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+また読みたいに関するh_nakのブックマーク (21)

  • ガザ戦争でアメリカは信用を失い、EUは弱体化、漁夫の利を得るのは「意外なあの国々」

    ハマスによる越境攻撃への報復として、イスラエル南部の境界付近からガザ地区を砲撃するイスラエル兵(11月6日) AP/AFLO <失われたアメリカの情報・判断力への信頼、民主主義国連合の亀裂。居直った中国ロシアがグローバルサウスを取り込み、世界の多極化を狙う> 今回のガザ戦争、その余波はどこまで広がるのだろう? 私見だが、悪しき地政学的展開が起きても、たいていは逆の好ましい力が働いて均衡を取り戻し、世界地図で見れば点のような場所で起きた出来事の余波が遠くまで広がることはない。危機や戦争が起きても、たいていは頭を冷やしたほうが勝つから、その影響は限定される。 だが例外はあり、今回のガザ戦争はそうした不幸な例外の1つかもしれない。 もちろん、第3次大戦の瀬戸際だと言うつもりはない。これが中東全域を巻き込む紛争に拡大するとも思っていない。 その可能性は排除できないものの、今のところ、レバノンのイ

    ガザ戦争でアメリカは信用を失い、EUは弱体化、漁夫の利を得るのは「意外なあの国々」
    h_nak
    h_nak 2023/11/17
    ガザ戦争がウクライナ戦争や欧米-中露関係やグローバルサウスの動向に与える影響。米の目が中東に向くことでアジアで中国が動きやすくなるなど。
  • リベラリズムの終わり? | 地政学を英国で学んだ

    今日の横浜北部は、久々に曇って夕方には冷たい雨になりました。 さて、今回も以前紹介した記事の要約です。ちょっと長いのですが、その内容はかなり考えさせてくれるものです。 なぜアメリカではトランプが選出され、欧州では反EUの機運がここまで高まってきているのか、その原因をリベラル派の無理な考え方にあると分析した記事です。 === リベラリズムの終わり? by ダミール・マルージック 2017年11月1日 「べつに私はトランプ支持者というわけではないんですよ。ただ、あなたが擁護しようとしている土台そのものすべてを、あなた自身がぶち壊しにしているんですよ」 このようなこじれた感情のおかげで、私は過去10ヶ月間において私よりもはるかに執拗にトランプ大統領に反対している人々と、無数の議論を行うはめになった。 私はワシントンDCに住んでいる。この地域に住む人々は、先の大統領選で90.9%という圧倒的な割合

    リベラリズムの終わり? | 地政学を英国で学んだ
    h_nak
    h_nak 2018/01/09
    "国家を超越したEU()は、人類がめざすべき唯一の道義的目標となった" "欧州大陸の政治からナショナリズムというものを消滅させようとして必死に働いた"
  • コラム:日本の金融政策改革は世界をリードできるか=カレツキー氏

    12月19日、日では、経済と企業の環境は相変わらず暗いが、政治と金融政策がにわかにエキサイティングになってきた。写真は18日、都内での記者会見に臨む自民党の安倍晋三総裁(2012年 ロイター/Toru Hanai

    コラム:日本の金融政策改革は世界をリードできるか=カレツキー氏
  • ひとつの自分ですべての関わりの人に対するということ【ブログ編】 | Rucca*Lusikka

    これは・・・すごいタイムリーでした。 の中の「分人」とは、個人をもっと分けた、関わる相手ごとに変わる自分(その人に見せる姿)のことをいいます。 一人の人間は、複数の分人のネットワークであり、そこには「当の自分」という中心はいない。 個人を整数の1とするなら、分人は、分数だとまずはイメージしてもらいたい。 私という人間は、対人関係ごとの幾つかの分人によって構成されている。そして、その人らしさ(個性)というものは、その複数の分人の構成比率によって決定される。 分人の構成比率が変われば、当然、個性も変わる。個性とは、決して唯一不変のものではない。そして、他者の存在なしには決して生じないものである。 さらに 「3年B組金八先生」のような学園もののドラマでは、主役になる「いい先生」は、生徒一人一人に対して柔軟に分人化する。 グレた生徒とは、その生徒と最もうまくコミュニケーションが取れる分人になる

