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ブックマーク / www.goal.com (63)

  • W杯デイリーコラム:スペイン大敗を日本の教訓に | Goal.com

    オランダがスペインを粉砕した試合は、ペップ・グアルディオラが率いたバルセロナによって4、5年前にピークを迎えたスペインのパスサッカースタイル「ティキ・タカ」の崩壊の第3幕だと見なすことができる。 第1幕は2013年の春、チャンピオンズリーグ準決勝の舞台で、バイエルン・ミュンヘンがバルセロナに2試合トータル7-0の完勝を収めたことだ。 その1年後、今度はドイツ王者がグアルディオラに率いられてティキ・タカの再現に挑戦したが、アンチェロッティの現実的なレアル・マドリーに一蹴されてしまった。今度は「たった」5-0というトータルスコアだった。 そして最後は、今日のオランダだ。ファン・ハールのチームはデル・ボスケの率いる世界王者に5-1というスコアで冷酷なサッカーのレッスンを突きつけた。ラ・ロハにとって、1963年にベルナベウでのスコットランド戦に2-6で敗れて以来最悪の敗戦である。 サッカーのスタイ

  • ベン・メイブリーの英国談義:モイーズに欠けていたスタイル | Goal.com

    『The Class of '92』DVD版のボーナスコンテンツの中で、ディレクターのゲイブ・ターナーとベン・ターナーはこの映画の製作意図について、主題としてノスタルジックなものとなるのは当然だとしても、同時に人生におけるある段階を終えて次の段階へ移ろうとしている6人の男の現在の姿を捉えたかったとも話していた。映画の公開から5カ月も経っていない現在、この6人のうち4人の姿が再びオールド・トラフォードのベンチにあるのは、まるでこの映画の予想外のエピソードのようだ。監督のライアン・ギグス、アシスタントのニッキー・バット、コーチのポール・スコールズとフィル・ネヴィル。少なくとも4試合の間は、「シアター・オブ・ドリームズ」はまた夢を見せてくれる。 ギグス自身は、周囲の声が期待する役割を完璧に演じてみせた。過去1週間の出来事の慌ただしさに追われている様子も多少はあったが、それでも自然体で自信を感じさ

  • ベン・メイブリーの英国談義:今年こそリヴァプールの年? | Goal.com

  • 元川悦子の一蹴入魂:山口蛍・安定感抜群の中盤のダイナモ | Goal.com

    4万人をはるかに超える大観衆が押し寄せる中、ヤンマースタジアム長居のお披露目試合として行われた12日の大阪ダービー。セレッソ大阪(C大阪)の新キャプテン・山口蛍は下部組織時代からしのぎを削ってきた永遠のライバル・ガンバ大阪(G大阪)を倒そうと、序盤から攻守両面でダイナミックなプレーを見せる。開始早々の3分の強烈ミドルシュートを皮切りに、中盤でボールを触ってリズムをつくりながら攻撃を組み立てて前へ出ていく。守備面では相手のエース・遠藤保仁にしっかりと体を寄せて自由を与えない。2013年東アジアカップ(韓国)MVPを受賞した男のクオリティーの高さは誰もが認めるレベルだった。 C大阪が21分に奪ったディエゴ・フォルランの先制点も、彼がいい形でお膳立てした。右に開いた柿谷曜一朗が中央寄りにドリブルでボールを運んできたその瞬間、ペナルティーエリア内にスペースが空いているのを彼は見逃さず、一瞬の動きで

  • ベン・メイブリーの英国談義:監督業の3つの類型 | Goal.com

    サッカーの監督」には3つのタイプがいる。といっても、監督たち個人の性格のタイプの話ではないし、指導技術の話でもない。彼らに課された業務内容の話である。おそらくもう少し分かりやすくするなら、サッカークラブには3つのタイプがあり、誰が「当に」クラブを率いているかによって区別されると言うべきだろう。長期的戦略に最大の責任を持つ実力者がどういう立場を取っているかが、普段監督の椅子に座っている者の役割と平均余命に大きな影響を与えることになる。 一つ目の類型は、いわゆる「成金」だ。巨大資金の注入によって、歴史的な立場と関係なく、突然のように最前線に飛び出したようなクラブである。ここでは、最も重要な人物はオーナー(あるいはその代理の者)となる。それがチェルシーのロマン・アブラモビッチやマンチェスター・シティのシェイク・マンスールのような個人であれ、パリ・サンジェルマンのカタール投資庁のような法人であ

