ガンバ大阪宮本恒靖監督(43)が最長で3年の契約延長で続投することが1日、分かった。就任3年目の今季は天皇杯に出場できる現在の2位を死守すれば、同監督にとって初タイトル獲得の可能性も残る。MF山本ら若手の育成でも結果を出しており、クラブは宮本体制の長期継続を決めた。 関係者によると、G大阪は今季で契約が満了する宮本監督に2年の契約延長を提示したが、さらにプラス1年で計3年の契約になる可能性があるという。今後2年間でのタイトル獲得などに応じて、3年目に突入できる付帯条項を設けるなど細部を詰めていく。通算6年間の指揮を執れば、G大阪では10年間の西野監督に次ぐ長期政権になる。 宮本監督はG大阪下部組織出身の生え抜きの元スター選手で、日本代表DFとして主将も務めるなど2度のW杯に出場。かねて本人が代表監督を目標に掲げたように、22年W杯カタール大会を終えれば森保監督の後任候補になる可能性はある。