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2017年2月15日のブックマーク (18件)

  • H. TSUJI on Twitter: "世代間格差の最大の原因は、経済成長の鈍化で、これが財政赤字を拡大し、少子化を招いていることは事実だと思います。先進各国の一人あたりの成長率の推移を見ると成長の鈍化は明らかです。これは物理的にそうなっているのであって、経済政策で解決… https://t.co/UbeygUYAKM"

    gruza03
    gruza03 2017/02/15
    先進各国の一人あたりの成長率の推移を見ると成長の鈍化は明らかです。これは物理的にそうなっているのであって、経済政策で解決することは不可能でしょう。
  • アベノミクスは、どう進化する - 経済を良くするって、どうすれば

    今年になって、アデア・ターナー、クリストファー・シムズのお二人が登場し、日の経済政策は、需要管理の重視へ変わろうとしている。アベノミクスは、「機動的」な財政であって、「時々しか使わない」ことを意味し、実際、スタート時だけで、消費増税に限らず、緊縮を貫き、赤字を大幅に削減してきた。リフレ派に緊縮の意識は薄いかもしれないが、金融緩和が決定的と考え、財政当局のすることを甘く見ていたのだろう。今後は、両方見てもらいたい。それは景気回復の中でこそ重要になろう。 ……… 最も単純なリフレ策は、日銀の当座預金を大きくすれば、景気は良くなるというものだ。日銀が国債をひたすら買うことは容易にできるが、それが景気に結びつくかは別問題である。経済を活発化させるには、金融緩和を受け、市中銀行が融資を拡大する必要がある。その際、財政が緊縮で需要を抜き、名目成長率をゼロにしてしまうと、健全な融資の拡大は望めなくなる

    アベノミクスは、どう進化する - 経済を良くするって、どうすれば
    gruza03
    gruza03 2017/02/15
    リフレ策には、もう一つの意味がある。政府の利払いの削減だ。日銀が国債を保有すると、払った利子は日銀の納付金で戻って来るので、事実上、無利子になる。財政当局にとっては、おいしい話だ。/闇の権力大勝利
  • 中所得国の罠とガバナンス問題 - himaginary’s diary

    Tim Taylorが表題のエントリ(原題は「The Middle Income Trap and Governance Issues」)で、世銀の世界開発報告2017*1の一節を引用している(H/T Economist's View)。 Middle-income countries may face particular challenges because growth strategies that were successful while they were poor no longer suit their circumstances. For example, the reallocation of labor from agriculture to industry is a key driver of growth in low-income economies. Bu

    中所得国の罠とガバナンス問題 - himaginary’s diary
    gruza03
    gruza03 2017/02/15
    低所得国から中所得国に移行する過程で利益を得た人々は、自らの立場を脅かす変化を阻むのに十分な力を得ているであろうからである。
  • 期間データあれこれ - himaginary’s diary

    ミネソタ大応用経済学部准教授のMarc Bellemareがブログで、自分の共著論文を題材に、被説明変数が期間である場合の回帰分析について以下のように書いている(H/T Economist's View)。 The problem with duration data is that they do not look like the continuous outcome variable ranging from minus to plus infinity (ideally normally distributed) found in most introductory textbooks. In the unemployment spell example, we typically know when someone loses their job, and we know whe

    期間データあれこれ - himaginary’s diary
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    gruza03 2017/02/15
  • 専門家としての経済学者:王子か、使用人か、それとも市民か? - himaginary’s diary

    というINET論説をローマ・ラ・サピエンツァ大学経済学部教授Alessandro Roncaglia(アレッサンドロ・ロンカリア)*1が書いている(H/T Mostly Economics、原題は「The economist as an expert: a prince, a servant or a citizen?」)。 以下はその冒頭。 When, in November 2008, Britain’s Queen Elizabeth II asked at an LSE meeting why economists had not foreseen the world financial crisis, she implicitly considered them as servants to the political powers and the general public

    専門家としての経済学者:王子か、使用人か、それとも市民か? - himaginary’s diary
    gruza03
    gruza03 2017/02/15
    まとめると、唯一の「真の」経済科学は存在しない。そして、どちらかと言えば、危機においては、限界主義的=主流派的な手法よりは、古典派=ケインジアン的な手法の方が遥かに優れた結果を残した。
  • 金融ショックのクリーニング - himaginary’s diary

