「Y世代」の研究行動調査 最終報告書(英国) 2012年6月28日に,英国図書館(BL)と英国のJISCが,博士課程学生の情報探索行動や研究行動について調査したレポート“Researchers of Tomorrow”を公開した。この調査は2009年から3か年かけて実施されたもので(E994,E1190参照),今回のレポートはその最終報告書にあたる。 報告書で調査対象とされている「Y世代(Generation Y)」とは,1982年から1994年までの間に生まれた者と定義されており,いわゆる「デジタルネイティブ」とは異なる世代として扱われている。調査には,3年間に英国内の大学70校以上に在籍しているY世代の博士課程学生約17,000人が参加した。調査全体として,Y世代の博士課程学生は情報技術一般において不自由なく扱っているものの,こと研究上では最先端の技術を積極的に利用しているわけではない
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