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  • 部分日食(2019年1月) | 国立天文台(NAOJ)

    画像サイズ:中解像度(2000 x 1265) 高解像度(5500 x 3480) 部分日を安全に観察しよう 1月6日の午前中に、日全国で部分日を観察することができます。 日とは、月が太陽の前を横切るために、月によって太陽の一部(または全部)が隠される現象です。 太陽は、たいへん強い光と熱を出している天体です。肉眼で直接太陽を見ると、たとえ短い時間であっても目を痛めてしまいます。太陽がどんなに欠けていても光と熱が強烈であることは変わりません。安全な方法で観察しなければ、最悪の場合失明する危険性があります。日グラスなど専用の観察器具を正しく使うなど、安全な方法で日を観察してください。 (参照)天文情報 基礎知識「日」「観察のしかた」 日国内のおもな地点における日の予報 日国内のおもな地点における日の予報は、下記の通りです。 画像サイズ:中解像度(2000 x 1265)

    部分日食(2019年1月) | 国立天文台(NAOJ)
    halca-kaukana
    halca-kaukana 2019/01/05
    北の方ほど食分が大きい。食の最大の時間も北の方が遅い。晴れ間があるといいな
  • 三鷹・星と宇宙の日2018:晴れのち雨のち晴れ。青空にこだました来場者の声!|国立天文台(NAOJ)

    イベント 2018年11月12日 三鷹・星と宇宙の日2018:晴れのち雨のち晴れ。青空にこだました来場者の声! 毎年恒例の特別公開「三鷹・星と宇宙の日」を、2018年10月26日(金曜日)、27日(土曜日)の2日間で開催しました。目玉企画の講演会を始め、毎年恒例の質問コーナー、普段は入れない歴史的建物や研究施設の公開、国立天文台で行っている研究とその成果を紹介する展示はもちろん、楽しみながら天文学や宇宙について知っていただくためのカードゲームVR(仮想現実)体験、謎解き、などさまざまな出し物を用意しました。その結果、26日のプレ公開に490名、27日の公開に3247名、両日合わせて3737名もの方に、最先端の天文学の面白さを感じていただきました。 7月31日の火星大接近を始め、とにかく太陽系の話題に事欠かない今年のメインテーマは「太陽系再発見」。講演会も立ち見が出るほどの大盛況で、太陽

    三鷹・星と宇宙の日2018:晴れのち雨のち晴れ。青空にこだました来場者の声!|国立天文台(NAOJ)
    halca-kaukana
    halca-kaukana 2018/11/12
    国立天文台特別公開。いつか行ってみたいなぁ。とても楽しそう。「毎年恒例の質問コーナー。準備万端、なんでも来い!」「すばる棟、サイエンスカフェ。あちこちで熱く語られる宇宙と冷めるコーヒー」
  • 訃報:古在由秀 元国立天文台長

    国立天文台長を発足時の1988年から6年間にわたって務められた古在由秀(こざい よしひで)国立天文台名誉教授が、2018年(平成30年)2月5日(月曜日)午後6時15分、肝不全のため逝去されました。89歳でした。 古在先生は天文学分野での世界的リーダーのおひとりで、東京天文台、国立天文台および日と世界の天文学の発展のために力を尽くされました。1952年に東京大学東京天文台に着任、米国スミソニアン観測所客員研究員などを経て1981年に東京天文台長に就任されました。東京天文台の近代化とともに1988年の大学共同利用機関・国立天文台への改組をリードし、初代国立天文台長を1992年まで務められました。この間、口径8.2メートルのすばる望遠鏡を日初の海外設置大型研究施設として実現し、1988年から1991年まで日人として初めての国際天文学連合(IAU)会長を務めるなど、国際的にも広く活躍されま

    訃報:古在由秀 元国立天文台長
    halca-kaukana
    halca-kaukana 2018/02/13
    国立天文台初代所長・古在由秀さん亡くなる。89歳。古在先生の本を読んだなぁ…。ご冥福をお祈り申し上げます
  • 皆既月食――2018年1月31日 | ギャラリー

