かつては男性の牙城(がじょう)だった指揮の世界に、本格的に女性の参入が進んでいる。9月には若手指揮者の登竜門として知られる仏ブザンソン国際指揮者コンクールで、青森出身の沖澤のどかさん(32)が優勝し…
かつては男性の牙城(がじょう)だった指揮の世界に、本格的に女性の参入が進んでいる。9月には若手指揮者の登竜門として知られる仏ブザンソン国際指揮者コンクールで、青森出身の沖澤のどかさん(32)が優勝し…
【見つかりました】14年前に、仙台駅でクレイマーさんを助けてくれたJR社員 「自分だと思う」とコメント
日本やアメリカの天文台などがハワイ島の山頂で計画を進めている世界最大の望遠鏡の建設について、地元の先住民らが反対を強める中、ハワイ州のイゲ知事は、建設計画を事実上先送りする考えを表明しました。 この計画について地元の先住民らは、「神聖な場所だ」として反対を強め、抗議デモの参加者が警察に身柄を拘束される事態となったことから、ハワイ州のイゲ知事は先月17日、安全に建設を進めるためだとして緊急事態宣言を出していました。 しかし先住民らの反対が続く中、イゲ知事は、建設を計画している大学などから計画を2年間延期したいという話があったことを受けて、緊急事態宣言を取り下げたと発表し、建設計画を事実上先送りする考えを表明しました。 その理由についてイゲ知事は、「望遠鏡の建設は急を要していない」としています。 ただイゲ知事は、「計画が平和裏に進むよう関与していく。安全上の理由から建設現場には警察官を引き続き
古代エジプトの王、ツタンカーメンの像の1つが、イギリスでオークションにかけられ、日本円で6億円余りで落札されました。ただ、エジプト政府が像が違法に持ち出された疑いがあるとして強く抗議していて、保護の在り方などをめぐって議論となっています。 オークション会社「クリスティーズ」が先月、イギリスのロンドンで競売にかけると発表したところ、エジプト政府が、石像はエジプト南部のルクソールから違法に持ち出された疑いがあるとして中止を求めました。 しかし、クリスティーズは「この像の存在は以前から広く知られており、展示もされてきた」などとして4日、オークションの実施に踏み切り、石像は結局、日本円にして6億4000万円余りで落札されたということです。落札者について、詳しいことは明らかになっていません。 古代エジプトの文化財をめぐっては、エジプト政府の抗議にもかかわらず、これまでもたびたび、オークションに出品さ
「自分の体は毒されている」。そう思い、母は娘に母乳を一切与えなかったー。知人からこの小説を紹介された時、その衝撃的な内容に強い興味をひかれました。バルト3国の1つ、ラトビアを舞台にしたこの作品、同国の小説としては初めて、日本語版も出版されることが決まりました。一体どんな小説で、なぜ今、人気なのか。現地を訪ねると、日本とも近い“あの国”との複雑な関係が浮かび上がってきました。(国際部記者 青木緑) 舞台は、ラトビアがソビエト政権下にあった1960年代から80年代。ラトビア人の母と娘を主人公に、当時の市民の日常が描かれています。 都会の病院で医師として活躍していた母親。 しかし政権に批判的だと指摘され、地方の小さな診療所に“左遷”されてしまいます。 才能を生かすことも、自由に思いを表現することも、制限されるソビエトの社会では、希望が持てないー。 精神的に不安定になっていった母親は、子どもを産む
息子がイギリスの公立小学校1年生に入ってしばらくたった頃のことです。 学校から戻ると、息子がさびしそうな顔で、 「ママ、明日からお弁当はサンドイッチにして。」 と頼んできました。 その頃わたしは、娘(小学校6年生)と息子のお弁当には日本で作っていたようなお弁当と、たまにサンドイッチやパスタのお弁当を作っていました。 その日はしょうゆ味のおかずの入った日本らしいお弁当でした。 息子に理由を訊ねてみると、お昼にお弁当を食べていたら、近くにいたイギリス人の女の子に「くさい」と言われたから、ということでした。 イギリスで生まれ育った5〜6歳の子どもたちにとって、外国の食べ物は馴染みがないのも当たり前だな、そういう感想を言う子もいるのか、と思いながら息子の説明を聞き、「たいへんだったね。その子は日本の食べ物を知らなかったんだね。」となぐさめました。 その翌日はサンドイッチを作ってあげて、朝の登校時(
