5歳を過ぎても夜間頻繁におねしょをする場合、夜尿症とされますが、他の病気が原因のこともあります。治療で早く解決できる場合が多く、悩まずに受診を。夜尿症の治療やお泊り行事対策などをお伝えします。 親も子供も悩む夜尿症 幼児の頃の夜間のおねしょは成長過程の自然な現象です。時期が来れば治るもの。しかし、5歳を過ぎても夜間睡眠中に1ヶ月数回以上おねしょをする場合、夜尿症といいます。 親もおねしょの始末についイライラしてしまうこともあるでしょう。子ども自身も体が濡れて不快なのはもちろん、年齢が上がるほど精神的にもダメージを受けます。 夜尿症は自然治癒する場合(3年で約3割)もありますが、治療を行うことで1年間で約5割、2年間では約8割近くの患者さんが治ることもわかっています。 5歳過ぎてもおねしょが続く場合、特に7~8歳を過ぎても頻繁におねしょがある場合は、医師に相談し適切な治療を早く解決しましょう