    ひとつの自分ですべての関わりの人に対するということ【ブログ編】 | Rucca*Lusikka
  • 「常識」の死 ― ロンドンからの訃報

    先週、ロンドンから「常識」の死を伝える悲しい知らせが届いた。友人から送られたロンドンタイムスに載った追悼文には、この様に書いてあった。 「私達の朋友であった『常識』が, 今日この世を去った。永年に亘りお付き合いして来た『常識』だが、無責任なお役所が誕生証明を紛失してしまった為に、その享年すら判らない。 惜しまれながら鬼籍に入った『常識』は : 早起きは3文の得 人生は何時も公平とは限らないが それも、自分が至らぬ所為かも知れない 等の、数多くの人生訓を残してくれたが、これらの教訓が今後も多くの人の胸に生き続ける事を願いたい。 『常識』は、稼ぎ以上には遣わない健全な生活態度や、物事を子供任せにせず、大人が責任を持つ事の大切さも教えて呉れた。 善意から出発したにしても、余りにも一方的な規制が世の中に蔓延し出した頃から、『常識』の健康は衰え始めた。 6歳の少年がクラスメ-トにキスをするセクハラを

    「常識」の死 ― ロンドンからの訃報
  • / WSJ日本版 - jp.WSJ.com - Wsj.com

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  • 「和解」を困難にする「謝罪外交」は見直す時期ではないのか?

    どうして中国韓国の世論は、日に対して領土ナショナリズムによる攻勢をかけてくるのでしょうか? それは、中国側から見た日韓国から見た日というのは他の二国間関係とは異なり、第2次世界大戦の終結以降も、正常な関係が持てていないからです。 正常でないというのは、日が常に謝罪要求の対象だということです。これは、二国間関係としては異常です。では、どうして日と周辺国との間には、こうした異常な関係が続いているのでしょうか? まず、中国韓国は、日の「国体=国のかたち」が戦前戦後を通じて一貫していると考えています。戦前の国体が「護持される」ということが、戦争終結の条件として連合国に認められた以上、国体の一貫性は明白であり、したがって現在の日の国体は過去の責任を継承しており、すなわち謝罪の主体となるという考え方です。 これに対して、日の世論の半分は同調していると言っていいでしょう。「日国は

  • 仕組みと要因を分析すれば「ビギナーズラック」は誰でも再現できる | ライフハッカー・ジャパン

    デスク配線がスッキリ。Ankerの全部入り12 in 1モニタースタンドが突然8,250円OFFされてた #Amazonセール

    仕組みと要因を分析すれば「ビギナーズラック」は誰でも再現できる | ライフハッカー・ジャパン
  • タイガーマスク騒動に見る薄気味の悪い善意

    1956年生まれ。テレビディレクター、映画監督、作家。ドキュメンタリー映画『A』『A2』で大きな評価を受ける。著書に『東京番外地』など多数。 森達也 リアル共同幻想論 テレビディレクター、映画監督、作家として活躍中の森達也氏による社会派コラム。社会問題から時事テーマまで、独自の視点で鋭く斬る! バックナンバー一覧 この原稿が掲載される頃にはもう誰も話題にしていないことはほぼ確実だけど、タイガーマスク騒動について思うことを、今のうちに書いておきたい。 2010年の12月25日、「伊達直人」を名乗る人物から群馬県中央児童相談所へ、ランドセル10個が送られた。これが騒動のきっかけだ。 そもそもはこれが大手メディアで報道されるようなニュースバリューを持つことかどうか、まずはそこから考えなければいけない。他の日だったらニュースになどならなかったはずだ。だって全国レベルで考えれば、篤志家からの寄付など

