英首都ロンドンにある国会議事堂に付属する大時計「ビッグベン」と国旗柄の傘を持つ歩行者(2016年6月25日撮影、資料写真)。(c)AFP/JUSTIN TALLIS 【6月29日 AFP】英国民投票で欧州連合(EU)からの離脱が決まって以降、同国では差別的な嫌がらせ行為が相次いでいる。首都ロンドン(London)にあるポーランド人コミュニティーセンターのドアには、いたずら書きの黄色いペンキの跡が生々しく、同センターのテナントらは、嫌がらせに対する恐怖心を吐露した。 ロンドン市内ハマースミス(Hammersmith)地区にあるポーランド社会文化協会(POSK)内でギャラリーを運営するヨアンナ・チェハノフスカ(Joanna Ciechanowska)さんはAFPに対し、「嫌悪感と恐怖心が入り交じった感情。1962年に同センター内に入居して以来、差別を受けたことはなかった」と語り、「とても心配。