タグ

ブックマーク / frsyuki.hatenablog.com (12)

  • 54行で分散KVSを実装する(レプリケーション機能付き) - Blog by Sadayuki Furuhashi

    Ruby と MessagePack-RPC があれば、簡単なkey-valueストレージは簡単に作れます。54行で書けます(レプリケーションと負荷分散機能付き。サーバー38行、クライアント16行)。 簡単なKVSをベースにして、ログ集計や遠隔デプロイ、遠隔管理機能などの機能を追加していけば、ちょっと便利なサーバープログラムをサクサク自作できるハズ。 この分散KVSは、(keyのハッシュ値 % サーバーの台数)番目のサーバーにkeyを保存します。また、サーバーの名前順でソートしたときの「次のサーバー」と「次の次のサーバー」にデータをレプリケーションします。 すべてのサーバーで同じ設定ファイルを使います。サーバーごとの設定は引数を自分のホスト名に書き換えるだけなので、デプロイが容易です。 MessagePack-RPC for Ruby を使うと、分散しないkey-valueストレージ*1は

    54行で分散KVSを実装する(レプリケーション機能付き) - Blog by Sadayuki Furuhashi
  • kumofsはなぜ落ちないか - Blog by Sadayuki Furuhashi

    前回は、kumofsはなぜスケールするかということについて紹介しました。その中で最後に、耐障害性もスケーラビリティにとって重要だーと述べました。 そこで今回は、kumofsはなぜ落ちないのか、なぜ耐障害性が高いと言えるのかーということについて紹介したいと思います。 分散システムはテストが難しいことに定評がありますが(たぶん^^;)、その中でも耐障害性の検証は最上級に困難な部類です。 耐障害性は実際のところ、アルゴリズムの設計以前に実装上のバグが大きく影響するので、設計上は耐障害性が高いと言っていても、実際に使ってみると良く止まるという話はありがちな話です。(個人で開発している場合など、開発リソースが小さい場合はなおさら) そのため耐障害性の高いシステムを実現するためには、実装しやすくバグが入り込みにくい設計も重要かなーと思います(もちろん、アルゴリズムも重要ですが)。 分散システムには複雑

    kumofsはなぜ落ちないか - Blog by Sadayuki Furuhashi
  • イベントログ収集ツール fluent リリース! - Blog by Sadayuki Furuhashi

    こんにちは。Treasure Data の古橋です^^; 先日の Treasure Data, Inc. 壮行会 で、イベントログ収集ツール fluent をリリースしました! Fluent event collector fluent は syslogd のようなツールで、イベントログの転送や集約をするためのコンパクトなツールです。 ただ syslogd とは異なり、ログメッセージに テキストではなく JSON オブジェクト を使います。また プラグインアーキテクチャ を採用しており、ログの入力元や出力先を簡単に追加できます。 Twitterでも話題沸騰中です:イベントログ収集ツール #fluent 周りの最近の話題 背景 「ログの解析」は、Webサービスの品質向上のために非常に重要です。Apacheのアクセスログだけに限らず、アプリケーションからユーザの性別や年齢などの詳しい情報を集め

    イベントログ収集ツール fluent リリース! - Blog by Sadayuki Furuhashi
    gologo13
    gologo13 2011/10/10
    ログデータマイニングのおいて重要な土台となるのか?既存の問題が正直良くわからへん。。。
  • Webサイトをgithubで管理してpush時に自動的に同期する方法 - Blog by Sadayuki Furuhashi

    Webサーバに Subversion のサーバを立てておき、HTMLCSS を commit することでWebサイトを更新する方法は、良く知られているテクニック、らしいですね*1。更新の履歴を残すことができるし、ましてチマチマとFTPやsftpでアップロードするよりずっと簡単です。 しかし SVN の代わりに git を使おうとすると、pushしてもリポートリポジトリではファイルを更新してくれません。 また、リポジトリはWebサーバ上に作るよりも、便利な管理インタフェースがある github(や噂のgitosis)に置いておきたいところです。 そこで、github の Post-Receive Hook を使うと、リポジトリに変更を push すると同時に、Webサーバにも同期させることができます*2。 Webサーバに同期する前に、Sphinxでドキュメントを整形したり、SassをC