    タイガーマスク騒動に見る薄気味の悪い善意
  • ごめんなさい。原子力安全神話は僕たちが形成した

    1956年生まれ。テレビディレクター、映画監督、作家。ドキュメンタリー映画『A』『A2』で大きな評価を受ける。著書に『東京番外地』など多数。 森達也 リアル共同幻想論 テレビディレクター、映画監督、作家として活躍中の森達也氏による社会派コラム。社会問題から時事テーマまで、独自の視点で鋭く斬る! バックナンバー一覧 今の学生は素直すぎる。 とても危機的なほどに 授業が終わると同時に、耳にイヤフォンを差し込んだまま、学生の一人が近づいてきた。 「質問だけどいいでしょうか」 「もちろん質問はいいけれど……」 僕は言った。 「どうして授業中に質問しないのかな」 「だって誰も質問しなかったので」 「誰かが質問するまではできないということ?」 「場の空気がありますから」 あっさりと言われて、僕はため息をつく。 「でもその『場の空気』は、あなたたちが作っているんだよ」 「それはそうですが、最初の一人はま

    ごめんなさい。原子力安全神話は僕たちが形成した
  • けしからん

    「全ては『けしからんけしからん』ってやつだ。 キミ、決してよそさまに向かって『けしからん』なんて言うひとにだけはなってくれるなよ。それだけはこのじじいと約束してくださいな。 他人に向かってあれこれ言う前に自らを律して生きてくれればいいさ。ひとさまに迷惑かけなきゃまぁそれでいい」 あの人の言葉は今も深く身に残り...時折耳の奥から蘇ってくる。 笑顔で残された言葉が、今の世の中を思うと少しも笑えない。 逝ってしまった後の今の日を見て。あの人はどう思うのだろうか... 冒頭の言葉は実際には言われた言葉の一部で。 来は下記のような言葉でした。 「世の中はさ。然るべき人が然るべきことをやって...んでまぁみんなきちんきちんとしてりゃ早々問題なんか起きないんだよ。 戦争だってなんだって争いごとはまぁ少なくなるんさ。なくなんないかもしれねぇけど。少なくはなるな。 けどさ。 然るべきことをしもしねぇ、

    けしからん
  • スーパークールビズは革命なんだな:日経ビジネスオンライン

    「スーパークールビズ」について、私の周辺にいる同世代の男たちは、異口同音に反対の意を表明している。 「くだらねえ」 「ポロシャツとか、何の罰ゲームだよ」 意外だ。 就業経験の乏しい私には、どうしてポロシャツが罰ゲームなのか、そこのところの機微がよくわからない。 「どうしてダメなんだ?」 彼らは説明する。 「あり得ないんだよ。単純な話」 「ポロシャツで会社行くくらいなら、いっそフーテンの寅で行く方がまだマシだってことだよ」 「でも、お前だって普段着からネクタイってわけじゃないだろ?」 「だからさ。たとえば、お前がどこかの編集者と打ち合わせをするとして、パジャマで出てこいって言われたら、その通りにするか? しないだろ?」 「……話が違わないか?」 「いや、違わない。オフィスでポロシャツを着るってことは、自由業者の生活経験に換算すれば、パジャマでスターバックスに行くぐらいに、赤面なミッションだと

    スーパークールビズは革命なんだな:日経ビジネスオンライン
  • 「社会」を「ソーシャル」に変えたスマホという機械:日経ビジネスオンライン

    スマートフォンを買おうと思っている。 これまでは、「どうせひきこもりなんだから」という理由で手を出していなかった。 実際、あれは、電話というよりは、移動仕様の簡易PCに近い。それゆえ、自宅にこもっていることの多い私の暮らしぶりからして不要なブツだった。 逆に考えれば、スマホは、ソーシャル(社会的)なツールだということになる。 従来型の携帯電話(以下「ガラケー」と略称します)は、通話なりメールなりという個別の関係を仲介してはいても、その持ち主を「社会」に接続する機能は持っていない。だから、コミュニケーションツールではあっても、ソーシャルなネットワークとは無縁だ。 が、スマホは、あれは、電話ではない。通信端末だ。その意味で、スマホの画面に指先を這わせている人間は、通話先の人間というよりは、もっと漠然とした「ネット社会」につながっている。ということはつまり、スマホというあの小さな窓は、外出中ない

