以前「高いビルの屋上に一人で居るとラノベの主人公みたいなことを考える」という名フレーズを聞いてたことがあって、あーラノベって基本的にはクラスの真ん中に居ないひとたちのための小説ってことなのかねと思ったりしたが(まあそもそもクラスの真ん中は小説を読む場所ではないという話もあるだろうが)、もうちょっと噛み砕くと「テリトリーを意識しなくてよい(窓際や屋上のような)開放感の中で、テリトリー意識がむしろ希薄になってゆく過程にある乾いた一体感と疎外感」みたいな読者側に漠然とある素養に同期してゆくのがラノベの基本ルールってことなのかなという特に根拠とかはない考えが浮かんだということだが、別アングルから考えると、高負荷なポジションでがんばってるひとがラノベの主人公みたいな台詞を言いはじめたり、ラノベの主人公みたいな考え方に基づく行動を取りはじめたら、そろそろリソース不足になってきててヤバいという信号と理解