  • コラム:「フリー・シンジ」を訴えるには遅いが… | Goal.com

    ストーク・シティ戦の開始前にマンチェスター・ユナイテッドの先発ラインナップを確認したとき、そこに香川の名前がなくても驚きはしなかった。結局モイーズは、ルーニーとファン・ペルシが負傷している間も彼をベンチに置いていたのだから。加えて、モイーズは大金を投じて香川とおおむね同じポジションでプレーするフアン・マタをオールド・トラフォードに連れてきたのだ。 だがベンチメンバーにまで目を移すと、驚きに開いた口が塞がらなかった。シンジの名前はそこにもなかったのだ。つまり主力メンバーの負傷からの復帰とマタの加入によって、香川の居場所は18人の中にもないということだ。 逆説的ではあるが、最初に頭に浮かんだのは一つの希望だった。もしかすると今回メンバーから外されたことで、香川あるいは代理人が少なくともレンタルでの他クラブへの移籍を要望し、コンスタントにプレーして良い状態でワールドカップ(W杯)を迎えることがで

  • コラム:レヴァンドフスキ移籍でさらに壊れるブンデスリーガのパワーバランス | Goal.com

    バイエルン・ミュンヘンは最高の選手たちを集めることで、リーグ内の競争を失わせることを目指そうとする。これはブンデスリーガで昔から言われ続けてきたことだ。昨年夏のマリオ・ゲッツェと同じ道をたどり、ロベルト・レヴァンドフスキもボルシア・ドルトムントを去ってバヴァリアへと旅立つことになった。 ポーランド代表ストライカーの移籍は長らく既定路線とされていたことだ。2012年にはすでにドルトムントとの契約延長を渋り、昨年夏には夢の移籍を果たすことになるかと予想された。ゲッツェの移籍がなければ実現していたはずだが、レヴァンドフスキまでも失うわけにはいかなくなったドルトムントは彼を手放しはしなかった。 今季に入ってからの5カ月間で、もはやバイエルンの後を追うことも難しくなってきたドルトムントだが、またもチーム最高の選手の一人をその宿敵に奪い取られてしまった。今季スタートの時点で、すでにバイエルンを追うため

  • スイス紙:「久保裕也はリーグの新しいスター」 | Goal.com

    ヤング・ボーイズは開幕4連勝を飾り、好スタートを切った。新加入のFW久保裕也は、4日に行われたスーパーリーグ第4節でゴールを決めて、2試合連続得点、通算3点目をマークしている。 スイスメディアでは、早くも19歳の新人に注目が集まっている。スイス『ブリック』は、「久保のゴールセレブレーションの真相」というタイトルで久保を「リーグの新しいスター」と紹介している。 スイスメディアによれば、久保の獲得を決めたのは、昨年10月に辞任した元SD(スポーツディレクター)のイリヤ・ケンツィク氏だったという。クラブは京都に所属していたFWの獲得に約40万ユーロの移籍金を支払い、夏にスイスへ移籍させることにしていた。 ケンツィク氏の後任であるフレディ・ビッケルSDや、この夏から指揮を執ることになったウリ・フォルテ新監督は、久保についてまったく知らなかったようだ。フォルテ監督は7月に入団した久保を練習で視察。プ

  • コラム:歴史に残る試合となったイタリア対日本 | Goal.com

    サッカーでは時折、論理をまったく無視するような異常な試合が見られ、戦術的視点からの分析がほぼ不可能となってしまうようなこともある。水曜日にレシフェで行われたコンフェデレーションズカップのイタリア対日戦は、そういう試合の一つだった。 取り消されたものも含めて8つのゴール、どちらも取るべきではなかったはずの2つのPK、守備の酷い対応、それ以上に酷いジャッジ、そして数えきれないほどの決定機など、当にあらゆる要素の詰まった試合だった。セオリー通りの平凡な展開など完全に無視してしまい、良い意味で混乱した試合だ。クレイジーであり、だからこそビューティフルだった。 最終的に3-4で敗れたとはいえ、日の戦いぶりは最初から最後までほぼ一貫して素晴らしいものだった。サムライブルーはキックオフから35分間を完全に支配し、積極的なプレッシャーでボールを奪うと小気味良いパスをつなぐ。イタリアは、スペインの選手

  • ショートコラム:サムライブルーが世界を魅了した日 | Goal.com

    サッカー界の近代史を5試合に集約するとすれば、ドーハの悲劇(1993年)、ジョホールバルの奇跡(1997年)、2-2で引き分けたベルギー戦(2002年)、3-1で勝ったデンマーク戦(2010年)、そしてイタリアに3-4で敗れた今回の試合を挙げたいと思う。 最初の4試合の持つ重要性については、日サッカー界のプロ化以降のサムライブルーを見守ってきた者であれば誰もが知っていることだろう。だが今回のイタリア戦も、スコアは不当なものだったとはいえ、また一つの記念すべき試合となった。 歴史上初めて、日は世界のサッカー界の大国の一角を相手に、試合の4分の3ほどを優勢に進める見事な戦いぶりを見せた。最初の30分間を見れば、アルベルト・ザッケローニ監督は13人の選手をピッチ上に送り込んでいるかのようだった。白のユニフォームを身に着けた選手たちはあらゆる場面でボールに先に触り、アッズーリを中盤に押し

