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ブックマーク / finalvent.hatenadiary.org (104)

  • なんというか - finalventの日記

    鳩山兄さんの「友愛」がネタにされることが多いが、この日記をもし継続的に読まれている人がいたら、その「友愛(fraternity)」がこの日記の一つのキーワードに結果的になっていることを知っているのではないか……いやそんな読者を想定するのは幻想かな。 fraternityというのは存外に難しい概念で、多様な含みもあり、おそらくはマルクスのいうassociationにもつながるのだろうとは思うのだが、そうした社会原理的な捨象の前に、絶対主義時代が実際には社団社会(社団国家)であり、婚姻が社団の機能を持っていたあたりで、欧米の婚礼には神が娶せるという受動性(だから英語だとbe marriedの表現が多いのだけど)に加えて、Impedimentというものがある。日語でなんというのか、字引を見直すと、「〔結婚などの法的契約の〕履行障害」というのがある。まあ、そうなのだが、これを結婚では会衆に問うこ

    なんというか - finalventの日記
    gnt
    gnt 2009/09/18
    おもしろいいいい。いやid:h_A_lの「語の定義が文学的すぎる」って批判も妥当だけど。
  • 夢をあきらめるということ - finalventの日記

    inspired by 夢をあきらめないということ 好きな学問を一生やっていきたいと思ったのは、 たしか大学一年生の時だった。 すぐさま書籍を買いこんだり勉強して それが成績に結びついたりして 俺の勘違いは始まった。 おれ、イケんじゃね? 成績がまんざらでもないことがが影響してか、 ただの勉強好き大学生に 奨学金とか来た。 (中略) ……挫折 ……失恋 ……騙し ……相続問題 ……事故 ……裏切り ……病気 (中略) それから20年経った。 人生ってのはわからないもんで、 ひょんなことから、 夢に諦めがついた 当にそれって自分の夢だったのかな そんな夢にしがみつきたかったのは 自分が空っぽだったからじゃないかな 海に面した断崖絶壁で ジュるジュると鼻水をすすりながら、 一人むせび泣いた。 夢と自分が思っていたものに ただ縛られていただけなんじゃないかな これからは夢じゃなくて 自分の人生

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    gnt 2009/06/17
    ゲド4巻を持ってくる辺りがいかにも好み / しかし最高傑作は5巻だ! 異論は認める!
  • 人の内面の問題でもあるから議論対象ではないけど、 - finalventの日記

    君にイスラム教徒の友だちがいて、その親族が亡くなったとき、「ご冥福をお祈りします」って言う? 他宗教の人には言わないけど、日人同士なら言う? そのときの「日人」って実は、宗教範疇にあるの気がつく? 僕は昭和のほうが長い人生だけど、昭和時代にはこんなに「ご冥福」なんて言わなかったと思う。ゼロではないにせよ。 昭和天皇崩御で「ご冥福」という人はいない。これは天皇についての表現ではないからというのもあるだろうけど、天寿に近い人にはあまり言わない。 言うのは、無念な死に対してその親族の心情を思うという含みがあるのだろうけど、その無念さへの関わり方が、時代とともに変わったのではないか。 死のもつ残酷さや無念といったものは、生きている人が担うべき部分がある。「ご冥福」として切り離せるものではなかったというか、昭和の時代には、そういう死への覚悟と共感があったと思う。 追記 ⇒野暮な突っ込み、素朴な疑

    人の内面の問題でもあるから議論対象ではないけど、 - finalventの日記
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    gnt 2009/04/08
    ん。「冥途」をまったく具体に考えられんくなったころ、というか考えることすらしなくなったころ、じゃないかなぁ。
  • アメリカ人ってすごいな的な話になるのかまあちょっと書いてみるの巻 - finalventの日記