宇宙の成り立ちの謎に迫る「国際リニアコライダー」と呼ばれる建設費が7000億円を超す巨大な実験施設の日本への誘致について、科学者を代表する日本学術会議の委員会は科学的な成果が巨額の経費負担に見合うとは認識できないとして「誘致を支持するには至らない」とする見解案をまとめました。最終的には、政府が誘致の是非を判断しますが学術会議の見解は、今後の議論に影響を与えることになります。 日本やヨーロッパなどの科学者が参加する国際プロジェクトで建設する計画で、東北地方の北上山地が候補地になっています。 しかし、測定器を含めた建設費だけで7000億円を超える費用が必要で、誘致した国の負担の割合が多くなる見通しになることから、文部科学省が科学者を代表する日本学術会議に見解を求めていました。 これについて、学術会議の委員会は、科学的な成果が巨額の経費負担に見合うとは認識できないうえ、国際的な経費分担の見通しも
12月6日は、フィンランドの独立記念日だ。今年は独立100周年だった去年ほど大げさな祝いはなかったが、毎年大統領公邸で舞踏会が開かれ、その舞踏会のテレビ放送が毎年一年のテレビ番組の中で最高の視聴率を収める。大統領夫婦が次々とやってくるお客と握手するシーンが永遠まで続く割ともつまらない番組であるが、フィンランド人の多くにとってお菓子やおつまみを食べながら招待された政治家やスポーツ選手、外交官やアーティストなどの服装と踊りを評価するのが独立記念日の最も大事な伝統であり、去年そのためのアプリさえできた。どうも家族だけに自分の意見を教えるのがつまらなくて、教育大臣のドレスをどう思ったのかをどうしても全国民にシェアしたい人が結構いるらしい。 独立宣言が採択された1917年にロシア政府もフィンランドの独立を承認したが、第二次世界大戦中フィンランドはソ連に攻撃され、独立記念日にその戦争に関する記念行事も
昨日、バルコニーへクリスマスライトを付けた。9月に入居したこの部屋にはまだカーペットもカーテンもないのに、日がどんどん短くなっている中、このクリスマスライトはどうしても必要な気がした。 私は今年の8月、1年間程住んでいたアルゼンチンからフィンランドへ帰ってきた。アルゼンチンはインフレが酷く、そもそも低かった給料で生活するのは難しくなっていたし、当時の彼氏との同居もお互いに息苦しくなっていたので、帰りの飛行機に乗った時は肩の荷が下りた気分だった。フィンランドへ着いたらまだ暖かい夏の日々が続き、ヘルシンキの公園はサイダーやビールを飲みながら友達と喋る人で溢れていた。私は仕事も何もなかったが、楽になったと感じた。 どこかを去ると、だいたいそうだ。慣れた町と人々と別れるのは悲しいものだが、同時にその日常、そのルーチンから自由になるのだ。そういう意味で引っ越しはいわば人生をリセットする方法だ。私は今
明日(2017年12月6日)は、フィンランドの「独立記念日」。100年前の1917年のこの日、「ロシア革命」後の混乱の最中にソ連から「独立宣言」が行われた。1日早いが、このコラムでフィンランド独立100周年の前祝いとさせていただきたい。 12月6日の「独立記念日」にはフィンランドを代表する作曲家シベリウスの交響詩「フィンランディア」が演奏される。ロシアの圧制下からの独立を目指していたフィンランド人を鼓舞するために作曲されたこの曲は、聞いていると腹の底から元気が出る名曲だ。 ちなみに、12月6日はキリスト教の聖者である「聖ニコラウス祭」でもある。4世紀の小アジア(現在のトルコの一部)の教父ニコラウスが、民間伝承のなかでサンタクロースに変化したとされる。奇しくも12月6日が独立記念日であるのは、サンタクロースの故郷とされるフィンランドにはふさわしいかもしれない。個人的な話で恐縮だが、12月6日
BUSINESS INSIDER JAPANより転載:フィンランド社会保険庁事務所(Kela)が2年間のベーシックインカム(以下BI)試験導入を開始して、4カ月が経過した。BIは、生存しているだけで現金を受給できる富の再分配システム。対象となった2000人の受給者の中には、既にストレスの軽減を報告している人たちもいる。 「受給者が毎月受け取る600ドル(約6万8000円)は金額的に多くないかもしれないが、人々の不安を和らげるには十分な額です」 Kelaの法定給付庁の代表マルユッカ・トゥルネン(Marjukka Turunen)氏は、米メディアKera Newsに語る。 「過去にこう語った女性がいました。『電話が鳴ると、いつも怖い思いをしました。職業安定所が仕事を紹介しようとかけてきたのではないかと』」 トゥルネン氏によると、この女性は両親の介護のため働くことができなかったという。 BIは現
