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ブックマーク / wofwof.blog60.fc2.com (7)

  • Japan as No. 1. That is a problem! - Willyの脳内日記

    2010年第二四半期のGDPは遂に中国が日を抜いて世界2位になったそうだ。 YSJournal さんのブログ記事でも紹介されたように、このニュースをウォール・ストリート・ ジャーナルは Japan as Number Three として取り上げた。 「世界3位じゃダメなんですか?」と蓮舫なら言うかも知れないが、 むろん、2位でも、3位でも、4位でも、大した問題ではない。 むしろ、グローバリゼーションが進む中で人口が日の10倍以上も いる中国のGDPが日より小さいかったことの方が不自然なのだ。 それでは日のもっとも深刻な問題は何なのであろうか? 私は、むしろ日がいろいろな分野でNo.1になってしまっている ことが問題であると思う。 1.高齢化世界一 先進国はどの国も今後、社会保障の維持が問題になっている。 これは二十世紀に各国政府による問題の先送りという側面が 大きいが、少子高齢化

    guerrillaichigo
    guerrillaichigo 2010/08/20
    1930年以降に生まれたほとんどの日本人には一生懸命汗を流せば豊かになれるという価値観が染み付いている。しかし、今後の日本に求められるのは、多くの社会問題を世界の先頭に立って解決できる創造力だろう。
  • 日本の将来像が見えにくい一つの理由 - Willyの脳内日記

    城繫幸さんがブログで 「最悪期まであと2年! 次なる大恐慌」 というを紹介している。 私はこのを読んでいないので についてコメントすることはできないのだが 城氏によると内容は、 「生産年齢人口の割合が高くなっていく間(人口ボーナス期)に 工業化が進むと経済は急速に発展し、割合が減少に転じると 長期的な低迷に入るというもの」 らしい。 この意見は伝統的な生産関数によるアプローチで 一般的に考えれば妥当なものだろう。 しかし私は、こうした予測は現在の日の状況には 当てはまらないのではないかと思う。 日経済が20年にわたって低迷しているのは 新規産業が育っていないという構造的な問題に加え、 マクロ経済政策が適切でないこと、 すなわち財政悪化とゼロ金利を理由に 需給ギャップとデフレを放置していることが 一つの大きな理由だろう。 つまり、需要側が経済成長を阻害する大きな原因になっている。

  • 日本とアメリカ、どちらが凄いか - 統計学+ε: 米国留学・研究生活 

    もし、「日アメリカ、どちらが凄いか」と聞かれたとしたら、 はっきり言って答えようがない。 日アメリカを比べるということは、 両方とも「国」だから比較可能だろう というのが前提になっていると思うのだが、 日アメリカでは 「国」に込められる意味が全然違うと思う。 日が誇るものというのは、 日庭園であったり、浮世絵であったり、 自動車であったり、ニンテンドーであったりする。 要するに、日人が誇りに思っているのは、 民族と、それが生み出す文化、そして その文化が生み出した製品やサービス なのだろうと思う。 一方で、アメリカというのは、 基的に出来たばっかりの国で そんなたいそうな文化はないし、 国民の大半は怠惰で不健康で冴えない上に まとまりがない人たちだ。 しかし、頭の良い人が思いついたことを どんどん事業化できるような仕組みとか 優秀な移民を受け入れる仕組みとか、 どんどん

    guerrillaichigo
    guerrillaichigo 2010/01/23
    日本という「国」は「文化」であり「民族」である。 アメリカという「国」は「システム」である。
  • イールド・カーブからイールド・サーフェスへ - 統計学+ε: 米国留学・研究生活 

    このところ、キャリア関連のポストばっかりだったので、今日は、 経済関係の記事を敢えて理系の視点から書いてみたい。 日国内では、リフレ派の勝間さんという人が菅直人さんに直談判したことが きっかけでリフレ派と反リフレ派の論争が起こっているようだ。 リフレ派には当然ながら手段が必要となるので、 ゼロ金利実施後の金融政策というのが一つの焦点となってくるが どうも、論点がきちんと整理されているとは言い難い。 私が一番頭が悪いと思う説明は「お金を刷る」というものだ。 これは百歩譲っても単なる比喩であって、何も説明していない。 そもそも現在主な先進国の中央銀行は現金の流通量をコントロールしていない。 もう少し分かりやすい例えを使うなら、そんなことが簡単にできるならば、 二千円札を普及させることも簡単だっただろう。 「金融緩和の方法は?」という問に対して「お金を刷る」という答えは、 「次の値を求めよ:1

  • 米国企業は何故、博士を採用できるのか? - Willyの脳内日記

    企業は米国企業等に比べて博士の採用に非常に消極的である。 Rionさんがやっている「経済学101」にその話題が出ていたので、 日米の違いを考えてみる。 よく挙げられるのは、以下の2点だ。 - シグナリング効果の違い - 終身雇用制と企業内教育 シグナリング効果の違いとは、簡単に言えば、アメリカでは学部に 入学するのは優しいが、大学院を卒業する事は相対的に難しいので、 博士号がポジティブ・シグナルになるということだ。 終身雇用と企業内教育とは、日の大企業は終身雇用制に基づいて 企業内で人材を育成して研究・開発を行っているため、博士をあまり 積極的に採用する必要がないということである。逆に言えば、 大学は企業に人材を供給するという責務がなかったので、理論偏重の 人材育成に偏りがちであるという面もあるだろう。 しかし、日米の違いはこうした制度的な違いだけではない。 米国企業には圧倒的な人材

  • デトロイト)金融危機以来初めて地価が上昇 - Willyの脳内日記

    2009年8月分のS&P Case-Shiller 指数が発表され、 季節調整済み計数で見たデトロイト都市圏の地価は 2006年2月以来、3年半ぶりに上昇に転じた。 3年半の間にデトロイト都市圏の地価は45% 下落していたが、8月は前月比で1.0%上昇した。 地価に関して、私のような素人は情報弱者であり、 プロの投資家が気でリアルタイムの情報を集めれば 一般人より1~2ヶ月近く先のデータを収集することができる。 このS&P Case-Shiller指数は、公表が遅いが それでも、私のような一般人にとっては 最も信頼性の高い情報の一つである。 T市の住宅情報を Zillow 等のサイトでチェックしているのだが、 7月後半以降、極端に安いフォークロージャー(銀行差し押さえ物件)が 急速に減少しているという感触を持っていたので 今回の公表値は概ね実感と合うものだ。 ビッグ3をはじめとする製造業

    guerrillaichigo
    guerrillaichigo 2009/10/30
    [米国[マクロ]資産価格が下落から上昇に転じた
  • 理系の学生の進路 - Willyの脳内日記

    私は、数学科を出て金融機関に就職した後、 何年かして、海外の大学院の博士課程に進んで進路を変更した。 米国では、大学と企業、アカデミックとビジネスの垣根が 低いので、こうした進路変更はしやすい。 大学准教授から、金融業界やIT業界に転職するという ケースでさえ大して珍しくない。 日は、社会の仕組みとしては大学と企業の垣根が高いと思うが、 人々の意識の垣根も高いように思う。 10年ほど前の話だが、日の週刊誌か何かに 「理工系の学生が金融機関に進むことをどう思うか」 という質問を二人の識者にぶつけた記事が載った。 回答者の一人は早稲田大理工学部の学長で、 「バブルの頃は理工の卒業生が 大量に金融機関に進んで このままでは日はダメになると思った。 不景気になって金融機関に行く人が減ってよかった。」 という意見。 もう一人は、東京工業大の学長で、 「バブルの頃はうちの卒業生が 大量に金融機関

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