    1年で最も寒さが厳しい季節。凍てつく冬の夜空を煌々(こうこう)と照らしていた満月は徐々に地球の影の中に入り、およそ1時間後にはまぶしい輝きを失って暗く赤い色の月に姿を変えました。皆既月――夜空に浮かび上がる赤銅色の月の姿、そして、漆黒の夜空で一斉に輝きを取り戻した冬の星々。1時間あまりにわたって、空高く昇った皆既中の月と賑やかな冬の星座たちの共演を心ゆくまでたのしむことができた夜でした。 およそ3年ぶりの皆既月全国で部分の始まりから終わりまで見られる皆既月が起こったのは、2015年4月4日以来およそ3年ぶりでした。ただ前回は、皆既の時間がわずか12分だったこと、天候に恵まれなかった地域が多かったことなどから、今回の皆既月を待ちわびていた人も多かったことでしょう。 2018年7月28日には、再び全国的に見られる皆既月が起こりますが、月の途中で月の入りを迎えてしまいます。

    皆既月食――2018年1月31日 | ギャラリー
    halca-kaukana
    halca-kaukana 2018/02/01
    後半吹雪いてしまったが見られてよかった。7月28日の皆既月食は、東北以西では皆既食は見られるが、途中で月が沈んでしまう。やはり2022年11月か
  • 重力波天体が放つ光を初観測:日本の望遠鏡群が捉えた重元素の誕生の現場 ―重力波を追いかけた天文学者たちは宝物を見つけた―|国立天文台(NAOJ)

    研究成果 2017年10月16日 重力波天体が放つ光を初観測:日の望遠鏡群が捉えた重元素の誕生の現場 ―重力波を追いかけた天文学者たちは宝物を見つけた― GW 170817の可視光赤外線対応天体。疑似3色合成画像は、すばる望遠鏡(zバンドを青)とIRSF(Hバンドを緑、Ksバンドを赤)のデータを用いて作られた。 画像(35KB) 重力波天体を追跡した天文学者たちは、キロノバを世界で初めて観測的に発見しました。太陽の1億倍も明るくて、地球の全質量の何千倍もの量の重元素や貴金属を作り出す、原子核反応のかまどです。 2017年8月17日、重力波を観測するLIGO-Virgo共同実験から、全世界の90を超える天文学研究チームに警報が送られました。重力波検出器が、重力波天体GW 170817からの信号を受信したのです。その信号は、2つの中性子星からなる連星が、らせん軌道を描いて合体したときに発せら

    重力波天体が放つ光を初観測:日本の望遠鏡群が捉えた重元素の誕生の現場 ―重力波を追いかけた天文学者たちは宝物を見つけた―|国立天文台(NAOJ)
    halca-kaukana
    halca-kaukana 2017/10/17
    キロノバを世界で初めて観測的に発見。重力波と可視光などで観測する「マルチメッセンジャー天文学」
  • すばるで探す「大切なもの」 | ギャラリー

    かに座方向の領域(14分角×8.5分角)をすばる望遠鏡に搭載された超広視野主焦点カメラHyper Suprime-Cam(ハイパー・シュプリーム・カム、HSC)で撮影した画像。重ねられた等高線は、画像の分析から推定した、暗黒物質の分布を示しています。 見える銀河から見えない暗黒物質の分布を調べる 星の王子様は「大切なものは目には見えない」と言いました。私たちの宇宙にも、見えないけれど、宇宙の構造や運命を決定づけるほど大切な何かが、たくさん隠されているようです。正体がよく分からないので、「暗黒物質」という仮称がつけられています。大切なので、その分布を調べてみたいものです。しかしどうやって? 暗黒物質は自分自身光りませんから直接観測することはできません。ところが、その重さにより、背景の銀河の形が重力レンズ効果で少し歪みます。銀河の歪みのパターンを調べることで、逆に暗黒物質の分布を調べることがで

