鳥取市沖の日本海で体長3メートル余りのイカが捕獲され、専門家は、形などからダイオウイカとみられると話しています。 このイカは20日の夕方、鳥取市沖20キロ余りの日本海で、操業中の沖合底引き網漁船の網にかかり、21日午後、鳥取県岩美町の網代港に水揚げされました。 イカの体長はおよそ3メートル40センチで、捕獲されたときは生きていましたが、その後死んだということです。 港に駆けつけたイカの生態に詳しい鳥取県立博物館の和田年史主任学芸員が確認したところ、形などからダイオウイカとみられるということです。 また、このイカは損傷していた最も長い腕が残っていたら、元の体長はおよそ8メートルあった可能性があるということです。 鳥取県漁協網代港支所の浜納栄治総務課長は「本当にびっくりのひと言です。これを機会に生態が調査がされるといいと思います」と話していました。