    人にもいろいろあるように、なんてどころじゃないくらいアメリカ人というのはいろいろあって、みんながそれぞれ見えるところで象を撫でるの感だけど、逆にいえばそうして撫でた部分だけは経験の真実なんだろうと思う。まあ、だれもがそんなもの。でも、そのなかで、どこかしらアメリカってそういうことかみたいなものはある。抽象的に言えば、アメリカというのはNew Worldということなんだろうとおもうし、ドボルザーク的な響き。 話がわかりにくくなるけど、アメリカ人というのは世界の田舎者なんだ、そして、そのことを実に痛感している人々なんだという感じが、20代後半になってなんとくなくわかってきた。以前は日人は海外団体ツアーで旗のもとにぞろぞろ歩いていたものでそれを揶揄されたものだけど、トルコとから観光旅行してみたら、それやっているのは米人だった。ああ、同じじゃん、と。 そのあと、一人でギリシアとか周って、観光

    アメリカ人ってすごいな的な話になるのかまあちょっと書いてみるの巻 - finalventの日記
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    gnt 2009/03/26
    あー。なるほど。帝国主義というのはオルタナティブへの逃避でもあったわけだ。
  • 批評トハ - finalventの日記

    無私ヲ得ル道デアル 小林秀雄全集〈別巻2〉無私を得る道: 白洲 明子 ⇒「 小林秀雄全作品〈別巻3〉無私を得る道(上): 白洲 明子: 」 ⇒「 小林秀雄全作品〈別巻4〉無私を得る道(下): 小林 秀雄, 新潮社: 」 まあ、別段読むほどのものではないけど。 で、批評トハ無私ヲ得ル道デアル、とはなんぞや? 自分なりに小林秀雄を読んできて、自分なりに理解したこととしては、いわゆる批評というのは、対象と批評家というのがあり、そして、その批評という作品のトリアードを介した出版と解されるわけですよね。 まあ、それはそうかな。 で、それはそれとして、おそらく小林はその部分については、無私がもたらす信に置いたのだろうと思う。つまり、無私が得られたらそれは読まれる、くらいな。 で、無私だけど。 これは対象と批評家の関係において、批評家の私が無くなること。 なので、禅とか持ち出して阿呆な解説が出てくる

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    gnt 2009/03/25
    「人工知能処理できそうな程度の言葉になる部分を超えて、自分の身体にうずき、身体を通して自己に発話を迫るような何か、そしてそれが持つ普遍に向き合って、それを表出する」
  • あー、野暮を承知で明からさまに内田樹の悪口を書きますよ - finalventの日記

    注:このエントリ、ちょっと訂正・補足します。 ⇒内田樹の研究室: 捕虜と戦陣訓 しかし、日軍の捕虜たちはそうはしなかった。 彼らは捕虜になったとたんに人格を一変させてしまったのである。 ベネディクトが驚いたのは、これほど「勝者に媚びる捕虜」たちを見たことがなかったからである。 捕虜たちは嬉々として自軍の内情、兵の配備状況をことこまかに具申し、中には米軍の偵察機に同乗して、「あそこが弾薬庫で、あそこが司令部です」と逐一報告した兵士さえあった。 この変節の理由は簡単である。 戦陣訓がいうとおりに「勝敗は皇国の隆替に関」するというのがほんとうなら、皇軍が負けるということはイコール「皇国は滅亡した」ということである。 ならば皇軍を打ち破った軍隊こそが「百戦百勝の新たなる皇軍」であることは論理の経済が私たちを導く合理的結論である(現にその論理に従って、日は戦後60年間アメリカに仕えてきたではない

    あー、野暮を承知で明からさまに内田樹の悪口を書きますよ - finalventの日記
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    gnt 2009/03/16
    あと水木しげるのラバウル戦記も。「土人」って言いたくなるぜ!/ CMね。なるほど。
  • 私の人生観を決定づけた大森荘蔵の言葉 - finalventの日記