    を試みた論文の内容をBOEブログで著者(同行のSilvia Miranda-Agrippino)が紹介している(H/T Economist's View)。 Miranda-Agrippinoは、金融政策の公表による金利先物の価格変動を以下の3要素に分解している*1。 第一項のeは純粋なサプライズ要因、第二項と第三項は市場の経済予想と中銀の経済予想が違ったことに起因する要因である(Ωが経済予想、添え字のMが市場、CBが中銀を表す*2)。第二項の関数fは政策ルールに当該の経済予想を当てはめた場合の金利の変化幅、第三項の関数ζはそれに上乗せするプレミアム(満期まで保持する場合のリスクに対する補償)である。 この式によれば、サプライズが純粋なサプライズとして観測できるのは中銀の経済予想と市場の経済予想が一致している場合のみ、ということになるが、その前提についてはローマー=ローマー(2000)で疑

    金融ショックのクリーニング - himaginary’s diary
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    gruza03 2017/02/15
  • FRBエコノミストなんか嫌いだ - himaginary’s diary

    FRBは学者馬鹿に牛耳られている、と告発した下記のをダラス連銀の元職員が出版するということで、WSJが取り上げている(H/T Mostly Economics、cf. 著者のサイト)。 Fed Up: An Insider's Take on Why the Federal Reserve is Bad for America (English Edition) 作者: Danielle DiMartino Booth出版社/メーカー: Portfolio発売日: 2017/02/14メディア: Kindle版この商品を含むブログ (1件) を見る The Federal Reserve is dominated by academics who don’t know how finance and the economy really work, according to a form

    FRBエコノミストなんか嫌いだ - himaginary’s diary
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    gruza03 2017/02/15
    「この信用バブルが破裂した時に誰が対価を払うのだろうか? 貧困層と中間層であって、エリート層ではない。」
  • 錨を上げないで - himaginary’s diary

    ラインハート=ロゴフらが「Exchange Arrangements Entering the 21st Century: Which Anchor Will Hold?」というNBER論文を上げている。著者はEthan Ilzetzki(LSE)、Carmen M. Reinhart(ハーバード大)、Kenneth S. Rogoff(同)。 以下はその要旨。 This paper provides a comprehensive history of anchor or reference currencies, exchange rate arrangements, and a new measure of foreign exchange restrictions for 194 countries and territories over 1946-2016. We find t

    錨を上げないで - himaginary’s diary
    gruza03
    gruza03 2017/02/15
    2002年以降の外貨準備の蓄積が記録的な水準に達したことが、資本の移動性が大きく高まった環境下で多くの国が為替相場を安定させたいと願ったことと深く関連していることを我々は示す。
  • 世界の格差の動向 - himaginary’s diary

    ピケティ=サエズらが、AEAでプレゼンしたペーパーをNBER論文として上げている(AEA版)。論文のタイトルは「Global Inequality Dynamics: New Findings from WID.world」で、著者はFacundo Alvaredo(パリ経済学校)、Lucas Chancel(同)、Thomas Piketty(同)、Emmanuel Saez(UCバークレー)、Gabriel Zucman(同)。 以下はその要旨。 This paper presents new findings on global inequality dynamics from the World Wealth and Income Database (WID.world), with particular emphasis on the contrast between the t

    世界の格差の動向 - himaginary’s diary
    gruza03
    gruza03 2017/02/15
    上位層の所得と資産の比率の増加は近年においてほぼすべての国で見られた。しかし増加の大きさは国によってかなりばらつきがあり、国独自の政策や制度が大きく影響することを示している。
  • [紹介]男女の理想の相手の年齢 - Think outside the box

    理想のセックス相手の年齢についての調査の記事です。多くの日人の感覚にも合致するであろう内容となっています。 sciencenordic.com 「自分は年下にモテる」と自信を持ったまま30代になってしまう女への警鐘です。 He found that young men have a tendency to be aroused by women who were older than themselves. An 18-year-old is often attracted to older women. And as he grows older, he will be more interested in younger women. But not exclusively. He well also be interested in women his own age or old

    [紹介]男女の理想の相手の年齢 - Think outside the box
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    gruza03 2017/02/15
    年を取ることは残酷ですね。
  • 上野千鶴子の「平和に衰退」への否認と怒り(と受容) - Think outside the box

    上野千鶴子の「みんな平等に、緩やかに貧しくなっていけばいい*1」が批判されているようですが、批判者は 泣いてもわめいても子どもは増えません。 一億人維持とか、国内総生産(GDP)六百兆円とかの妄想は捨てて、現実に向き合う。 という現実に向き合えず、未だ「死の受容のプロセス」の否認か怒りの段階にあるようです。*2 死ぬ瞬間 - Wikipedia 国立社会保障・人口問題研究所の人口推計(出生中位・死亡中位)をグラフにすると、日の人口が塩をかけられたナメクジのように縮んでいくことが分かります。 20~64歳人口は2015年から2045年の30年間で約30%減少します(年率-1.1%)。生産性と労働参加率を高めてもGDPは微増がやっとで、成長を実感することは困難と言わざるを得ません。「女の社会進出」が少子化要因であることにも留意する必要があります。 なので、上野の どう犠牲者を出さずに軟着陸す