    「社会」を「ソーシャル」に変えたスマホという機械:日経ビジネスオンライン
  • 暇つぶしという重要な問題 - 『暇と退屈の倫理学』

    人生とは何か、という問いに対する答はいろいろあるだろうが、私の答は中学生のころパスカルの『パンセ』を読んだときから同じだ。それは気晴らし(divertissement)である。これは適切な訳語がないが、「人生に意味がないという事実を忘れるために常に何かをして気をまぎらわせること」といった意味である。 パスカルは、兎狩りに行く人を例にとってこれを説明している。狩りは兎を手に入れる手段としては不合理だが、人々の目的は兎をとることではなく、狩りに夢中になって気晴らし(暇つぶし)をすることなのだ。これをパスカルは自己欺瞞と考え、神の中に意味を見出そうとしたが、その著書『キリスト教弁証論』は未完に終わり、断章だけが残された。 それ以来、退屈や暇つぶしについての考察は、西洋哲学の重要なテーマである。ニーチェは退屈をニヒリズムと呼び、それを克服する「超人」を構想した。他方、マルクスは「必然の国」の彼方に

    暇つぶしという重要な問題 - 『暇と退屈の倫理学』
    h_nak
    h_nak 2012/02/27
    人生とは何か→"気晴らしである。「人生に意味がないという事実を忘れるために常に何かをして気をまぎらわせること」"『パンセ』ブレーズ・パスカル
  • こんな日本に誰がした(1)― 日本の新国技「おもらいさん」

    共産党の機関紙「しんぶん赤旗」は、橋下大阪市長が1月27日の記者会見で「3年連続定員割れの府立高校の統廃合で、経済的に困難な家庭の子どもが遠距離通学になっても、通学定期代くらいバイトして稼げばいい。授業料までただにしてるのだから、通学代が出せないから地元に高校を残さないといけないなんて、そんな理屈は通らない」と述べた事を取り上げ: 「通学代、バイトで稼げと暴言!」 と言う大きな見出しを掲げ橋下市長を非難した。 これが「働かざる者はうべからず」の原則を掲げ「労働能力あるすべての市民の義務であり名誉である」と労働の義務を憲法で定めていたソ連を、世界の共産党の中で最後まで支持して来た日共産党の機関紙の主張だと言う事に、隔世の感を禁じ得なかった。 日国憲法第27条でも「すべて国民は、勤労の権利を有し、義務を負ふ」と労働の義務を定めている。第3項で「児童は、これを酷使してはならない」と言う規定

    こんな日本に誰がした(1)― 日本の新国技「おもらいさん」
  • 中学生でもわかる原子爆弾と原子力発電所の作り方 : 金融日記

    原子爆弾や原子力発電所の仕組みって、実は中学生ぐらいの知識で理解できる。僕は原子力というのは、人類が生み出した最もすばらしいイノベーションのひとつだと思ってる。そこで、今日は簡単に原子爆弾や原子力発電所の原理を勉強しよう。 まず世の中のものは全て原子からできている。「すいへーりーべぼくのふね」とか周期表を勉強したね。あれだよ。また原子というのは真ん中の陽子とその周りを回る電子でできている。陽子は+の電荷を持っていて、電子は−の電荷を持っていて、電子的に中性でないと安定しないから、陽子の数と電子の数は常に一致する。原子の性質のほとんどは陽子の周りにどういうふうに電子がただよっているかで決まるので、陽子の数を「原子番号」にしてそれぞれの原子に名前がついてる。陽子が1個だと水素、2個だとヘリウム、・・・6個だと炭素、・・・14個だとCPUとかメモリーを作るシリコン、といった具合。ググるときれいな

    中学生でもわかる原子爆弾と原子力発電所の作り方 : 金融日記
  • カフェインは結局どんな効果があるのか。専門書の著者に聞いてみた | ライフハッカー・ジャパン