    すばるで探す「大切なもの」 | ギャラリー
    halca-kaukana
    halca-kaukana 2017/09/05
    すばる望遠鏡の超広視野主焦点カメラHSCで、重力レンズ効果で少しゆがんだ背景の銀河の歪みのパターンを調べることで、暗黒物質の分布を調べることができる。高い解像度で遠方の暗くて小さな銀河でも観測
  • 天の川銀河で中質量ブラックホール候補の実体を初めて確認|国立天文台(NAOJ)

    慶應義塾大学理工学部物理学科の岡朋治(おか ともはる)教授らの研究チームは、アルマ望遠鏡を使用して、天の川銀河の中心部分に発見された特異分子雲「CO–0.40–0.22」の詳細な電波観測を行いました。この特異分子雲は、天の川銀河中心核「いて座A*(エー・スター)」から約200光年離れた位置にあり、その異常に広い速度幅から内部に太陽の10万倍の質量をもつブラックホールが潜んでいる可能性が指摘されていました。観測の結果、特異分子雲「CO–0.40–0.22」の中心近くに、コンパクトな高密度分子雲と点状電波源「CO–0.40–0.22*」を検出しました。検出された点状電波源は、いて座A*の500分の1の明るさを持ち、プラズマまたは星間塵からの熱的放射とは明らかに異なるスペクトルを示しています。この点状電波源「CO–0.40–0.22*」の位置に太陽質量の10万倍の点状重力源を置いた重力多体シミュ

    天の川銀河で中質量ブラックホール候補の実体を初めて確認|国立天文台(NAOJ)
    halca-kaukana
    halca-kaukana 2017/09/05
    ALMAでの観測。天の川銀河の中心角から約200光年離れた特異分子雲を電波観測。特異分子雲の中心近くに点状電波源を検出。点状電波源はブラックホール本体
  • 当時世界最大のミリ波電波望遠鏡の革新的な技術が電波天文学の進歩に大きく貢献 国立天文台と三菱電機で開発の野辺山45メートル電波望遠鏡が「IEEEマイルストーン」に認定|国立天文台(NAOJ)

    ミリ波電波天文学における世界最大のアンテナとして、45メートル望遠鏡は1982年に東京天文台と三菱電機株式会社により完成しました。高精度・高感度な電波観測を可能にした45メートル望遠鏡の革新的な技術は、電波天文学の進歩に大きな貢献をしました。なかでも、多数の星間分子の発見とブラックホールの発見はたいへん有名です。 贈呈された「IEEEマイルストーン」銘板(写真)とその記載内容 野辺山45メートル電波望遠鏡について 野辺山45メートル電波望遠鏡の構想は1967年までさかのぼります。当時としては未開拓の電波領域であるミリ波で、宇宙のさまざまな分子の電波を分光観測し、星の形成過程や銀河系の構造など、宇宙の新しい観測分野を開拓しようという野心的な計画で、世界の電波望遠鏡の口径11メートルが最大だった時代に45メートルという世界最大の大口径をねらいました。 国立天文台(当時は東京天文台)の宇宙電波グ

    当時世界最大のミリ波電波望遠鏡の革新的な技術が電波天文学の進歩に大きく貢献 国立天文台と三菱電機で開発の野辺山45メートル電波望遠鏡が「IEEEマイルストーン」に認定|国立天文台(NAOJ)
    halca-kaukana
    halca-kaukana 2017/06/16
    大型の機械構造物が変形することなく目的の方向を指向できるようホモロガス変形法やマスター・コリメータ方式、断熱材による熱変形の抑制技術など、多くの画期的な新規技術を開発・投入
  • スター・ウィークと伝統的七夕(2017年8月) | 国立天文台(NAOJ)

