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小説に関するhanemimiのブックマーク (312)

  • 京大SF研に入ってすぐオススメされた10冊(5月16日に三回目の追記) - 忘れないために書きます

    そろそろ全国のSF研に新入生が入るころだろうし、思い出話として語ってもいいかなと思ってこのエントリを書いた。 そもそものはじまりとして、高校3年の春休みにスタージョンの「海を失った男」を読んでSFの凄さに感銘を受け、そこからSF棚に平積みされていた伊藤計劃、円城塔、飛浩隆といった面々を消化し、いつの間にやらSF研のドアを叩いていたという、そういう人間である。 なお、見事に青背ばかりが並ぶわけだが、実は20世紀SFをオススメされたり、SFマガジン2000年2月号をオススメされたりすることも当然あった、と書いておく。ただ、残念なことに、アンソロはSF入門に極めて便利な一方で、僕自身がオススメされた時の記憶があまり残っていないので今回は避けることにした。 ※追記 これだけは書いておかなければ誤解を生むと思いましたので書きます。今の京大SF研と違って教養主義的である、というコメントがありましたが、

    京大SF研に入ってすぐオススメされた10冊(5月16日に三回目の追記) - 忘れないために書きます
  • 帯文データベース

    帯文データベースは、帯文(推薦文、書評・解説の引用文など)を収集・掲載しています。帯文はキーワード検索できる他、推薦者のカテゴリーに基づいて「文芸」「文化・学問」「芸能・大衆文化」「政治・経済」「書店員・読者」に分けて掲載しています。

    hanemimi
    hanemimi 2014/05/01
    「「帯文データベース」は、書籍推薦文を収集・掲載しています。推薦文は、推薦者のカテゴリーに従って、「文芸」「文化・学問」「芸能・大衆文化」「政治・経済」「書店員・読者」に分けて掲載しています」
  • 性同一性障害の新入社員

    日記ブログ風に書かれた小説として、話半分に読んでください。 1. 新入社員の一人が性同一性障害(MtF)の方で、半月後から研修にやってくるため、事前説明があった。 戸籍等では男性だが、女性として扱う。 通り名を女性名に変更しており、仕事は全て通り名で行う。 指定作業服は女性用を着用する。 更衣室と手洗いは専用のものを用意する。健康診断も別枠で行う。 小さな空き部屋が専用更衣室となり、廊下から直接個室に入る形式の「来客用手洗い」が、この新人さんに開放された。 コストがかかる……といえば、それはそうなのだけれど、男性ばかりの会社に女性社員が初めて入ってきたときと、大きな構図は同じだ。 まあ、女性は男性と同じくらいたくさんいるが、性同一性障害の方は人数が少ない。損得勘定で説明するのは困難だ。率直に、「正義のため」とでも考えておくのがよいと思う。なんのために800人もの社員がいるのか。それは、負担

    hanemimi
    hanemimi 2014/04/29
    「不運な人に手を差し伸べないのは、それ自体が不幸なことだ。自尊心を深く傷つける行為である」
  • 『スキタイの騎士』by 出口 治明 - HONZ

    昨年の6月、「カールシュタイン城夜話」の書評で、僕はクプカの歴史物語三部作の残る2作、「スキタイの騎士」と「プラハ夜想曲」を早く読んでみたい、と書いたが、1年も経たずしてその望みが叶えられることになった。出版元である風濤社に深く謝意を表したい。そして、何よりも嬉しいことに作も面白さにかけては前作に勝るとも劣らないのだ。しかも書は「スキタイの騎士」と「プラハ夜想曲」が合わせて1冊のに編集されているのである。 書は16の短編小説から成る。僕には珍しく、1日1つしか読めなかった、と言うより、珠玉の物語を早く読み終えるのが余りにも惜しくて、1つ1つを愛玩しながら読み進めたという方が正確だ。そしてこれらの物語は決して面白いだけではない。クプカは次のように述べる。 「私は作家の力が及ぶ限りチェコの過去への窓を、そして同時に閉じられている広い世界への窓を開くことが自分の責務だと考えていた」 そう

    『スキタイの騎士』by 出口 治明 - HONZ
  • あの人気声優の読書エッセイ集が発売! 池澤春菜『乙女の読書道』 (ダ・ヴィンチニュース) - Yahoo!ニュース

