今回は可能性タイプと必要性タイプを紹介します。キーワードで表すと、可能性タイプは「What if」、必要性タイプは「must」です。 可能性タイプは、物事を考えるときに、「これがあると、あれもできるんじゃないか、これもできるんじゃないか」と、さまざまな可能性を考えていきます。例えば、可能性タイプの人にパソコンを薦める場合に、このパソコンがあると、インターネットで使えるし、デジカメともつながるし、画像の加工もできるし、プライベートでも使えるし、会社でも……と言って薦めると、「これでも使えますか、あれでも使えますか」と、乗り気になってきます。実際は、ほとんど使わない機能かもしれないのに、です。 携帯電話の購入なども同じように考えます。可能性タイプの人は、テレビを見るかもしれないし、録画もする必要があるかもしれない、ラジオも聴くかもしれない……と思って買うのです。実際にはテレビは見ないし、録画も