    スター・ウィークと伝統的七夕(2017年8月) 画像サイズ:中解像度(2000 x 2000) 高解像度(5500 x 5500) 夏のイベントを楽しもう 毎年8月1日から7日は「スター・ウィーク~星空に親しむ週間~」です。スター・ウィークは、全国的に梅雨が明け天候も安定し、星空を気軽に眺めるのに適したこの時期に、星空にふれるきっかけを多くの人に提供するキャンペーンです。全国各地で天体観望会などのスター・ウィーク協力イベントが開催されます。 そして、もうひとつの夏の恒例イベントは「伝統的七夕」です。 現在使われている暦では伝統的七夕の日付は毎年変わりますが、今年は8月28日です。 伝統的七夕とは、太陰太陽暦(いわゆる旧暦)の7月7日にちなんだ、かつての七夕のことです。この日の宵空には、七夕の星々が空高く昇り、上弦前の月が南西の空に輝きます。 日が沈んで空が暗くなったら、織姫星(おりひめぼし

    スター・ウィークと伝統的七夕(2017年8月) | 国立天文台(NAOJ)
    halca-kaukana
    halca-kaukana 2017/06/15
    今年の伝統的七夕は8月28日
  • 太陽系外惑星系TRAPPIST-1の7つの地球型惑星の発見についてのコメント|国立天文台(NAOJ)

    太陽系外惑星系TRAPPIST-1の想像図 ヨーロッパとアメリカの研究者を中心とする研究グループは、地球から約40光年離れた太陽系外惑星系TRAPPIST-1(トラピスト1)に地球型惑星を7個発見したと発表しました。今回の発見について、渡部潤一副台長は次のように解説しています。 渡部潤一副台長のコメント 太陽の8パーセントほどの質量の赤色矮星(せきしょくわいせい)で、このような地球型惑星が7つも発見された。 これらは中心の恒星にごく近く、軌道周期は1.5日から12.4日ほどであり、自転と公転周期が一致している状況と思われる。また、7つの惑星の周期比が整数比になる平均運動共鳴状態にあることは、太陽系の木星周囲のガリレオ衛星の状況に近い。トランジット観測から惑星の大きさの推定が可能であり、また密度の推定もなされている。直径は地球の0.75倍から1.13倍、密度は地球の0.6倍から 1.17倍と

    太陽系外惑星系TRAPPIST-1の7つの地球型惑星の発見についてのコメント|国立天文台(NAOJ)
  • 惑星系円盤誕生における角運動量問題解決の糸口 ―アルマ望遠鏡で直接観測―|国立天文台(NAOJ)

    図:観測によって明らかになった惑星系円盤形成の様子(模式図) 中心に原始星(白)があり、その周りに原始惑星系円盤(断面で表面がオレンジ色、内部が紫色の部分)が形成されている。赤線のように、外側から落下してきたガス(低温)が遠心力バリア手前で滞留・衝突し、生じた衝撃波によって円盤と垂直方向にガスが膨れ出し、高温になっている。 オリジナルサイズ(3.7MB) 理化学研究所(理研)坂井星・惑星形成研究室の坂井南美准主任研究員と、東京大学大学院理学系研究科の大屋瑶子大学院生、山智教授らの国際共同研究チームは、アルマ望遠鏡を用いて「原始惑星系円盤」を観測し、エンベロープガスが円盤に降着する際に滞留・衝突し、衝撃波が発生することで、エンベロープガスが自ら角運動量(回転の勢いを表す量)の一部を円盤垂直方向に放出していることを見いだしました。 星と惑星系は、星と星との間に漂うガスや塵からなる分子雲が自己

    惑星系円盤誕生における角運動量問題解決の糸口 ―アルマ望遠鏡で直接観測―|国立天文台(NAOJ)
    halca-kaukana
    halca-kaukana 2017/02/08
    アルマ望遠鏡で「原始惑星系円盤」を観測。原始惑星系円盤の形成に欠かせない角運動量(回転の勢いを表す量)の一部を円盤垂直方向に放出を確認。
  • 平成30年(2018)暦要項を発表|国立天文台(NAOJ)

