米中関係が急速に悪化する中、米政府は、中国人留学生向けのビザ発給をさらに厳格化した。米政府の最新統計によると、今年7月、米の学生ビザ(F-1ビザ)を獲得した中国人は145人にとどまり、昨年同月の2万超を大きく下回った。 米ラジオ・フリー・アジア(RFA)9月14日付は、米国務省領事局のデータを引用し、7月に在中国米大使館、在上海米総領事館、在広州米総領事館が承認した学生ビザはわずか4件と報じた。この4件を除いた141件は、学生ビザの更新である可能性が高いとみられている。その一方で、同月、香港と台湾にある米国の在外公館は約1000件の学生ビザを発給した。 留学事情に詳しいカナダの非営利団体、「国境なき教育」(Education Without Borders)の創設者の1人である燕曉哲氏はRFAに対して、「中国にある米大使館と総領事館のビザ業務は、すでに約10カ月前から停止している。現在、一
![米、中国人留学生のビザ発給をさらに厳格化、7月わずか145人取得](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/8574230e90d5dbea6887360486882d03b6d16835/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fwww.epochtimes.jp%2Fassets%2Fuploads%2F2022%2F03%2Fkm4kotkkgrdvkwelb3uz.jpg)