先日ある学生が、NTTドコモがiPhoneを出すことが「確定」になったとツイッター上でつぶやいたために、一騒動が起きた。信頼性は低いとみられるが、それだけ注目度が高いということだろう。 電気通信事業者協会が今月4日に発表した携帯電話の契約数は、13年3月末現在の累計ではNTTドコモ、KDDI、ソフトバンクの順位は不動だった。だが、純増数では順序が逆となり、ソフトバンクがトップに。12年度の「累積純増数」でも同じ順だ。 MNP(番号持ち運び制度)による契約者の転出入で見ると、ドコモが約141万件のマイナスの一方、KDDIは約101万件、ソフトバンクは約41万件と共にプラス。ドコモは両社に顧客を奪い取られた形になった。 原因は、市場で人気の「iPhone」販売にドコモだけが参入していないため。これではユーザは寄り付かない。これについてNTT元役員は、「実はiPhoneの国内独占販売権はドコモが