    平成30(2018)年には日が3回、月が2回あります。 1月31日から2月1日にかけて皆既月があり、日全国で皆既を見ることができます。 2月16日には部分日がありますが、日では見ることができません。 7月13日には部分日がありますが、日では見ることができません。 7月28日には皆既月があります。日全国で月を見ることができるものの、月の途中で月の入りを迎えます。とくに、南西部を除く北海道と、青森県北東部、岩手県北東部では、皆既が始まる前に月の入りとなるため、部分しか見ることができません。 8月11日には部分日がありますが、日では見ることができません。 これらの現象の詳しい状況や予報については、国立天文台 天文情報センター 暦計算室ウェブサイトでも調べることができます。 暦要項について 国立天文台では、国際的に採用されている基準暦に基づいて、太陽・月・惑星の視

    平成30年(2018)暦要項を発表|国立天文台(NAOJ)
    halca-kaukana
    halca-kaukana 2017/02/02
    春分の日3月21日、秋分の日9月23日。1月31日~2月1日の皆既月食は日本でも観測可
  • 超小型探査機が彗星の水のなぞを解明|国立天文台(NAOJ)

    PROCYON探査機とチュリュモフ・ゲラシメンコ彗星 (コンセプト画像)。オリジナルサイズ(1.7MB) 概要 国立天文台、ミシガン大学、京都産業大学、立教大学および東京大学の研究者からなる研究グループは、超小型深宇宙探査機プロキオン(PROCYON)に搭載されたライカ(LAICA)望遠鏡を用いて、2015年9月にチュリュモフ・ゲラシメンコ彗星の水素ガスを観測し、彗星核からの水分子放出率の絶対量を決定しました。 この彗星は、欧州宇宙機関ESAが進めたロゼッタ彗星探査計画の対象天体でした。探査機は彗星のごく近くにいたため、広がった彗星全体を観測することはできませんでした。またこの彗星は地球からの観測条件が悪く、我々の観測によってはじめて彗星のコマ・核モデルが検証できました。 プロキオン探査機による彗星観測は当初の探査計画では予定されていませんでした。探査機や望遠鏡の運営チームの努力により、検

    超小型探査機が彗星の水のなぞを解明|国立天文台(NAOJ)
    halca-kaukana
    halca-kaukana 2017/01/24
    「はやぶさ2」の相乗り探査機「プロキオン」がチュリュモフ・ゲラシメンコ彗星の水素ガスを観測。「ロゼッタ」では観測できなかった観測。「プロキオン」が小惑星フライバイを断念した結果できた観測
  • 太陽のあちらこちらに現れる謎の超音速現象の発見 ―太陽観測ロケット実験CLASPによる5分間の観測成果―|国立天文台(NAOJ)

    研究成果 2016年11月21日 太陽のあちらこちらに現れる謎の超音速現象の発見 ―太陽観測ロケット実験CLASPによる5分間の観測成果― CLASPが捉えた太陽像オリジナルサイズ(8.8MB) 太陽観測ロケットCLASP(Chromospheric Lyman-Alpha SpectroPolarimeter)は、2015年9月3日に打ち上げられ、太陽彩層の詳細な観測を5分間にわたって行ないました。そのうち、太陽の2次元画像から、国立天文台久保雅仁助教を中心としたグループは、わずかに明るい構造が毎秒150キロメートルから350キロメートルという超音速で伝播するという現象を発見しました。5分間という短い観測時間にもかかわらず、太陽のいたるところで、同じような現象がたくさん見つかりました。大気の影響のない状況で、既存装置の数倍の時間分解能(単位時間あたりに撮像する回数)と感度で観測することに

    太陽のあちらこちらに現れる謎の超音速現象の発見 ―太陽観測ロケット実験CLASPによる5分間の観測成果―|国立天文台(NAOJ)
  • 太陽観測衛星「ひので」「IRIS」により得られた、波動による太陽彩層形成の証拠|国立天文台(NAOJ)

