デボン紀最強の捕食者「ダンクルオステウス」。甲冑魚と呼ばれるダンクルオステウスは現在では考えられないとてもユニークな姿をしていました。 今回はダンクルオステウスの噛む力やサメとの関係、復元にまつわる謎などをご紹介します。 合わせて読みたい関連記事 ・太古の巨大鮫メガロドン!生存の可能性と目撃事例に迫る ・泳げなかったって本当?アンモナイトの謎と生態 ・最強の海棲爬虫類モササウルス!その大きさや生態に迫る ①ダンクルオステウスとは?ダンクルオステウスは今から約3億5000万年前のデボン紀の海に生息していた大型の魚類です。板皮類(ばんぴるい)というグループに分類されている古代魚の中でもダンクルオステウスは最大の生物でした。「魚の時代」と呼ばれるデボン紀の海においてダンクルオステウスは最強の捕食者として生態系の頂点に君臨していましたが、デボン紀後期に起こった大量絶滅により地球上から姿を消してしま