    上野千鶴子の「平和に衰退」への否認と怒り(と受容) - Think outside the box
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    gruza03 2017/02/15
    上野の言動は、フェミニズムが「自分の好き勝手を正当化する/社会がどうなっても関知しない」百害あって一利なしの有毒思想であることを証明しています。
  • 「平和に衰退する日本」はフェミニストが望んだ世界そのもの - Think outside the box

    勝ち組・上野千鶴子(68歳)が「平等に貧しくなろう」と言っています(もちろん「自分は除く」でしょう)。*1 きょうは「建国記念の日」。朝刊オピニオン面「考える広場」で「国のかたち」について考えてみました。論者はラッパーのダースレイダーさん、社会学者の上野千鶴子さん、小西美術工藝社社長のデービッド・アトキンソンさんの3人です。(中) — 東京新聞文化部 (@tokyobunkabu) 2017年2月10日 上野千鶴子さんと、デービッド・アトキンソンさんがともに注目するのは、人口の減少です。人口が増える前提で設計されている社会を今後、どうしていくか。上野さんは、平和に衰退する=平等に貧しくなる社会のモデルになるべきだと語ります。(中) — 東京新聞文化部 (@tokyobunkabu) 2017年2月10日 日人は多文化共生に耐えられないでしょう。 だとしたら、日は人口減少と衰退を引き受け

    「平和に衰退する日本」はフェミニストが望んだ世界そのもの - Think outside the box
    gruza03
    gruza03 2017/02/15
    自分たちの理想(男女共同参画、大量の移民受け入れ、etc.)によって自国民が不幸になっても何の道徳的責任も感じたりしない点でも、左派/リベラル/フェミニストとネオリベラルは同じです
  • [グラフ]アベノミクスは非・日本第一 - Think outside the box

    再興を目指す(はずの)アベノミクス始動から4年が経過しました。 2012年から2016年にかけて顕著に増加した経済指標をピックアップします。 対外直接投資は2.0倍に(2012年比4.7倍)。 外国人労働者数は1.6倍に(同4.8倍)。 訪日外国人は2.9倍に(同4.6倍)。 旅行収支は黒字化しています。*1 これらは、2003年頃からの景気拡大期に進んだグローバル化がアベノミクスによって加速していることを示しています。企業が海外シフト≒国内の空洞化を進め、その空洞を外国人によって埋めるという構図です(日人は蚊帳の外)。*2 安倍総理大臣は2月1日の衆議院予算委員会で 日の自動車関連企業は米国において150万人の雇用を作っているわけでございますし、日投資によって直接生まれている雇用だけで85万人あるわけでございます。そうしたこと等も含めまして、これからいかに日は米国に雇用を生

    [グラフ]アベノミクスは非・日本第一 - Think outside the box
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    gruza03 2017/02/15
    1990年代末からの構造改革とは、製造業の海外シフト&公共投資半減で国内所得を減らすことでした。これのどこが「日本を取り戻す」なのか理解不能です。その結果が「男性不況」。
  • 「職業別・年収別の未婚率」と女の上方婚志向 - Think outside the box

    舞田の解釈は例によって出鱈目ですが、データは参考になるので取り上げます。 president.jp 医師は性差が大きくなっています。男性が6.1%なのに対し、女性は28.7%です。高収入ということがあるでしょうが、超激務ゆえに家事・育児との両立が困難なためと思われます(女性)。 女が大黒柱になって夫に家事・育児を任せれば済む話です。それをやらないのは、女に「自分未満の男とは結婚しない」上方婚志向があるためです。 男性は、年収が高い職業ほど未婚率が低い。 女性は、年収が高い職業ほど未婚率が高い。 建前は別として、結婚の統計からは旧来のジェンダー観が未だに根強いことが見えてくる。口先の意見ではなく、人間が実際にどう動いているかの統計は、当に正直です。 "I agree with the second part"ですが、「旧来のジェンダー観」は社会的に作られたものではなく「人間の性の反映」で

    「職業別・年収別の未婚率」と女の上方婚志向 - Think outside the box
    gruza03
    gruza03 2017/02/15
    リベラルは「個々人が上を目指せばより良い社会が実現する」と考える傾向がありますが、実際は合成の誤謬によって社会は崩壊に向かうのです
  • 高齢化の影響を除外すれば、日本も成長している

