転覆事故を受けて会見に臨む「ヘリ基地反対協議会」の幹部ら=3月16日夜、沖縄県名護市(大竹直樹撮影)沖縄県名護市の辺野古沖で平和学習中の同志社国際高(京都府)の生徒を乗せた小型船2隻が転覆し、生徒らが犠牲となった事故の取材を続けている。言い知れぬ怒りを抑え、努めて冷静に報じてきたつもりだが、あえて、言わせていただく。事故は「人災」と言っても過言ではない、と。 「抗議船というくくりで安全性に問題があるということではなく、抗議にも使われている船であるということ。安全性を確認した上で、本来その目的に合わせて使用されている船であると認識している」 3月27日に行われた玉城デニー知事の定例会見。米軍普天間飛行場の辺野古移設に反対する団体が抗議船に高校生を乗せていたことの是非を筆者が問うと、玉城知事はこう答えた。抗議船だから危険というわけではないとの見解なのだろうが、これに反論したい。 事故当日の3月

