Image credit: NASA 米航空宇宙局(NASA)とロシア連邦宇宙局は11月26日、2015年春から始まる国際宇宙ステーション(ISS)の1年間滞在クルー2名を選出したことを発表した。 選出されたのはNASAのスコット・ケリー(Scott Kelly)宇宙飛行士とロシアのミハイル・コルニエンコ(Mikhail Kornienko)宇宙飛行士。2名ともベテランの飛行士で、2015年春からISSで1年間の長期滞在を行う。 無重力状態や宇宙放射線による被曝の影響を考え、これまでのISSの長期滞在期間は半年間だった。今回の1年間滞在について、NASAとロシアは長期間での宇宙環境における人体への影響を理解すると共に、将来に計画されている火星や小惑星への有人ミッションのリスク管理に役に立つとしている。 また、今回の長期滞在の結果を踏まえた上で、NASAとロシアは今後、全ての宇宙飛行士の滞在
【2012年11月27日 ESA】 イタリアの地下洞窟で行われていた宇宙飛行士らの訓練で、新種のワラジムシが発見された。 訓練コーディネイターのJo de WaeleさんとNASAの宇宙飛行士Mike Finckeさんが洞窟の池に餌を設置している様子。クリックで拡大(提供:ESA--V. Crobu) 今回発見された新種のワラジムシ。身長はわずか8mm(提供:ESA--M. Fincke) 国際宇宙ステーション(ISS)参加国の宇宙飛行士の訓練のひとつとして、地下洞窟で数日間過ごす「CAVES」(人間の行動とスキルを訓練評価する共同探検)がある。多国籍のクルーが極限環境の中で、気象学、測量学、地質学、地下生物分類学などの調査を実施するというものだ。 2012年のCAVESは、日本人宇宙飛行士の野口聡一さんらも参加してイタリアのサルディーニャ島で9月に実施された。生物調査の対象となったのは小
赤道上空約3万6000キロにある人工衛星からの電波を受信する巨大なパラボラアンテナ群を有する日本最大の衛星通信施設が山口県にあります。今回はその「KDDI 山口衛星通信センター」と「パラボラ館」に取材に行くことができたので、普段はほとんど見ることが出来ない通信設備の裏側を含め、隅々まで写真に納めてきました。 KDDI山口衛星通信センター http://ja.wikipedia.org/wiki/i/KDDI山口衛星通信センター KDDI パラボラ館 | KDDI株式会社 http://www.kddi.com/parabola/ 最寄りの新幹線駅は新山口。 こんな感じのワゴンタクシーで1時間ほどかけて走った場所に「KDDI山口衛星通信センター」があります。 山がちな田舎の道を進んだ先に、突如、巨大なアンテナを発見。 KDDIが撮影した以下の資料を見ると、山間の小さな町の中に巨大なパラボラア
【2012年11月26日 ESA】 欧州のマイクロ波天文衛星「プランク」が、互いに1000万光年離れた2つの銀河団をつなぐ高温ガスの橋の姿をとらえた。 銀河団Abell 401(上)とAbell 399(下)をつなぐ高温ガスの橋。可視光画像に、SZ効果の可視化データ(オレンジ色)を重ねている。クリックで拡大(提供:Sunyaev-Zel'dovich effect: ESA Planck Collaboration; optical image: STScI Digitized Sky Survey) 「銀河団と銀河団の間の空間にひそむ物質は今まではっきり見ることができませんでした。しかし『プランク』はその秘密を解くヒントを与えてくれます」(NASAジェット推進研究所のJames Bartlettさん)。 マイクロ波天文衛星「プランク」の主要な目的は、宇宙マイクロ波背景放射、つまり、宇宙最
11月23日より、六本木ヒルズの森アーツセンターギャラリーで「スター・クルーズ・プラネタリウム」が開催中だ。MEGASTAR(メガスター)の開発者として知られる大平貴之さんが総合プロデュースを手掛ける、ちょっと変わった体験型プラネタリウムだ。 星空を知りつくしたプラネタリウムクリエイターの大平さん。彼がプロデュースした今回のイベントは、単なるプラネタリウムにとどまらない。既存のプラネタリウムのようにショーの時間を区切って見る形式ではなく、ウォークスルー型で参加者が自分のペースで見られるようになっているのだ。 新作では「宇宙旅行」がテーマ。小倉信也さんデザインの「スタークルーザー」に乗り、宇宙を旅するという趣向だ。 さらば地球よ、目指すは土星 会場は4つのエリアに分けられており、「土星ステーションへの旅」「新3D SKY WALK」「未知なる地球への帰還」「MEGASTAR」を体験できる。参
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