前回、MVC について、View を「ユーザからの入力を受け持つもの(以下「入力用 View」)」と「Model からのデータを表示するもの(以下「出力用 View」)」の二つに分けて考えると理解しやすくなるんではないか、ということを書きました。 入力用 View は Controller だよ、というご意見もあるようですが、取りあえず、View に所属するものとして、上記の考え方に基づき、コードを組んでみます。 私の考える MVC 模式図 前回示した図を再掲します。 黒い矢印に注目してみましょう(話を簡単にするために、灰色の矢印は無いものとして扱います)。 ユーザは入力用 View にデータを入力 入力用 View は、それを Controller に通知 Controller はそれに基づいて、Model に状態変更を要求 Model はそれによって状態を変え、出力用 View に通知