    「物と心」より。 こうして如何なる解釈をとろうと、確率論は帰納の意味を明確にはしたが、帰納の問題に解決を与えることができなかった。むしろ確率論の経験への適応可能性が帰納の正当化に依存するのである。 正当化が論理的に不可能だ、ということも全く正しい。理由は簡単で、ヒュームの言う通り、過去が未来を些かでも規定するという補償が些かもないからである。しかも、何の正当性もなくわれわれは現に無数の帰納を行っている。それが定義上「合理的」だからである、と言うことは念入りな冗談という以外はない。 実はその意味で科学にはなんら合理性はなく、念入りな冗談に過ぎない。 合理性ではなく、それは賭に過ぎないと大森は言う。 この、未来と過去の類似、過去世界の世界像の未来への外挿はこれまで何の根拠もない独断的仮定として非難されてきた。しかし、これは仮定ではなく賭なのである。そして、何の根拠もない賭けなのである。 いかに

    私の人生観を決定づけた大森荘蔵の言葉 - finalventの日記
    gnt
    gnt 2009/03/03
    昔読んだ。「さあ、賭けよう、さあ、生きよう、とことん賭に破れて息の根がとめられるまでこうするのがわれわれの生き方なのである。命を賭けなければ命がないのである。」まだ完全には響かない。もうちょい待つわ。
  • 新聞社が潰れてもそれほどどってことはないよ - finalventの日記

    ⇒新聞社が潰れて一次情報が得られなくなったらどうするの?(To: 新聞 一次情報は通信社から買えるから。 地方紙なんか、共同通信の記事買って、それを版組して、ああ、それと地元の記事を混ぜているだけ。社説なんかはだいたいひな型があるし。(ああ、しかし、地方紙にはそれなりの気骨の歴史もあるが。) で、通信社なんだけど。 外信はネットがあればもう不要。NYT、WP、FTあたりを見ておけば足りるし、実際、外信はそれの翻訳パラフレーズしかしてない。VOAだけでもけっこうよいのができるよ。 で、地域は自分でカバーできる。っていうか、新聞っていうのは元来そういうローカルな存在。 一番の問題は、行政に関連する部分っていうか、ぶっちゃけ記者クラブだね。 記者クラブをとにかく潰せたら、あとは、政治や経済や医学といった分野に強いジャーナリストとの連携が重要かな。 ま、新聞社が潰れてもそれほどどってことはないよ。

    新聞社が潰れてもそれほどどってことはないよ - finalventの日記
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    gnt 2008/12/08
    元関係者が言うと説得力があるというか逆に無いというか。
  • 沖縄にも通底するけど難しい問題だよ - finalventの日記

    ⇒アイヌを愛した国語学者、じゃなかったの?〜『金田一京助と日語の近代』 安田敏朗著(評:尹雄大):NBonline(日経ビジネス オンライン) 最近、PC的に正しい答えが出そうな問題ほど難しいというか、解答不能のように思えてきた。 世界のどっかに正しいスタンスや思想があるというのが、ほんと幻想なんだよというのが、わからなければ、なんも通じない。ただ、そういうと相対主義みたいに思われるし、相対主義じゃんと言われてもなかなか。ルールでしきれると言ってもいちおう議論にはなるけど、質からそれる。

    沖縄にも通底するけど難しい問題だよ - finalventの日記
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    gnt 2008/10/07
    うん。泥沼ですよ。まぁ死人はいいように利用するしかない、というか。
  • 愛がなくては子どもは育たない、か - finalventの日記

    ⇒愛がなくてもできること - 北沢かえるの働けば自由になる日記 いろいろ思うことはあるけど。 ちょっと話がずっこけて、文脈ハズして。 愛がなくては子どもは育たない、か。 私は、親がなくても子は育つ、親がなければよく育つ、とか言ってきたものだった。 「愛」に「親」がどう関わるかが微妙。 日的な風土だと(血統を重視しない歴史文化)、実の親より育ての親、とかいうことで、まあ、愛情があれば、それで親、みたいな解答になっている。が。 岸田秀みたいに、育ての親の愛、こそ、っていうか、愛こそ怖いものもはないというのもあり、云々。 そして、そこから、真の愛はなんたらとか不毛な議論に落ち込んで云々。 この手の話は不毛な回路に陥るのだけど。 50年生きてみて、なんとなく信仰観みたいなものだけど、生きているということはどっかに愛があるということなんだよと思う。 先日、ぼうっと、自分は愛情とかに恵まれない子供で

