廃プラスチックを燃えるゴミに分別する動きが広がっている。国の方針が「廃プラは埋め立てずに熱回収」と変更されたためで、東京23区は今年4月から順次、焼却処分に踏み切る。「分別してリサイクル」が「エコ」だったはずだが、燃やしちゃって大丈夫なの? 家事のなかでも、意外に手間がかかるのはゴミの分別。しかし、環境のためと納得し、面倒な作業も我慢して行っている人も少なくないだろう。自治体も分別には厳しく、なかには34種類にゴミを分けさせている自治体もある(囲み記事参照)。 そんななか、東京23区では、今年4月から順次、廃プラスチックを燃えるゴミに分別するようになる。新たに「燃えるゴミ」になるのは、例えばカップめんの容器やCD、ビデオテープ、発泡スチロール、ゴム製品など。ガラスや陶磁器、アルミホイルなどは不燃ゴミのままだ。 東京23区の方針に従い廃プラ焼却を進めている「東京二十三区清掃一部事務組合」は、