(CNN) 激しい反政権デモが続く南米ベネズエラで、デモ隊と治安部隊が衝突するさなか、一心にバイオリンを弾く若い男性の映像が9日までに公開され、話題を呼んでいる。 男性は20年前半とみられるが、名前は不明。国旗が描かれたヘルメットを着けて路上に立ち、ベネズエラ国歌を演奏している。 周囲ではデモ隊が治安部隊に向かって火炎瓶を投げつけている。男性を保護するように盾を掲げた参加者の姿もある。 同国の独立系メディア「エフェクトコクヨ」の映像ジャーナリスト、イバン・エルネスト・レイジェス氏がこの場面を撮影し、ツイッターに投稿した。 レイジェス氏は最初にバイオリンの音色を耳にした時、スピーカーからの音だと思ったが、「振り返るとこの青年がいた」という。群衆のなかでいったん見失ったものの、約30分後にまた見つけた。 「爆弾や催涙ガスが飛び交ってデモが弾圧されるなか、かれはバイオリンを弾き続けた」と、同氏は
北アフリカのモロッコで開かれている、地球温暖化対策の国連の会議COP22の会場で、二酸化炭素を吸収する森林をどう守るかについて議論が行われ、日本の衛星で森林の違法な伐採を監視する新しいシステムに、各国の注目が集まりました。 6日目を迎えたCOP22の会場で、この森林の保全について議論が行われ、日本の研究チームが開発した森林の違法な伐採を監視する新しいシステムに各国の注目が集まりました。 システムでは、JAXA=宇宙航空研究開発機構の地球観測衛星、だいち2号が撮影した画像をもとに、以前と比べて森林の面積が減り違法な伐採が行われた可能性のある地域を割り出します。 このデータを地図上に落とし込んでインターネットで配信し、伐採が広がらないよう早期の取り締まりにつなげてもらおうとしています。 研究チームによりますと、現在は3か月前に撮影された画像と比較していますが、今後は1か月半前のものと比較できる
1997年、日本人で初めて船外活動をした宇宙飛行士の土井隆雄さん。「宇宙は私たちを呼んでいる」という名言が印象的な、素晴らしいミッションだった。2008年の二度目の宇宙飛行後、2009年から国連宇宙部へ。そして2016年4月からは京都大学特定教授として世界初の「有人宇宙学」を作ろうと走り出している。宇宙から国連、そして京都へ。京都大学宇宙総合学研究ユニットのオフィスに土井さんを訪ね、目指すところを伺った。
Assistance of Finnish nationals in distress abroad. No visa inquiries. Phone calls will be recorded. On 27 June 2024, Minister of Economic Affairs Wille Rydman and Minister for Foreign Trade and Development Ville Tavio appointed Elina Björklund (M.Sc., Economics), Chairperson of the Board of Reima Group, to serve as the rapporteur preparing the reform of the Team Finland network of business servic
フィンランド大使館はこのほど、フィンランドの学校で始まった新カリキュラムについてまとめた「フィンランドの学校がこう変わる! Q&A10選」を、ホームページ上で発表した。その中では、カリキュラム改正の目的やプログラミングの必修化をはじめとした改正内容について解説している。 「フィンランドの学校がこう変わる! Q&A10選」は、8月中旬に新年度がスタートしたフィンランドの総合学校(義務教育: 1~9年生、7~16歳)で、10年に一度のカリキュラム改正が実施されることを受け、その内容について解説したもの。フィンランド外務省の広報媒体「this is FINLAND」で発表された内容を、駐日フィンランド大使館が日本人向けに分かりやすくまとめた。 発表内容によれば、今回の新カリキュラムには、プログラミングの必修化、「地球温暖化」や「欧州連合」といったテーマを数週間にわたるひとつのプロジェクトとして学
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