    愛がなくては子どもは育たない、か - finalventの日記
    gnt
    gnt 2008/10/01
    ああ。うん。「フェアでありたい」という。善意?
  • なんかなあ - finalventの日記

    今の状況を1920年代の大恐慌に比較するというのはしかたがないとはいえ、あれがどう推移したのかはよくわからない。私などは、あれが大きな誘因で戦時経済に突入したのではないかとも思うが、これも通説では否定されているのだろうか。 与太になるが、911も考えてみれば戦時経済への移行だったとも言えるし、目下の状況はその収束局面と言えないこともない、いやさすがに与太だが。911は西側諸国ではさすがに常識人は陰謀論は唱えないが、イスラム圏では逆が常識になり、歴史の見方は奇妙なものになりそれはそれで固定していく。それでいいのだろうかとも思う。 目下のイラクを見ると、日などでよく言われているような、ネオコンの大きな間違い論はかならずしもそうとも言えないかなという思いもある。いやそんなことをいうとお前はネオコン支持派かとか誤解されて変な突撃を受けても困るんだが。(同様に新自由主義者かとかもな。) あれはあれ

    なんかなあ - finalventの日記
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    gnt 2008/10/01
    「戦後生まれの」「戦後生まれの」「お父さん」「お母さん」『ありがとうございました』「僕たち」「私たちは」『大きくなりました』「そして今 戦前を」『戦前を』「生きています」(c)七尾旅人 2007
  • 敗戦遠し - finalventの日記

    私は戦争が終わって12年後に生まれた。人としては子供のころ戦争なんて遠い昔のことだと思っていたが、今思い返すと、そして50歳まで生きて見ると、12年前なんてついこないだのことだと思うし、私ですらなんだかんだ敗戦の歴史感覚というのはちゃんとひきついた感じがする。まあ、時代ということだけだけど。 敗戦のとき、日人にはいろいろな思いがあったけど、概ね、負けちゃったなということだと思う。あれだけがんばっても何にもなかったな。もうあれは全然だめだ、と。負けたら文句言うなよ、みたいな。 大営みたいのを庶民はそれほど信じてなかったようだし、吉隆明は信じていたみたいなことをいうけど彼はそのころ思春期というかお子ちゃまだったわけで、3つ年上の山七平などは醒めていた(彼はちょっと醒めすぎだが)。でも、吉ですら、庶民のなかにいたから、戦後の嘘はわかったものだったし、敗戦の感触というのはよく理解されて

    敗戦遠し - finalventの日記
    gnt
    gnt 2008/09/25
    要するに「食ってもたぶん死なない事故米食いたくないんだったら北朝鮮に送れ」と。妥当じゃないですか。
  • クローズアップ現代 ランキング依存が止まらない、見たよ - finalventの日記

    ランキング依存が止まらない 〜出版不況の裏側〜 : クローズアップ現代 放送記録 このほど、出版社の倒産件数が15年ぶりの高水準を記録したことが明らかになった。かつて「声に出して読みたい日語」などのベストセラーを生み出し、じっくりとを育てることで定評のあった草思社も経営が破たん。背景には、読者のの選び方が劇的に変化していることがある。「売り上げランキング」をもとにを選ぶ人が増加。売れるへの一極集中が顕著となり、書店ではランキングに入らないは即座に返品することが常態化している。短期間で売り上げ実績をあげる必要に迫られた出版社は、出版点数を急激に増やし、の寿命が短くなる事態を招いている。日の出版界の根幹を揺るがし始めた読者の変化。その知られざる実態に迫る。 (NO.2592) スタジオゲスト : 仲俣 暁生さん (編集者) ウソはないといえばないのだけど、実際、の虫からする