    Webサイトをgithubで管理してpush時に自動的に同期する方法 - Blog by Sadayuki Furuhashi
    gologo13
    gologo13 2011/04/09
    超便利そう。
  • Introducing the MessagePack - Blog by Sadayuki Furuhashi

    高速なシリアライズライブラリ MessagePack の新しいWebサイトをオープンしました! The MessagePack Project Ruby Inside でも取り上げられたようです: MessagePack: Efficient, Cross Language Binary Object Serialization 昨今、効率を重視したシリアライズライブラリが数多く登場しています。特に、大量の処理を行う大規模な基盤システム向けに開発されていることが多いようです。 少し探してみるだけでも、次のような事例が見つかります: BERT(githubで採用:Introducing BERT and BERT-RPC) Thrift(Facebookが開発:Thrift: Scalable Cross-Language Services Implementation) Avro(Hado

    Introducing the MessagePack - Blog by Sadayuki Furuhashi
  • MessagePack-RPCのプロトコル仕様(ドラフト)と実装例 - Blog by Sadayuki Furuhashi

    以前に書いた MessagePack RPC プロトコル は少し古くなってしまったので、ここでまとめ直しておこうと思います。 MessagePack-RPCのプロトコルは、非同期型の呼び出しができる点(非同期プロトコル)が大きな特徴となっています。複数のサーバが相互に通信し合ったり、通信と計算をオーバーラップさせて高速化を図ったりするような、高度なネットワークアプリケーションを実装しやすくなります。 RPCライブラリと言うよりも、シンプルな非同期メッセージングライブラリと言えます。 ここではMessagePack-RPCのプロトコル仕様と、以上の特徴を活かせるような実装例も合わせて紹介します。 基仕様:MessagePack-RPC specification version 0.1 MessagePack-RPCのプロトコルは、メソッドの呼び出すRequestメッセージと、それに対する

    MessagePack-RPCのプロトコル仕様(ドラフト)と実装例 - Blog by Sadayuki Furuhashi
  • Protocol Buffersは遅い - Blog by Sadayuki Furuhashi

    Google の Protocol Buffers は、同技術と競合するバイナリシリアライズ形式である MessagePack と比べて、場合によっては 19倍 以上遅く、シリアライズ後のデータサイズは 7倍 以上になることがあります。平均的に見ると MessagePack の方が高速であり、高い性能が必要とされるなら Protocol Buffers より MessagePack を選択するべきです。 …とはいえどちらも非常に高速なので、実際にはそのAPIの違いで選んだ方が良い。Protocol Buffers と MessagePack は重視している点が異なり、使い勝手は大きく異なる。 Protocol Buffers とは何か Protocol BuffersはGoogleが開発したバイナリエンコード手法で、以下のような要素が提供されます: データフォーマットを記述するための言語(

    Protocol Buffersは遅い - Blog by Sadayuki Furuhashi
    gologo13
    gologo13 2011/03/19
    考察がかっこいい
  • Amazon EC2 で手元のホストとファイルを共有する - Blog by Sadayuki Furuhashi

    Amazon EC2 はVMを好きなタイミングで好きなだけ使うことができるので、複数のサーバを使う分散システムの検証環境として非常に使いやすい*1。費用を計算してみても、自宅でクラスタを動かすことを考えれば、十分安く上がりそうである。 しかし、VMを起動するたびに環境を設定したり、新しいテストを実行するたびにファイルを配ったりするのは面倒なので、ファイルを共有したくなる。 通信の遅延がかなり大きいので、EC2上でssh越しにファイルを編集するのも少々つらい。 そこで、手元のホストとホームディレクトリを共有する。さらに、一度転送したデータはキャッシュさせる。 共有ホームディレクトリ環境の管理方法と組み合わせれば、便利に使えるに違いない。 戦略 ファイル共有には NFSv4 over ssh を使う。NFSv4はポート番号を1つしか使わない(portmapperも要らない)ので、ssh越しで使

