米軍新基地建設に向けて海底掘削調査が強行されている沖縄県名護市辺野古で海上保安庁が住民の抗議行動を過剰警備で妨害している問題で、同庁職員が住民の船に対し、威圧的な「指導」を繰り返していることが22日までに分かりました。 同日も海保ゴムボートの指揮を執る小型艇が、掘削を海上から監視する「平和丸」の針路を遮った上で、「どけ」「下がれ」などと「安全確保」を名目に高圧的な対応を繰り返しました。 この日は立ち入り禁止水域の範囲を示すフロートに近づいたカヌー隊2人が一時拘束されて強制排除。禁止水域外での航行制限や、住民船への幅寄せなど法的根拠のない妨害や、危険な行為も日常化しています。 一方、掘削地点脇の禁止水域内の浜辺では米軍関係者が海水浴を楽しむ場面も見られましたが、海保は「指導」せず。住民らは「私たちには『危険だ』といって近づけさせないのに、米兵は横で泳いでいいのか」と反発。宮城康博さん(54)
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