    これだけ身近な存在なのに、実のところ、その効果や正体がなかなかつかめない「カフェイン」。ライフハッカーでもカフェインについて、様々な角度から採り上げてきましたが、「注意力向上には効果がない」という説もあれば、「脳に効くらしい」とか「運動パフォーマンスが上がる」という実験結果も...。どうやら単純なものではなく、ヒトによって、もっといえば、同じヒトでもそのときのコンディションによって、様々な作用をもたらすもののようです。 さて、カフェインに関する書は数あれど、『Buzz: The Science and Lore of Alcohol and Caffeine』は、224ページという手ごろなボリュームで、科学的な見地から、カフェインについてまとめられている良書。そこで、この著者である、Stephen R. Braun氏に米Lifehacker編集部がメール取材を敢行し、カフェインについて、い

    カフェインは結局どんな効果があるのか。専門書の著者に聞いてみた | ライフハッカー・ジャパン
  • 科学的に偽りであることが証明された体に関する10の迷信 | ライフハッカー・ジャパン

    頭を剃ると髪が濃くなる!! 薄明かりでを読むと目が悪くなる! クラゲに刺された時はオシッコをかければいい! これらはすべて迷信です。 私たちの体はいわばミステリーです、その秘密を解き明かしたいと思うあまり、たくさんの誤った情報がまことしやかに囁かれてきました。そのような迷信の中には、未だに多くの人が真実だと思い込んでいるものも多いです。そこで今回は、世の中にはびこる体に関する迷信を、健全な疑いと科学的な目をもって一つ一つ検証していきます。 頭を剃ると髪が濃くなる 人気コメディドラマ『Seinfeld』の中でも、「剃ると2倍濃くなるぞ」と周りに警告されながら、ジェリーが胸毛を剃ることを決意するというエピソードがありました。ドラマ中ではいざ知らず、現実の世界では全くのガセネタです。もし剃って髪の毛が濃くなるなら、髪が薄くなったのを気にしている人はみんな頭を剃るはずです。子どもの健康の研究者R

    科学的に偽りであることが証明された体に関する10の迷信 | ライフハッカー・ジャパン
  • 今日も東京で起きているケータイの悲劇と喜劇

    今週のコラムニスト:マイケル・プロンコ 〔1月25日号掲載〕 先日、学生たちとの飲み会で、参加者の1人が悲痛な告白を始めた。盛り上がっていた宴は静まり返り、みんなの目に涙が浮かんだ。 もう全部なくなっちゃったの、と女子学生は言った。人生最悪の体験を語る彼女の言葉に、周りは震えながら耳を傾けた。彼女は携帯電話を落としたのだ! 強い衝撃を受けた携帯は修理不能となり、長年ためていたメールやアドレスやボーイフレンドの写真は二度と戻らない。彼女は涙を拭い、みんな心からの同情を寄せた。これぞ東京では日常的な悲劇──「携帯落下」の悲劇である。 東京人にとって携帯の話題は、天気と同じくらいありきたりだ。誰もが何かしら言いたがる。携帯はお金と同じくらい東京の生活に欠かせない。だから携帯を落とした人がいると、周りは子供が目の前で転んだときのように心配する。 誰かの手から携帯が滑り落ち、くるくると宙を舞い、舗道

    今日も東京で起きているケータイの悲劇と喜劇
  • 消えゆくパブとパブ文化を救え

    東京に住んでいたとき、銭湯がつぶれてしまったのを見ると、とても悲しかった。銭湯は驚くべき速さで数を減らしていった。 銭湯はそれぞれに個性を持っていると、僕は思っていた。単に堂々たる建物だとか、リラックス空間だとかいうだけではない。銭湯は人々が出会い、交流し、会話する場所だった。 最近になって知ったのが「境界域」という概念だ。境界域とは、普段の社会的な交流における限界のラインが、いくぶん拡大する場所のこと。銭湯がまさにこれに当たる。いつもなら目を合わせようともしない人々が、言葉を交わし始め、時には知り合いにさえなる(ひょっとして裸でいるせいなのかもしれないが)。 だから、僕のお気に入りの「2002年版銭湯マップ」を持って銭湯めぐりに出掛けたのに、銭湯があったはずの場所がぽっかり空き地になっていたり、味気ない新築マンションになっていたりすると当にがっかりしたものだ。 ■銭湯とパブは絶滅危惧種