    クローズアップ現代 ランキング依存が止まらない、見たよ - finalventの日記
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    gnt 2008/06/05
    「古書というのは通時性のロングテール」まったくです。
  • ちょっと違うんですよ - finalventの日記

    ⇒404 Blog Not Found:あなたのコメント欄を承認制にしなさい。でも私のは開けとく そういう判断もあると思う。でも、ここはもうちょっと強く言っておきたい。 多少の罵声を浴びせられるぐらい、コストとしては安いものである。 実は私もその程度の罵声にも耐えられるし、5年以上耐えてきた。まだ強くなれそうと思ったとき、違うよと思ったのですよ。 ある程度の水準のPVを維持するブロガーなら、それを公開することで、他のまだ小さいブロガーを威嚇しかねないクソッタレコメントというものがあり、それ放置しないでくださいということ。その意志を示そうじゃないかということ。 マッチョでなければブログれないのなんて私だって御免被る。ちょっとした設定で心身ともに楽になるなら、是非そうするべき。 だから、「心身ともに楽になる」というのは質ではないんですよ。 別の言い方をすれば、弾さんにお勧めしたいのは、コメン

    ちょっと違うんですよ - finalventの日記
    gnt
    gnt 2008/06/03
    恥ずかしいしクソッタレだけど諦めて受け止める、んでやるべきことをやる、ということ。ブログを愛しすぎてる。かっこいい。
  • だよね的増田 - finalventの日記

    ⇒■ のろけではあるのだろうけど。 自慢するわけではさらさら無いけれど、学生の頃は勉強が出来るほうだった。 問題がわからない、ということが無く、努力をする事も無く、つまり壁にぶち当たることなく生きてきた。 だからこそ、彼と知り合って痛い程思い知ったのは、自分は「井の中の蛙」だったと言う事。 鈴木健二曰く、夫婦とは長い会話である。 梅田望夫曰く、一生分の会話をした。 などなど。 若いと恋愛のなかの会話は、恋愛のタメになるけど、実際の長い関係というのは、おセックス12時間ラリーというわけはなく、ふつうな延々たる会話。 はてななんかだと会話術的なものが好まれるけど。 会話というのは。 知識 感性 気配り っていうどうしようもないベタなもの。 知識はいわゆる現代思想だのみたいなあるいは学校のお勉強ではない。感性はいわゆる商業的な感性ではない。気配りはいわゆるビジネス的なものではない。 知識は、へぇ

    だよね的増田 - finalventの日記
    gnt
    gnt 2008/05/19
    「実際の長い関係というのは、おセックス12時間ラリーというわけはなく、ふつうな延々たる会話。」血は水よりも濃い、というのは時間をかけて濃縮してるから
  • 東浩紀さんへの返信 - finalventの日記

    ⇒東浩紀の渦状言論: finalvent氏への応答 応答ありがとうございます。たぶん、背景の問題の根が深そうなのでごく簡単な返信を書きます。 ナショナリズムの歴史が全体主義の歴史と密接に繋がっていること、そしてその臨界点がナチスドイツの強制収容所であることは、思想史的にはよく言われていることなのではないでしょうか。そもそもナチスの「ナチ」は、ナチオン(ネイション)のナチですし。 としてそういうこともわかっていないfinalventみたいなのがいるブログだと議論がしづらい(とか書くと皮肉みたいですがそれほどの意図はないです)……として。 世界は複雑であり、学問は専門領域に分割されていて、いちいち文脈を押さえないと議論に参加できないのではあまりに不自由で、したがってすべての反論可能性に開かれているブログはすばらしい場所です。しかし、やはりそれでも、コミュニケーションのコストを低くするためには、

