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2009年12月25日のブックマーク (3件)

  • 若い世代はキレるべき – 愛の日記

    雇用規制は、けっこう面倒な問題だと思っています。僕には経済学者のようにちゃんとデータで分析する能力もないので、感覚だけで適当なグラフを書いてみます。きっとすでにえらい人が実際の分析やっていると思いますので価値がないかもしれませんし、実際の線がこんな単純な形なわけもないので正しくも厳密でもない事は前提です。経済理論上正しい事をいう事がこの文章の目的ではありません。 下記は、社会人経験が増えるにしたがって、実力と年収が増えるという当然の感覚を「解雇規制がない状態」と「ある状態」にわけてグラフ化したものです。 まず、At Will Employment (雇用規制がない状態で、双方が即座に契約解除できる) の状態。 景気が普通の時は、実力=平均年収。雇用規制がないというのは、労働市場が公平で流動的であるということです。もちろん、実力さえあれば仕事が守られるということにはならないので、安定はできま

  • 日本のイノベーションの課題 – 愛の日記

    先日、今年最後のクレイトン・クリステンセン先生の授業に出たあとに、クリステンセン先生と日のイノベーションについて話をした。 その時先生は、オフィスの引き出しをあけて資料を取り出し、コピーして渡してくれた。 「Yo、これを読みなさい。私の古い論文だけど、構造上のほとんどはまだ当てはっているから」と言って。The Great Disruptionという記事で、確かに2001年ということで古い記事ではあるが、日の輝かしい破壊的イノベーションが、今では破壊される側になってしまった事についてまとめられている。 確かに、日アメリカおよびヨーロッパのビジネスモデルをことごとく破壊した。アメリカは窮地に立たされたが、その後破壊的イノベーションを継続的に生み出し続けるベンチャー育成のシステムを作り上げることに成功した。中心を担ったのがベンチャーキャピタルであり、ベンチャーキャピタルはリスクを取った投

  • ユーロの「死に至る病」 : Market Hack

    Why Why Why? 11月27日にドバイ・ワールドが債務履行猶予の要請をして以来、ギリシャの債務問題などソブリン・リスクに対する投資家の関心が突然、高まりました。 もちろん、中欧・東欧問題や所謂、PIIGSの問題は以前から指摘されてきたわけですが、ここへきてその緊迫度は高まっています。 なぜなのでしょうか? ■   ■   ■ まずドバイとギリシャの類似性について書きます。 ドバイはひとつの首長国ではありますが、同時に他のUAE(アラブ首長国連合)のメンバーのひとりという、アメリカで例えれば「州」のような存在でもあります。 すると「ドバイ政府」と言った場合、州を指すのか、UAEを指すのかがクリアーでない場合が多いのです。 一方、ギリシャはEUのメンバーです。もちろんギリシャはれっきとしたひとつの国家ですが、そのソブリン(国家)負債に関して「だれが面倒を見るのか?」という問題は一定の曖

    ユーロの「死に至る病」 : Market Hack
    guerrillaichigo
    guerrillaichigo 2009/12/25
    ユーロが誕生したときから運命付けられた、構造的な問題であり、寄せ集めの、便宜的な通貨である以上、どれだけECBの綱領で明快にその目的を謳ったところでカンタンに解決する問題ではありません。