    アニメ『ケロロ軍曹』の西澤桃華役などで知られる声優・池澤春菜が初の書評集を刊行した。タイトルはずばり『乙女の読書道』(の雑誌社)。 関連情報を含む記事はこちら  「えっ、あの声優さんが書評集?」と思われた方もいるかもしれない。そう、池澤は年間300冊から500冊のを読み漁る、プロの書評家も裸足で逃げ出すくらいの読書家なのだ。彼女の好むジャンルは海外SF、ファンタジーで、現在日SF作家クラブ会員でもある。そもそも父は芥川賞作家の池澤夏樹、祖父も作家の福永武彦と、池澤は文筆家の家系に生まれ育った人物。これだけ堂の入った読書家が誕生するのも納得だ。 今回の『乙女の読書道』(の雑誌社)は雑誌『の雑誌』(の雑誌社)に2009年より連載されたコラムをまとめたものである。紹介されているは全部で60冊。重厚長大な未来叙事詩『ハイペリオン』(ダン・シモンズ:著、酒井昭伸:訳/早川書房)を筆頭

    あの人気声優の読書エッセイ集が発売! 池澤春菜『乙女の読書道』 (ダ・ヴィンチニュース) - Yahoo!ニュース
  • 言語をほどき紡ぎなおす者たち───海外文学界の第一線で活躍する翻訳家9名の仕事場を訪ねて vol.1 <柴田元幸/きむふな/野崎歓> - webDICE

    映画『ドストエフスキーと愛に生きる』より ドストエフスキーの新訳でドイツ文学界に旋風を起こした女性翻訳家の数奇な半生を追ったドキュメンタリー映画『ドストエフスキーと愛に生きる』が、2月22日(土)から公開となる。 翻訳家を題材とした作の公開にちなみ、日で活躍する文芸翻訳家9名に「翻訳」という営為の魅力について訊ね、仕事風景を捉えた連載がスタート。第一回は、柴田元幸さん(アメリカ文学研究者・翻訳者)、きむふなさん(日韓国文学翻訳家)、野崎歓さん(フランス文学者・翻訳家)が登場。 続く第二回は、野谷文昭さん(東京大学名誉教授・ラテンアメリカ文学翻訳家)、松永美穂さん(早稲田大学教授・ドイツ文学翻訳家)、飯塚容さん(中央大学教授・中国文学翻訳家)、第三回は和田忠彦さん(東京外国語大学教授・イタリア文学翻訳家)、鴻巣友季子さん(翻訳家・エッセイスト)、沼野充義さん(東京大学教授・スラヴ文学

    言語をほどき紡ぎなおす者たち───海外文学界の第一線で活躍する翻訳家9名の仕事場を訪ねて vol.1 <柴田元幸/きむふな/野崎歓> - webDICE
  • 『地図と領土』by 出口治明 - HONZ

    僕の至福の時間は、大きい屋をあてもなく歩き回り、目に飛び込んできたをそぞろ読む時間だった。ベンチャー企業を経営するようになって、時間がなくなり、こうした楽しみは奪われてしまったが(今は、主として新聞の書評で代替している)、どれだけの大書店であっても、書は、真っ先に目に留ったに違いない。フェルメールの大好きな1枚(の1部分)をそのまま表紙に使っているからだ。鬼才ウエルベックの最新作である。 不思議な物語である。3部から成る書は、ジェド・マルタンという現代の成功したアーティスト(写真家、画家)の伝記の体裁をとっているが、主人公に次ぐ最も重要な登場人物として、「世界的に有名な作家、ミシェル・ウエルベック」が顔を出すのである。つまり、ウエルベックがウエルベックを描いているのである。しかも、およそ尋常ではないやり方で。 美術学校を出たジェドは、ビーチリゾート施設の一括請負に事業を特化した建築

    『地図と領土』by 出口治明 - HONZ
  • 〈村上春樹 特別エッセイ〉こんなに面白い話だったんだ!(全編)|『フラニーとズーイ』J.D.サリンジャー、村上春樹 訳|新潮社