  • ショートコラム:代表チームを愛するサッカー文化 | Goal.com

    のみならず、世界のサッカーファンすべてに、オーストラリアと引き分けた試合後のアルベルト・ザッケローニ監督の第一声についてよく考えてみてほしいと思う。 試合後の会見の冒頭、「私にとって、日の後で別の代表チームの監督をすることを考えるのは難しい」と老練な指揮官は切り出した。 「グラウンドを一周してサポーターにあいさつをした時、チームのトレーニングスタッフに、私たちのサポーターの皆さんの顔をよく見るようにと言った。彼らの幸せな思いや、この雰囲気は当に独特のものだ」 オーストラリアとの試合は、50万人以上のファンがチケットを求めた末、6万2千人以上の観客の前で行われた。 春の終わりの穏やかな気候の中、日のサポーターはいつもと同じように90分間にわたって彼らのチームをサポートし続け、日本代表を5大会連続となるワールドカップ出場決定の喜びへと後押しした。 世界の大半の国の代表チームと比べてみ

  • ベン・メイブリーの英国談義:ついに、その時が来た | Goal.com

    今週のコラムがいつもより数日遅く掲載されることになったのはたまたまではない。何か大きなことが迫っているかもしれないという予感はあった。シーズン終了までの話題を独占するような、衝撃と畏怖を引き起こす話が出てくるのではないか。そう思いつつ、火曜日に東京で収録を終え、早めに床に就いた。スマートフォンのアラームで翌朝目を覚ました時、そこにどんなニュースが表示されているだろうかと心を躍らせながら。 だが残念ながら、『Foot! TUESDAY』での予想の大半が外れるのと同じように、今回も私は間違っていた。もしかすると、2試合を残してプレミアリーグのチームの半数が18位フィニッシュの危険を抱え、記憶にある限り最も激しい残留争いになるかもしれない―そんな予想は、ウィガン・アスレチックがホームでのスウォンジー・シティ戦に2-3で敗れたことでほぼ消えてしまった。 だが、皆さんご存知の通り、空白のコラムを埋め

  • ベン・メイブリーの英国談義:カーディフの「赤と青」 | Goal.com

    「ブルーバーズ」(この愛称については後述)のピッチ上での物語は十分にロマンチックであり祝福に値するものだ。アーロン・ラムジーやジェームズ・コリンズといった選手たちを輩出してきたクラブは、過去10年間を通して成功まであと一歩に迫りながらも、最後の部分で涙を飲むことを繰り返してきた。ウェンブリーには3度たどり着いたがその3度とも敗戦。2008年にはFAカップ決勝、10年にはチャンピオンシップの昇格プレーオフ決勝、そして昨年はリーグカップ決勝で苦渋を味わった。2008-09シーズンには自動昇格を勝ち取るかに見えたが、4月18日のプレストン・ノースエンド戦に0-6の大敗を喫すると、その後の残り3試合でわずか勝ち点1の獲得にとどまる。自動昇格の2位以内どころか、プレーオフ圏内すら逃してしまったが、総得点の差でカーディフを抑えて6位に滑り込んだのは他ならぬプレストンだった。過去2シーズンは、カーディフ

  • ガイジン’s アイ:G大阪サポーターの許されざる愚行 | Goal.com

    人以外のサッカーファンにJリーグの試合の雰囲気について訊ねられると、どう答えるべきかはいつも分かっていた。清水エスパルスの素晴らしい応援のリズムであったり、FC東京のゴール裏の陽気な様子であったり、横浜F・マリノスの赤と白と青のパラソルであったり。公園と神社の間を抜けてNACK5スタジアムに向かった経験や、ほぼ全ての会場に存在する素晴らしい「スタメシ」について語ることもあった。 日におけるフーリガニズムについて訊ねられることもあるが、こちらはエピソードを挙げるのが少々難しい。浦和レッズのサポーターが槍投げのようにフラッグを投げたり、横浜FCのサポーターが中指を立てた横断幕を掲げたり、鹿島サポーターのフラッグがCKを蹴ろうとする相手選手を妨害したりといったようなものだ。 だが今、日サッカー界で最悪なものは何かと誰かに訊ねられたとすれば、その答えを見つけるのは難しいことではなくなって