    研究成果 2016年10月31日 太陽観測衛星「ひので」「IRIS」により得られた、波動による太陽彩層形成の証拠 ダイナミックに活動する太陽の彩層は、波動のエネルギーが熱に変わることで加熱され形成されていることが、「ひので」と「IRIS」の協働により示唆された。オリジナルサイズ(3.7MB) 熱源が太陽の中心核にあるにも関わらず、6000度の太陽表面の上空には、より高温な1万度の彩層や100万度のコロナが存在しています。どうして彩層やコロナの温度が太陽表面よりも高いのかは、太陽物理学の大きな謎のひとつです。上空の大気を加熱するアイデアとして、太陽表面における対流などの運動が磁力線を揺らして波動を形成し、その波動が上空へ伝わることでエネルギーを運び、彩層やコロナを温めるという説があります。この説が正しいかどうかを観測的に確かめるには、波のエネルギーが彩層やコロナでどれだけ熱エネルギーに変わっ

    太陽観測衛星「ひので」「IRIS」により得られた、波動による太陽彩層形成の証拠|国立天文台(NAOJ)
    halca-kaukana
    halca-kaukana 2016/10/31
    黒点上空の彩層で波のエネルギーがどれだけ熱エネルギーに変わったかを観測データから算出。彩層で波のエネルギーは彩層を加熱するのに十分な量の熱エネルギーに変換されている。
  • 超巨大ブラックホールへのガス降着の鍵は超新星爆発か?—アルマ望遠鏡で見えてきたブラックホール成長の現場—|国立天文台(NAOJ)

    研究成果 2016年8月12日 超巨大ブラックホールへのガス降着の鍵は超新星爆発か?—アルマ望遠鏡で見えてきたブラックホール成長の現場— 多くの銀河の中心には太陽質量の100万倍以上もの質量を持つ超巨大ブラックホールが普遍的に存在することが明らかになってきましたが、その形成過程は未だ謎に包まれており、現代天文学が解決すべき最重要テーマの1つとなっています。 東京大学大学院理学系研究科の泉拓磨日学術振興会特別研究員、河野孝太郎教授、呉工業高等専門学校の川勝望准教授からなる研究チームは、アルマ望遠鏡などで得た高解像度の電波観測データを用いて、近傍宇宙の複数の銀河で、その中心の超巨大ブラックホールの周囲数100光年にわたって広がる低温・高密度な分子ガス円盤を調査しました。その結果、そうした高密度分子ガス円盤が、超巨大ブラックホール成長における重要なガス質量の供給源として機能していることを初めて

    超巨大ブラックホールへのガス降着の鍵は超新星爆発か?—アルマ望遠鏡で見えてきたブラックホール成長の現場—|国立天文台(NAOJ)
    halca-kaukana
    halca-kaukana 2016/08/12
    超巨大ブラックホールの周囲数百光年にわたって広がる低温・高密度な分子ガス円盤を調査。高密度分子ガス円盤が、超巨大ブラックホール成長における重要なガス質量の供給源として機能していることを初めて発見
  • ペルセウス座流星群を観察・報告するキャンペーン、2016年8月10日から | 国立天文台(NAOJ)

    学校や仕事が休みとなる人の多い8月中旬は、流星を観察するチャンスでもあります。毎年8月12日、13日頃を中心にペルセウス座流星群が活動するため、多くの流星が夜空に現れる時期だからです。 2016年のペルセウス座流星群では、12日の夜を中心にした数日間、多くの流星が出現すると予想されています。8月11日が上弦のため月は夜半頃に沈み、それ以降は月明かりの影響が全くない、たいへんよい条件で流星を観察できます。 国立天文台では、できるだけ多くの方にこのペルセウス座流星群を観察していただこうと、8月10日の夜から15日朝までの期間に「夏の夜、流れ星を数えよう 2016」キャンペーンを実施します。この間に夜空を観察し、流星がいくつ見えたかを、特設サイトから国立天文台に報告してください。 「夏の夜、流れ星を数えよう 2016」キャンペーン特設サイト キャンペーンに参加する方はキャンペーン特設サイトをご覧

    ペルセウス座流星群を観察・報告するキャンペーン、2016年8月10日から | 国立天文台(NAOJ)
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    halca-kaukana 2016/07/08
    毎年恒例。8月10日~15日まで
  • アルマ望遠鏡、観測史上最遠方の酸素を捉える|国立天文台(NAOJ)