    J.D.サリンジャーは自分のの中に訳者の「まえがき」とか「あとがき」とか、そういう余分なものを入れることを固く禁じているので、そのかわりにこのような少し変わった形で、訳者からのメッセージを送らせていただくことになる。「余計なものを入れるな。読者は作品だけを読めばよろしい」というサリンジャー氏の基姿勢もそれなりに理解できるのだが、『フラニーとズーイ』という文芸作品が既に古典として機能していることを考えれば(国で出版されたのは一九六一年だ)、読者に対してある程度の基情報を提供することは、翻訳者としてのひとつの責務であると考えるからだ。だけをぽんと与えて「さあ、読めばわかるだろう」というのでは、やはりいささか不親切に過ぎるのではないか。同時代的なであればそれでもいいだろうが、古典についていえば、その立ち位置の意味合いや方向性についての最小限の説明は必要となる。そんなわけで、このに関

    〈村上春樹 特別エッセイ〉こんなに面白い話だったんだ!(全編)|『フラニーとズーイ』J.D.サリンジャー、村上春樹 訳|新潮社
    hanemimi
    hanemimi 2014/02/27
    「フラニーとズーイ」。
  • 小説・マンガに出てくる京都の各スポットをGoogle マップに表示 図書館司書がリストアップ - はてなニュース

    地域資源の情報を共有するデータベースサイト「CityData」に登録された「京都が出てくるのデータ」が、はてなブックマークでじわじわと注目を集めています。リストアップしたのは、京都・岡崎の図書館で働く図書館司書で構成された学習グループ。小説やマンガ、ライトノベルなどに出てくる京都の位置データに加え、同グループによるオススメ度や内容紹介も記載されています。 ▽ 京都が出てくるのデータ ▽ 京都が出てくるのデータ | ししょまろはんラボ 「京都が出てくるのデータ」をまとめたのは、京都の図書館司書による学習グループ「ししょまろはん」です。『鴨川ホルモー』『高瀬舟』をはじめとする小説から、『わさんぼん~和菓子屋顛末記~』『マスターキートン』『いなり、こんこん、恋いろは。』といったマンガまで、京都が登場するさまざまなジャンルの作品をまとめています。 各作品に出てくる京都の印象的なスポットは、

    小説・マンガに出てくる京都の各スポットをGoogle マップに表示 図書館司書がリストアップ - はてなニュース
  • J・D・サリンジャー、村上春樹/訳『フラニーとズーイ』 | リリース詳細情報 | 新潮社

    e-hon honya club ブックサービス TAUTAYA online 紀伊國屋書店 丸善&ジュンク堂ネットストア エルパカBOOKS 楽天ブックス 7net shopping amazon フラニーとズーイ J・D・サリンジャー、村上春樹/訳 名門の大学に通うグラス家の美しい末娘フラニーと俳優で五歳年上の兄ズーイ。物語は登場人物たちの都会的な会話に溢れ、深い隠喩に満ちている。エゴだらけの世界に欺瞞を覚え、小さな宗教書に魂の救済を求めるフラニー。ズーイは才気とユーモアに富む渾身の言葉で自分の殻に閉じこもる妹を救い出す。ナイーヴで優しい魂を持ったサリンジャー文学の傑作。──村上春樹による新訳! ISBN:978-4-10-205704-9 発売日:2014/02/28

    hanemimi
    hanemimi 2014/02/03
    村上春樹訳。3/1。
  • 人は小説を読むことで、脳に長期的な影響を与えることが判明(米研究) : カラパイア

    これまでの研究で、読書が脳を刺激するということは実証されており、例えば、「香水」「コーヒー」という言葉を読むだけで、脳の中の嗅覚に関する部分が活性化するということが2006年の研究により証明されている。 これらの実験は、人がを読んでいる時の脳の動きにフォーカスしていたが、最新の研究によると、読書が脳に及ぼす影響は、短期間ではなく長期に渡ることがわかったそうだ。

    人は小説を読むことで、脳に長期的な影響を与えることが判明(米研究) : カラパイア
    hanemimi
    hanemimi 2014/02/03
    「想像しているだけにも関わらず、実際に起きる神経連結と同じ連結が脳の中で起きていることを示している。たとえば、泳ぐことを想像する時、実際に泳いでいる時と同じ神経伝達を引きおこす可能性がある」
  • 東京新聞:食堂のおばちゃんは作家 漫画家断念→就職先倒産→40代で小説:社会(TOKYO Web)

