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ペトロニウスさんが〈戯言シリーズ〉の面白さがわからないと言っているので、少し解説してみる。 もっともぼくが『クビキリサイクル』や『クビシメロマンチスト』、『クビツリハイスクール』を読んだのは既に数年前のこと。記憶があいまいな点も多々あるので、うっかりいいかげんなことを書いてしまうかもしれないが、そのときはツッコミよろ。 さて、『クビキリサイクル』に始まる〈戯言シリーズ〉は、いまに至るも西尾維新の代表作である。 正直、『化物語』が楽しめて〈戯言シリーズ〉が全然おもしろくないというのはよくわからないのだけれど、あれですかね、あの青臭く殺伐とした空気を受け付けないのでしょうかね。それとも、ミステリ仕立てになっているせいでしょうか。 該当記事のコメント欄でid:genesisさんが詳しく解説している通り、西尾は初めミステリ作家として登場し、周囲もかれをそう遇した。 しかし、当時流行っていたエロゲ系
荒木飛呂彦『スティール・ボール・ラン』がクライマックスを迎え、いよいよ白熱して来ている。 莫大な賞金が賭けられた大陸横断レース〈スティール・ボール・ラン〉の裏にかくされた陰謀も明らかとなり、さいごの決戦の時は間近。はたしてジョニィを、ジャイロを待つ運命とは? 『ジョジョの奇妙な冒険』第一巻から数えると既刊一○○巻近くなるわけだが、荒木の漫画力は一向に衰える気配を見せない。むしろ、連載媒体が月刊誌に移行して以来、絶好調を維持している。 その緊迫感、その意外性は、歴代『ジョジョ』のなかでもベストではないだろうか。天才だね。そうぼくは思うのだが、過去の『ジョジョ』と比べ、SBRを評価しないひともいるようだ。つい先日も、そういう意見を聴いた。 なるほど、その言い分もわからないではない。たしかに純粋なバトル漫画としては、第二部、第三部辺りのほうがおもしろいだろう。 何といっても、ここら辺のバトルはわ
今までレイプ・エロゲをやる女性が理解できず、怒りを抑えるのに必死でしたが この文章を読んでやっと理解ができました。 (中略) つまり彼女たちもまた傷ついているのであって、ただのレイプ擁護者ではないのではないでしょうか? レイプに怯える心を落ち着かせるために必死に「レイプは悪くないんだ」「自分はレイプエロゲを楽しめるほど強いんだ」と自らにいいきかせているのではないでしょうか? 男社会で生きていくための適応と嘲笑だと考えると納得がいきます。 これを理解してしまうと彼女たちへの怒りはにぶります。 彼女たちは女性差別の主体ではなく犠牲者なのです。 「なぜ女がレイプエロゲをするのか」 それはないのでわ? ぼくは男だから、女性がどういう意識で「レイプ・エロゲ」をプレイするものなのかはわからない。 しかし、そういう女性たちがその種のエロゲをプレイしながら、「レイプは悪くないんだ」と念じているとはとても思
コミケ歴は10年程度。いつも一般参加者としての参加だ。 絵描きやサークルにはとても詳しくなれた。壁サークルの絵なら、たとえ興味無いジャンルであっても一瞥するだけでサークル名ぐらいは出てくる。 でも最近猛烈に空しくなる。「おっかけ」やってること自体に後ろめたいことはない。だけど、学業や仕事を多少なりともおろそかにしてまで作品を輩出している彼らに対して、敬意を示す方法ってお金を支払ったり賞賛の声を投げかけるだけなのかと最近思う。 コミケは現金の受け渡しが必ず発生するから今まで話がぼやけていたけど、ニコニコ動画とpixivに出会ってからは考えが変わった。 ツリー状に派生作品がどんどん生まれていく光景(篠笛の"みなぎる○○"のシリーズとか)を見ていると特にそうだ。いつまでも俺も視聴者のままじゃいけないような罪悪感が付きまとうのだ。散々楽しませてもらったんだから、次は俺の番じゃないのかと。いつまでも
って、こういうタイトルで文章を書いたりすると、最近のライトノベルを読んでいる人々に怒られそうなんだけど、それでも一言言いたいので(つーか、二言にも三言にもなりそう)、言わせてもらう。 まあ単刀直入に言うと「絵師、ヘタじゃない?」ってこと。文章とかそういうのは流行り廃りがあるだろうから、老年になった自分がいちいち難癖つけるのは間違ってると思うから、ライトノベルの内容については触れない。そもそも、ライトノベルってのが最近は多様化してきて、その定義を語るだけでもかなりの分量になってしまう。そういう面倒なことは避けたいので絵師だけの話をする。 繰り返すけど、ライトノベルの表紙を飾ってる絵師の絵のレベルが総じて低くなっているように感じているのは自分だけなんでしょうか。まず、基本的なデッサンがなってないというか、これを本当に流通させていいのか、ってレベルのイラストがある。そして、何と行っても没個性化が
以前から漠然と思っていたことなんだけれど、最近、週刊誌や隔週誌でそのペース以外で連載される作品が増えていますね。 すぐに思いつくかぎりでも、「週刊モーニング」の〈天才柳沢教授の生活〉は月一連載。同じく「モーニング」の〈バガボンド〉は単行本一巻ぶん溜まるまで連載しそのあと休載というペース。 その〈バガボンド〉の井上が「ヤングジャンプ」で描いている〈リアル〉は不定期連載。また、山田風太郎&せがまわまきの〈Y十M〉は「ヤングマガジン」で3週連載して1週休むペース。 あと、手塚治虫&浦沢直樹の〈PLUTO〉は隔週誌の「ビッグコミックオリジナル」で月一連載。琴義弓介の〈ナエガユル〉は「ヤングキング」で月一連載しているみたいですね。 それから、いまは毎号掲載されていますが、村上もとか〈仁〉も最近まで不定期連載でした。 そして、荒木飛呂彦の〈スティール・ボール・ラン〉が「ウルトラジャンプ」に移籍するまで
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