
  • ボンクラのマストバイアイテム『怪物さん』

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    gnt 2007/04/26
    出てたか。
  • 第弐齋藤 土踏まず日記 : 保田隆明『投資銀行青春白書』は間違いなくライトノベル

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    gnt 2006/10/04
    間違いなくそう。
  • 第弐齋藤 土踏まず日記 : 安田均『ゲームを斬る』

    安田均『ゲームを斬る』 [bk1][amazon] 翻訳者でゲームデザイナーでグループSNEの設立者の一人で……日のテーブルトークRPG、非電源系ゲームのとてもとても偉い人、安田均によるコラム/エッセイ集。 2000年から2005年にかけて、専門雑誌やらWebページやら、あちこちに掲載されたボードゲームの紹介やらボードゲームとテーブルトークRPGとの関わりやらを軽妙な口調で語ります。 落ち着きと、ユーモアと、なにより愛のある言葉だと感じました。 大人の仕事だ。 ここで紹介されるボードゲームがすごい面白そう。 遊んでみたくなりましたよ。 やったことないんだよなぁ、出会い損ねている。 いやいや、今からでもぜんぜん遅くないんで、そのうち機会みつけて、ぜひやってみよう。 そう思わせてくれた。 「よく知らないけれど、面白そうな方向」に人をキックしてくれた。 タイミング的に、いま読めてよかっ

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    gnt 2006/06/24
    「20世紀末から21世紀最初頭の非電源系ゲームたちがどのような進化変化を遂げたのかを見渡すことができるようになっている。」
  • 山本弘『アイの物語』

    弘『アイの物語』 [bk1][amazon] ボーイズ・ドリーム。 男の子たちの夢をめぐる物語。 俺の、あるいは誰かさんの、男の子的な部分をいたく刺激することは確か。 ロボット! 美少女! 正義! 宇宙! ねぇ、皆さん、こういうのお好きでしょう? ボーイズ・ドリーム。 グロテスクで/独り善がりで/脆弱な。 男の子たちの、夢みる夢。 「けどさ、フィクションって、そもそもそういうものじゃないの? グロテスクで/独り善がりで/脆弱。 たしかに、そのとおり。 でもさ、可能性とか、自由とかって、そういうのなかにこそ、あるんじゃないの?」 「……それに、現実だって胸張って威張れるほど立派なもんじゃないじゃないか! どっちが正しい!? どっちが素敵!? どっちかを選べって言われたら。 僕はこっちをとるね!」 「っていうか、そもそも僕らに『現実と虚構の区別』なんてつくのかよ! 『現実』

  • 古橋秀之『超妹大戦シスマゲドン』がすごかった

    古橋秀之『超妹大戦シスマゲドン』を読む。 野郎やりやがった! 「妹」という切り口で世界を再構成してみせるSF! だと思う多分、勘で! 以下、褒め言葉。 「妹」がつきゃなんでもいいのかよ! っていうかそんなものにまで「妹」を見出すのは既に発明。 擬音ばっかりだ! ページの下半分が白い! フォントいじりは卑怯! 古橋秀之の領発揮か!? 言葉遊び全開。 なんでこれをどこぞの新人賞に送りつけて大賞を奪い取らなかった!

    gnt
    gnt 2005/12/26
    チェック
  • ワンダと巨像

    少女の生命を甦らせるため、青年は禁断の荒野へ赴き、巨像と対峙する。 『ICO』スタッフの第2弾,『ワンダと巨像』のファースト・インプレッション。 青年はすでに気が狂っているのかもしれない。 1時間ちょっとだけやって、像を2体倒した。 感想は「難しい! そして辛い!」。 青年が剣一振りひっさげて自分の身の丈の何倍もある巨像と戦う姿は神話的と言って良いし、このイメージを実現してくれたのはすごいと思う。 たまに見とれるような神話的イメージだ。 幻想。 ぉぉぉぉ……かぁっこいいいぃぃぃ……! 静かに震える。 ただし、神話の英雄を自分が操作しなくちゃならん、となると話は別だ。 巨像の脚を切りつけて引き倒し、動きを止めている間に身体によじ登り、握力がなくなる前に巨像の弱点にたどり着き剣を突き立てる。 これが定石なんだけど、この定石以外の倒し方が存在しないっぽいのが辛い。 ひどく辛い。 巨像をよじ登

  • コメント欄を使ったミニRPGゲーム

    rpg :: はてなRPG - ■双子徨子■ こちらはコメント欄を使ったミニRPGゲームです。 シナリオを読んで、コメント欄にあなたが主人公インテグラにさせたい行動を書いてください。それに合わせてdartsが次のシナリオを書いていきます。 「COMMENT AREA MINI RPG」だそうです。 以前、掲示板(BBS)を使ってテーブルトークRPGっぽい遊びをしようという動きがあったと思うけど、その流れかな? PBeM(Play By e-Mail)ならぬPBB(Play By Blog)とか言ってみると面白いかも。 (via 今頃ソーサリー:ブログの新しい使い方) ところで、 PBeMでググってたらこんなの見つけた。 ▼卓上ゲーム板用語辞典 第2巻▼ 行殺【PBM】 PBMの行動結果文章においてPCの出番が一行しかなく、しかも死亡シーンであること。 ネットゲーム93「夜桜

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    gnt 2005/09/20
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