    東浩紀さんへの返信 - finalventの日記
    gnt
    gnt 2008/04/21
    例の「パフュームツマンネ論争」と同じ構図だが、向こうの豊穣さに比べ、こっちの不毛さは何なんだ。
  • 自炊デジャビューのスズメ - finalventの日記

    inspired by 自炊デビューのススメ - タケルンバ卿日記 春はなにかと朝立ちのシーズンであり、これから迫り来るの季節におののいている方も多いかと思いますが、人生の敗残兵として言っておきたいことがあります。 自炊する? メシは絶対自炊がいいとはいいきれません。基的に「絶対」という物言いをしてみたいものですが、「世の中に絶対はねえよ」です。 安いは状況による 単純外と比べると安いけど、総菜をちょっこし作るとなると、あれです、「買ったほうが安いね晩のおかず♪」です。そりゃもう。 つまり、作る手間との楽しさは、全体的なコストとのバランスで考えたほうがいいわけです。 外は気晴らしや人との出会いの場にもなります。 栄養をとるには知識が必要 自炊だからって栄養が摂れると限りません。野菜で栄養が摂れるとか、んなことないです。自然とか新興宗教です。栄養については科学的に基を学ぶべきで

    gnt
    gnt 2008/04/04
    ミルキークイーン推しで圧倒的な説得力。
  • Googleはセンスいいよね - finalventの日記

    Googleはセンスいいよね - finalventの日記
  • 朝日社説 米兵少女暴行―沖縄の我慢も限界だ : asahi.com:朝日新聞社説 - finalventの日記

    これ社説で扱ったか。今回の事件だが、やはり現地にいないせいか、どうもディテールがわからない。広義に基地被害としてもいいのだが、犯罪が確定していないふうにも見える現状、この個別の問題への言及は控えたい。 思い出されるのは、95年に起きた米海兵隊員3人による少女暴行事件である。この事件をきっかけに米兵による犯罪や事故に対する県民の怒りが大きなうねりとなり、抗議の県民集会には8万5千人が結集した。 このとき私は沖縄に暮らしていて、事件後数日でこの事件を知った。タイムスも新報も報道したがそれほど大きな扱いではなかったかと思う。ただ、連日報道し続けたので経緯を見ていた。その間、私は土大手紙の情報もワッチしていたのだが、当初時事に流れただけで、その後、二週間くらい空白があった。その空白があまりに奇妙だったので、こういう事件があるというのをパソコン通信に書いたり、知人とも話をしたりした。沖縄の知人とも

    朝日社説 米兵少女暴行―沖縄の我慢も限界だ : asahi.com:朝日新聞社説 - finalventの日記
    gnt
    gnt 2008/02/13
    finalvent翁にしか書けない記事。※欄も必読
  • 森達也のこれ - finalventの日記

    ぶくまで人気⇒はてなブックマーク - 「世界が完全に思考停止する前に」森達也さんのお話 元⇒暮らし・「世界が完全に思考停止する前に」森達也さんのお話 個々の意見については、極東ブログでこれまで書いてきたのを偏見なく読んでいただければ私が森と似た考えを持っていることは理解していただけるのだろうけど。 ただ。 ⇒極東ブログ: 下山事件的なものの懸念 近年この事件が顧みられたのは、森達也の「下山事件・シモヤマケース」(参照)がきっかけだろう。当時の報道を見ると、共産党の犯行が示唆される、世間の空気が感じられる。だが、森が改めてこの事件を追っていくと歪曲された目撃証言や事実隠蔽があり、政府首脳や国鉄幹部らの世論誘導があったのではないかというのだ。つまりこの事件はその後日が反共かつ対米追随路線を取るきっかけとなった、と。森の意図をさらに乱暴に言えば、昨今の北朝鮮脅威論みたいなものはメディアの誘導で

    森達也のこれ - finalventの日記
    gnt
    gnt 2007/11/27
    ですねー。政治的な人だとも思うので、納得はしていますが。「実は!」とか「騙された!」とかいう人が出てくるんだろうなぁ。