イビチャ・オシム監督が日本代表を率いていたとき 期待された選手がいた 監督は「ボールと遊ぶ」と批判しながらも選び続けた 中村俊輔が活躍するセルティックに移籍もした だがそこで待っていたのは厳しすぎる競争 帰国を決意したが移籍先には葛藤する さらにケガが相次ぎ出場機会が減少 チームを渡り歩くことになった だが水野晃樹は明るさを失っていない いろいろなサッカーに自分を適合させながら 元気にボールを蹴っている 水野のプレーにはサッカーの楽しさが詰まっている セルティックではチーム内の競争に勝てなかった 僕のサッカー人生では、どの時期が辛かったとかないですね。辛くなかったんじゃなくて、ずっとそれぞれのときに何か辛い……辛いって言うか、悩み苦しんでることが続いてて。たとえばセルティックに行ったときも試合になかなか絡めず、結局2年半いて公式戦11試合だけで終わって。 で、日本に帰ってきたら前十字靱帯の