    今回酸素ガスが検出された銀河SXDF-NB1006-2の想像図。巨大な若い星たちが放つ強烈な光によってガスが電離されている様子が描かれています。 オリジナルサイズ(3.83MB) 大阪産業大学の井上昭雄准教授、東京大学の田村陽一助教、国立天文台の松尾宏准教授をはじめとする研究チームは、アルマ望遠鏡を使って、131億光年かなたの銀河に電離した酸素ガスがあることを初めて突き止めました。これは、観測史上最遠方の酸素の発見です。酸素ガスは多数の若くて巨大な星によって電離されていると考えられ、いまだ謎に包まれている「宇宙再電離」を探る重要な手がかりになります。今回アルマ望遠鏡で「宇宙再電離」期の酸素を検出できることが実証されたことで、この謎の解明にアルマ望遠鏡が大きな役割を果たすことが期待されます。 この研究成果は、Inoue et al. “Detection of an oxygen emiss

    アルマ望遠鏡、観測史上最遠方の酸素を捉える|国立天文台(NAOJ)
    halca-kaukana
    halca-kaukana 2016/06/18
    「酸素ガスは多数の若くて巨大な星によって電離されていると考えられ、いまだ謎に包まれている「宇宙再電離」を探る重要な手がかりに」
  • 2度目の重力波検出:頻発するブラックホール合体 |国立天文台(NAOJ)

    LIGO科学グループと Virgoグループは、史上2例目となる重力波観測に成功したと発表しました。今回も2つのブラックホールが衝突合体した現象でしたが、前回とは異なる性質の信号が検出されました。 図:LIGOの航空写真 国立天文台重力波プロジェクト推進室のフラミニオ教授は、次のように解説しています。 ラファエレ・フラミニオ教授のコメント 改良型LIGO検出器が2度目の重力波を捉えたのは、2015年12月26日午後12時38分(日時間)です。今回の重力波源も、初回と同じくブラックホールの合体でした。同年9月に捉えられた重力波信号と比べ、強度は弱かったのですが長く続きました。弱かったにもかかわらず検出システムが信号を抽出できたのは、継続時間が長く、波が特徴的な形状をしていたからです。 信号の継続時間と周波数から、今回のブラックホールは9月のものよりも軽かったことが分かりました。前回は太陽質量

    2度目の重力波検出:頻発するブラックホール合体 |国立天文台(NAOJ)
    halca-kaukana
    halca-kaukana 2016/06/16
    日本時間2015年12月26日午後12時38分、LIGOで2度目の重力波検出。地球から13億光年先で太陽質量の14倍と8倍のブラックホールの合体「2回目の観測により、私たちはまさに重力波天文学の時代に到達したのです」
  • 大学の天文台がタッグを組んで超新星の謎を解明|国立天文台(NAOJ)

    広島大学1.5メートルかなた望遠鏡で取得された超新星爆発SN 2012dnの星野画像。画像中央にSN 2012dnが見えています。また、超新星の存在している母銀河ESO 462-016が左側に見えています。この銀河までの距離は、1億3000万光年と知られています。超新星はただの点源で、膨張で広がっていく姿を捉えることはできませんが、明るさや色などの変化を追うことが可能です。 甲南大学理工学部物理学科の山中雅之(やまなかまさゆき) 平生太郎基金研究員を中心とする研究グループは、国立天文台が企画する光・赤外線天文学大学間連携(注)を通じた共同研究によって、「限界を超えた超新星」の爆発前の姿を明らかにしました。 研究グループは、大学等が持つ多数の天文台が共同で実施した徹底観測によって、「限界を超えた超新星」から通常では見られないような非常に強い赤外線が放射されていることを捉えました。詳細な解析の

    大学の天文台がタッグを組んで超新星の謎を解明|国立天文台(NAOJ)
    halca-kaukana
    halca-kaukana 2016/06/07
    「限界を超えた超新星」から通常では見られないような、爆発する前の天体からの放出物に由来している非常に強い赤外線が放射されているのを捉える