シャトル後の宇宙開発と線量計(1/4) あらたにすの新聞案内人を始めてちょうど1年が経った。そこで今回は、新聞の科学面の話題を中心に扱っていた当初の頃に戻り、ここ最近の科学面の話題を追ってみようと思う。 まずはNASAのスペースシャトル計画終了について。朝日と読売の科学面が詳しく取り上げている。 朝日はどちらかというと宇宙計画の「これまで」に主眼をおいており、読売は「これから」 をとりあげているという観点の違いがあるがどちらも参考になる。 朝日は、7月14日の科学面で『「翼よ、宇宙へ再び」の日は/シャトル型宇宙船に休止符』として、再利用可能な「翼を持つ宇宙船」という特異なコンセプトのスペースシャトルがなぜ終了したか、今後「翼を持つ宇宙船」が再度登場する可能性はあるかを検討している。 さらに7月25日の科学面で見開きの二面を使って『シャトル30年夢運ぶ、気軽に宇宙へ道半ば』 と大特集を組