    良質な長編エンターテインメント小説に贈られる松清張賞(日文学振興会主催)に、ガード下の従業員堂で働く山口恵以子(えいこ)さん(54)=東京都江戸川区=が選ばれた。「世間は『なんで堂のおばちゃんが』と思うでしょうが、だからこそ書ける」。春巻きを揚げ、ご飯をよそう手でパソコンをたたき、遅咲きの花を咲かせた。 (井上幸一) 職場は、官公庁や大手企業に新聞を配達する丸の内新聞事業協同組合(千代田区)。JR有楽町-新橋駅間のガード下にある。五人のスタッフを束ねる堂の主任で、朝昼夕のメニューを考え材を購入。調理室に立つ。一日に用意するのは八十。「体を使って働く人にはボリュームが大事。四、五十代は毎日肉でなくてもいい」と細かく気を配る。

    hanemimi
    hanemimi 2013/05/09
    「「小説家は失敗もネタにできる。だから私の人生に失敗はない」と言い切る。「ここが私を小説家にしてくれた場所」と、食堂の仕事に誇りを持つ」。この人の料理食べてみたい。
  • 唐橋本『平家物語』

    兎丸謀反附清盛被捕事(「西海の海賊王」) 2012/02/26 23:04(改) 内大臣被申付可使粛正旨事附鸚鵡事(「宋銭と内大臣」) 2012/02/26 23:42(改) 四宮奇行附双六事(「ふたりのはみだし者」) 2012/03/04 22:26(改) 悪左府殿御最期事(「勝利の代償」) 2012/06/05 00:13(改) 忠正被斬事(「叔父を斬る」) 2012/06/16 16:26(改) 播磨守大宰府下向附相撲節会事(「清盛の大一番」) 2012/06/17 23:36(改) 信西入道御最期事附御遺戒事(「平治の乱」) 2012/07/02 16:39(改) 常盤懐妊事附一騎打事(「宿命の対決」) 2012/07/08 22:40(改) 佐殿被生捕事(「友の子、友の」) 2012/07/16 03:07(改) 建春門院御髪事(「滋子の婚礼」) 2012/07/22 23:5

    唐橋本『平家物語』
    hanemimi
    hanemimi 2012/06/05
    大河ドラマ「平清盛」のオリジナル展開部分を平家物語ぽい文体で書いてる。おもしろい!
  • 伊藤計劃の遺稿を円城塔が書き継ぐ - 大森望|WEB本の雑誌

    1月17日に選考会が行われた第146回芥川賞は、円城塔「道化師の蝶」と田中慎弥「共喰い」の2作が受賞した。 東京會舘で開かれた記者会見の席上、次回作に関する質問を受けた円城塔は、伊藤計劃の遺作となった未完の長編『屍者の帝国』を引き継ぎ、完成させる意向を明らかにした。 いわく、 「わたくしはデビューして今年で5年目になるんですけれど、ほぼ同時期にデビューして、3年前に亡くなった、伊藤計劃というたいへん力のある作家がいました。その伊藤計劃が残した冒頭30枚ほどの原稿があります。それを書き継ぐ----といっても、彼のように書くことは無理なんですが、自分なりに完成させるという仕事を、この3年間、ご家族の了承を得てやってきました。そろそろ終わりそうです。『なぜおまえが』という批判は当然あるでしょうが、次の仕事として、やらせていただければと思っています」 この会見は「ニコニコ生放送」で生中継されており

    伊藤計劃の遺稿を円城塔が書き継ぐ - 大森望|WEB本の雑誌
  • コンプリート・シャーロック・ホームズ

    名探偵の代名詞、シャーロック・ホームズ。 全作品を合計すると60作品(長編4、短編56)にもなります。 文庫にして9~10冊ですから、全部読み切るのはなかなか大変です。 原作の著作権はすでに切れていますので、英語のテキストは数多くのサイトで公開されていますが、 邦訳はほとんど著作権が残っており、インターネット上で自由に読める邦訳はごく一部に過ぎません。 このサイトでは、既存の著作権に抵触しないように、全ての作品を改めて原作から翻訳し直して公開しています。 初出誌のストランドマガジンに掲載されたシドニー・パジェットのイラストも、ほぼすべて掲載してありますので、パソコンや携帯から、存分に世紀の名探偵シャーロック・ホームズの魅力をお楽しみください。 Tweet

