7月より発令されていた緊急事態宣言も9月30日の期限で解除され、10月下旬の現在、街に賑わいが戻りつつある。 ワクチンの接種も国民の半数以上が2回目を完了。3回目の接種については、厚生労働省の専門家などが集まった分科会で検討されている最中だ。そんな中、いわゆる陰謀論をSNS上などで広めている人々も多数存在する。そして、その根拠のない情報を信じてしまい、ワクチン接種を拒む人が大勢いるのは事実だ。 「最初は『私がなんとかしなくちゃ!』と思って、いろいろと話をしたのですが、私の声は全く届かなかったです。私の言うことは全てバカにした態度で聞いて、反論してきてウンザリしています」 と話すのは、都心から離れた地方に住む横山智子さん(仮名・40代)。彼女の現在の夫(40代)もSNSやYouTubeに横行している陰謀論を信じてワクチン接種を受けていない。横山さんはそんな夫に連れ添うことに疑問を感じ、今、“