2020年の東京オリンピック・パラリンピックに向け、政府がサマータイムの導入を検討し始めたと報じられている。 今年は記録的な猛暑が続いているが、今回の一件はオリンピック・イヤーに屋外競技者やその観戦者などが熱中症などにかからないようにと、東京オリンピック組織委員会が求めていると言われている。 現時点で伝わっているのは、時限立法により2019~2020年の6~8月に時計時刻を2時間繰り上げるサマータイムとのことだが、恒久化も視野に入れているという。 既にこの件を巡っては賛否両論が繰り広げられている。従来からこの導入に積極的だった省庁の1つが環境省だ。環境省は省エネ効果を中心に数々のメリットがあることを謳っている。その中には「健康の増進」という言葉も踊る。 しかし、医学的見地からは必ずしも良い効果ばかりではないことが、海外の研究結果から報告されている。 高緯度地域のローカル制度だった そもそも