    Amazon EC2 で手元のホストとファイルを共有する - Blog by Sadayuki Furuhashi
  • 共有ホームディレクトリ環境の管理方法 - Blog by Sadayuki Furuhashi

    MacPorts や apt などのパッケージ管理システムでインストールできないアプリケーションやライブラリ、自分で書いたツールなどを、ホームディレクトリにインストールしたいことは良くある。 ホームディレクトリならroot権限が要らないし、rootを持っている場合でも思わぬ操作ミスや設定ミスのリスクを抑えられる利点がある。アンインストールもしやすい。gem や easy_install などのスクリプト言語の管理システムが、OS全体のパッケージ管理システムと競合してしまう問題も回避できる。 このようにホームディレクトリにアプリケーションをインストールするときに、複数のバージョンを同時にインストールしたいことがある。また、異種のOSやCPUアーキテクチャのマシンでホームディレクトリを共有したかったりする*1 *2。 以上のような要求があるときに、ホームディレクトリ環境をどうのように構築し、P

    共有ホームディレクトリ環境の管理方法 - Blog by Sadayuki Furuhashi
    gologo13
    gologo13 2011/02/11
    こういうTipsを待っていた.素晴らしい.
  • mplexでソースコードレベルメタプログラミング - Blog by Sadayuki Furuhashi

    Webアプリケーションを作るとき、HTMLを生成するテンプレートエンジンをよく使いますが、これはパラメータに応じて様々なコードを生成する自動生成ツールであると言えます。 mplexは、プログラムを生成するためのテンプレートエンジンです。 実は MessagePack-RPC for C++ の実装に使っています。似たような関数をたくさんオーバーロードするために活用しています。(そろそろ可変長templateを使いたいですねぇ) 昔はeRubyを使っていたのですが、HTML用のテンプレートエンジンはソースコードがあまりに読みにくくなるので自作しました。 mplexを使うと、普通のプログラムの中にRubyのコードを埋め込むことができます: // クラスを4つ生成 %4.times do |i| class Test[%i%] { public: %if i % 2 == 0 int even;

    mplexでソースコードレベルメタプログラミング - Blog by Sadayuki Furuhashi
  • kumofsはなぜスケールするか - Blog by Sadayuki Furuhashi

    先日、分散Key-valueストア kumofs を公開しました。 多く方から反響とフィードバックをいただいています。ありがとうございます。 今回は、kumofs はなぜスケールするのか、なぜスケールすると言えるのかーということについて紹介したいと思います。 ところでスケーラビリティとは何か? スケーラビリティとは、利用者や仕事の増大に適応できる能力・度合い とされています(端的!)*1 。Scalability を日語にすると、拡張性 と訳されるようです。 ただ一口でスケーラビリティと言っても、様々な側面があります。ITシステムでは主には処理性能と運用に関することを指す場合が多いと思いますが*2、その中にも様々な側面があります。 なぜスケーラビリティが必要か スケーラビリティは システムなどが持つべき望ましい特性 であって、高いに越したことはありません。しかし、高いスケーラビリティはタ

    kumofsはなぜスケールするか - Blog by Sadayuki Furuhashi
  • 開発環境としてのMac OS X Leopard - Blog by Sadayuki Furuhashi

    なかなかrootにならせてくれない、ハードウェアを選ばせてくれない、設定ファイルをviでいじらせてくれないなど、不自由なUNIX : Mac OS Xですが、それ故の自由が何物にも代え難い今日この頃。Leopardになってcron+pdumpfsの仕事まで持って行かれてしまいました。 前回のTiger版カスタマイズメモに引き続いて、Mac OS Xのカスタマイズを書いておこうと思います。 Terminal.app タブ機能が実装されたりssh-agentがKeychainと統合されたりと、Leopardで驚異的なアップデートが行われたターミナル周りですが、まだまだ改善できる余地があります。問題は以下の3点。 HomeキーとEndキーが使えない 色が見にくい ショートカットキーが使いにくい まずHomeキーやEndキーですが、これは環境設定で変更できます。Terminal.appの環境設定の

    開発環境としてのMac OS X Leopard - Blog by Sadayuki Furuhashi
    gologo13
    gologo13 2010/04/04
  • 1