    コンプリート・シャーロック・ホームズ
  • 森見登美彦『森見登美彦の京都ぐるぐる案内』|新潮社

    森見登美彦/著 「京都を四畳半化する」。登美彦氏の野望が古都を駆け巡る! 乙女たちよ、腐れ大学生諸氏よ、書を片手に京を彷徨いたまえ。妄想とリアルの錯綜する「京都捻転紀行」など、単行初収録のお宝随筆2立て! 人気漫画家・今日マチ子さんによる描きおろし画、懇切丁寧なイラストマップも。鴨川デルタ、下鴨古市、木屋町通……あの小説のあの名場面へあなたを誘う、かつてない京都ガイド。

  • ぶらりずむ黙契録: 本日のお知らせ

    日のお知らせ☆ 『マルドゥック・フラグメンツ』内収録短編と、ある漫画賞受賞作品との間で生じた問題につきましてコメントいたします。 ※主文※ 関係者からご連絡をいただき、すでに賞を運営されている編集部と、描き手の方、双方より、謝罪文を公表する意志を示していただいております。 そもそも、攻撃的な悪意があっての行いではなく、先方の迅速な対応があったことから、その後の早川サイドと先方との話し合いが穏便に進む限り、僕から何かを申し立てる、というようなことはありません。 また、インターネット上で非難されるなど、すでに編集部および描き手の両サイドが、いわゆる「社会的警告」を十分に受けているとのことです。 よって、今後は一件がスムーズに収束し、むやみと尾ひれがつかぬこと、関係者全員の成長の機会となれることを切に望みます。 また、僕自身も今回の一件を、より良い作品作り・業界作りのためのヒントの一つとして

    hanemimi
    hanemimi 2011/07/17
    「「ある人が正当な対価を得るのを、邪魔する可能性を作る」こと、これが今回の問題の核心であったと考えます」
  • asahi.com(朝日新聞社):直木賞に池井戸氏、芥川賞は該当作なし - 文化

    印刷 関連トピックス芥川賞・直木賞  第145回直木賞に池井戸潤さんの「下町ロケット」が選ばれた。芥川賞は該当作なしとなった。

  • 芥川・直木賞:候補作発表 平成生まれの北大生も - 毎日jp(毎日新聞)

    文学振興会は3日、第145回芥川・直木賞の候補作を発表した。芥川賞は6人、直木賞は5人がノミネート。選考会は14日午後5時から、東京都内で開かれる。 芥川賞では、北海道大文学部4年に在籍する水原涼さんが初候補に挙がった。平成生まれの候補者は初めて。受賞すれば、1967年に23歳で受賞した丸山健二さんを抜き、男性としては最年少となる。ほかに劇団を主宰する戌井昭人(いぬいあきと)さんと谷(もとや)有希子さん、エッセイストの石田千さんら多彩な顔ぶれとなった。 直木賞は、20代から60代までと幅広い。初候補は2人。そのうちの一人、島理生(りお)さんは過去3回芥川賞候補になっており、ジャンルを超えてのノミネートとなった。候補3回目の池井戸潤さんと2回目の辻村深月(みづき)さんは、吉川英治文学新人賞の受賞者。また、候補作に現代小説が並ぶ中、葉室麟(はむろりん)さんの作品だけが時代小説となってい

  • 「グイン・サーガ」書き継ぐ : ニュース : 本よみうり堂 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)

    一作家による世界最長の小説といわれる栗薫さん(1953~2009年)の壮大なファンタジー「グイン・サーガ」(正篇(せいへん)130巻、外伝22巻)の世界を書き継ぐ試みが始まった。(文化部 佐藤憲一) 一続きの物語である正篇は作者の死で未完に終わったが、後輩の作家が、その舞台を借りた外伝の形で新しい命を吹き込む。 先月刊行の「グイン・サーガ・ワールド1」(ハヤカワ文庫)では3人の作家が、新しい「外伝」の連載を始めた。季刊で当面4冊を予定。日SF大賞受賞作家の牧野修さんが辺境「ノスフェラス」の冒険譚(たん)を、栗さんの小説講座で学んだ新鋭、宵野(よいの)ゆめさんは、海洋国家が集まる「沿海州」の陰謀劇を描く。主要人物の一人にかかわる草原の遊牧民の世界を舞台とした久美沙織(くみさおり)さんは、執筆歴約30年のベテラン。「光栄です。グインのファンを傷付けないようにと緊張したが、今は書くのが楽し