    ネット界隈には今の失業率でも景気が悪いといい続けている人々は相当数いて、最近はその根拠として日だけ一人あたりでも成長していないような事を言っている。確かにGDP成長率どころか、一人あたりGDP成長率でもぱっとしない数字が出てきているのだが、どちらも少子高齢化の影響を受けている事に気づいていないようだ。かつて白川日銀総裁(当時)が指摘していた事の請け売りだが*1、生産年齢人口一人あたりのGDPで見ると、少なくとも現在の日経済は悪くは無い。 かつて白川氏が示したグラフだと、恣意的に期間を切り取っているように思われるらしいので、期間を長くしてバブル崩壊直後の1994年から2013年までの(古めかしいカテゴリーではあるが)先進七カ国のGDP水準の推移を、1994年を100と正規化して見てみよう。 他国に追いついているので、日だけ成長していないと言うことは無く、1998年以降の金融危機の影響か

    高齢化の影響を除外すれば、日本も成長している
    gruza03
    gruza03 2017/02/15
    また、リフレ派の皆様は、デフレ不況で「失われた20年」が生じたと主張しているわけだが、過去の統計でデフレーションとマイナス成長が同時に生じたのは1998年と1999年に限られる事がわかる。
  • B/Sが肥大した日銀に可能なインフレの抑え方

    インフレ目標達成まで消費増税先送りと言うシムズ式脱デフレ策に対して、財政政策の拡大によってインフレ加速的な経路に乗ってしまうのでは無いかと危惧が出ている*1。シムズ案ではインフレになったら増税が待っていて、理論的にも経験的にも増税は有効なインフレ抑制策であることから考えると、少し神経質かなと言う気もするが、税制変更には時間がかかるので、一般的な金融政策が麻痺している現状に不安があるのも確かだ。日銀が出来る手を考えてみたい。 1. 量的緩和で麻痺する金融政策 一般的な金融政策が麻痺している事を、まず確認しておきたい。何が一般的なのかが問題になるが、短期金融市場が発達した経済では、政策金利の上げ下げによって通貨供給量をコントロールし、インフレ抑制に努める事になる。インフレになったら日銀が金利を上げれよいと思うかも知れないが、その時点で量的緩和がされていたら、中央銀行は厄介な状況に立たされる。独

    B/Sが肥大した日銀に可能なインフレの抑え方
    gruza03
    gruza03 2017/02/15
    中央銀行の債券オペ能力に限界があることが知れ渡ると、貨幣の流通速度が上がりインフレ加速が進んでしまうかも知れない。
  • 日本・ドイツ・イタリア・スペイン・韓国などの激しい人口減少: なぜか?

    ブログでも、ずっと前に合計特殊出生率(fertility)、つまり平均して一人の女性が一生の間に出生する子供の数が2またはそれに近い水準を維持している地域・国(アメリカ合衆国、イギリス、フランス、スカンジナビア諸国、ロシアなど)と、それよりもかなり低く、例えば1.3またはそれに近い地域・国(ドイツ、イタリア、スペイン、東欧諸国、日韓国など)に分化していることを、紹介した。 もちろん、次のことは多くの人が知っていることであるが、歴史的に見ると、近現代にほとんどの地域・国で人口転換が生じたか、または生じつつあり、それによって多産多死から多産少死を経て少産少死にいたる転換が生じ、この過程でいったん人口が急激に増加する時期を経て安定する時期に至る。 しかし、この人口転換を経た地域や国で、合計特殊出生率が2を維持していれば、長期にわたって人口は維持されるが、もし1.3~1.5の水準が今後とも長

    gruza03
    gruza03 2017/02/15
    ケインズが次ぎように述べたとき、かれは正しかったといわなければならない。「早晩、良くも悪しくも、危険になるのは、既得権益ではなく、思想である」、と。
  • マルクスの時代の経済とマルクス経済学、ケインズの時代とケインズ経済学、現代は?

    マルクスは、「ルイ・ボナパルトのブリュメール18日」の中で、歴史について次のように語っている。 人間は、自分で自分の歴史をつくる。しかし、自由自在に、自分で勝手に選んだ状況 のもとで歴史をつるくのではなく、直接にありあわせる、与えられた、過去から受け継 いだ状況のもとでつくるのである。 私も、まさにその通りと思う。人が生きている状況は、自分が選んだものではなく、好むと好まざるとにかかわらず、所与の前提として与えられている。このことは、人をとりまく思想的。精神的状況についても同様である。そこで、マルクスは、次のように続ける。 あらゆる死んだ世代の伝統が、生きている人間の頭のうえに悪夢のようにのしかかっ てくる。そこで、人間は自分自身と事物とを変革する仕事、これまでにまだなかったも のをつくりだす仕事にたずさわっているように見えるちょうどそのときに、まさにそう いう革命的危機の時代に、気づわし

    gruza03
    gruza03 2017/02/15
    フラットな租税制度への回帰、ふたたび利潤シェアーの上昇/賃金シェアーの拡大、富と所得の不平等、失業率の上昇/職・雇用の劣悪化、金融資産バブルと金融崩壊、いくつかの国における重商主義の復活などである。