  • 座談:Jリーグの審判問題を語る | Goal.com

    8月18日に行われたJ1浦和対鹿島戦後の記者会見で、ジョルジーニョ監督が審判に対する痛烈な批判をした件で、試合から1カ月後の先週9月18日にJリーグは制裁決定を発表した。ジョルジーニョ監督はJリーグに始末書を提出することになる。 その一方では、Jリーグ審判委員長の上川徹氏が強化担当者会議の場で、審判員の技術向上のための活動内容を説明し、今後もさらに努力することを約束。鹿島の通訳が涙を流しながら訴えた問題提起は、Jリーグ側にも一定のアクションを起こさせる結果で終わった。 しかし、これですべてが片付いたとは到底言えないだろう。今回は審判問題とその背景、そしてJリーグが進むべき未来について、日頃から鹿島を取材しているサッカーライターの田中滋氏と、Goal.com日版の清水英斗による座談をお送りする。 清水 今回の処分は浦和戦後の発言に関するものですが、ジョルジーニョ監督って毎試合、審判のことを

  • コラム:動き始めたファイナンシャル・フェアプレー | Goal.com

    先日UEFAは欧州のトップクラブに向けて、財政健全化に関する彼らの要求が単なる言葉の上でのものにはとどまらないことを示した。 23のクラブに対し、財政面の問題を理由に昨季のUEFA主催大会の報奨金の支払いを差し止めるという発表は、大陸の各地でさまざまな反応を引き起こしたことだろう。 アトレティコ・マドリーやマラガ、フェネルバフチェ、スポルティング・リスボンといったクラブには9月30日までの猶予が与えられる。彼らはそれまでに滞納金を清算するか、選手や他クラブや税務署への支払いが滞っている正確な理由をUEFAに説明しなければならない。 今回の動きを第一歩として、これから長く熾烈な戦いが繰り広げられていくことになるのだろう。ピッチ上の選手たち以上に、法律家や会計士がこのスポーツにより大きな影響力を持つ世界となりそうだ。 昨季のヨーロッパリーグ(EL)王者であるアトレティコが今回のリストに含まれた

  • ゼニト、フッキ獲得を発表 | Goal.com

    ブラジル代表FWフッキ(26)が、ポルトからゼニト・サンクトペテルブルクへ移籍することになった。ゼニトがクラブの公式サイトで、同選手の獲得を発表している。 この発表によると、フッキは3日午後にゼニトと5年契約を交わしたとのこと。ゼニトでの背番号は29番になる。 フッキは今夏の移籍がしばらく取りざたされていた。一時はチェルシー行きが濃厚という報道もあったが、そのときは決まらず。最近では、イングランドの2クラブとゼニトが交渉を続けていると伝えられていた。 フッキの移籍先決定に時間がかかった要因の一つは、ポルトが設定した移籍金だろう。ポルトは、同選手の契約解消に必要な違約金の1億ユーロを強く求めていた。しかし、最終的には5000万ユーロ程度でゼニトと合意に達したものと見られている。

    hannover
    hannover 2012/09/04
    世界でトップクラスの選手のキャリアがポルトガルからロシアってのは寂しいなぁ・・・/しかしポルトは本当に交渉上手だな
  • キャロル、ウェスト・ハムへのレンタル移籍が決定 | Goal.com

    hannover
    hannover 2012/08/31
    アラダイスにキャロルはすごくいい組み合わせになりそうですね
  • 酒井高徳「僕にとってドイツ代表は一つのオプション」 | Goal.com

    24日付けのドイツ「Stuttgarter Nachrichten」紙によると、酒井高徳はここ数週間の自身への扱いに不満を持っており、ドイツ代表入りをほのめかす発言をしているようだ。 酒井高はずいぶん長い間、所属クラブのシュツットガルトを離れていた。最初はロンドンオリンピックのため、そして次はA代表のベネズエラとのキリンチャレンジカップだ。シュツットガルトの右サイドバックはそれが理由でプレシーズンの大部分に参加できなかったが、腹を立てたのはブルーノ・ラッバディア監督だけではない。 酒井高がベネズエラ戦でプレーしなかった理由は、人も理解できていない。オリンピックの試合でもほとんど出場機会がなく、代表監督のアルベルト・ザッケローニが彼をA代表に招集したのは、実戦の環境で試すためであったはずだ。「全然プレーさせてもらっていないことには、いい気はしないです」と酒井高は言う。 そうして彼はまたもや

  • シャビ:「モウの審判への不満には驚かない」 | Goal.com

    hannover
    hannover 2012/08/25
    いつも通りのシャビさん