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電気自動車に関するharenoのブックマーク (29)

  • 電気自動車(EV)に関するFAQ

    Keiichiro SAKURAI @kei_sakurai EVの急速な普及を否定する方が忘れがちな点。 ・充電中は放っておける。 ・航続距離は、実はそんなに無くてもいい。鍵になるのは充電速度。 ・昨今は航続距離が伸び、価格が下がり、充電速度が上がりつつある。 ・既にトータルコストでは内燃機関車より安い。 2018-03-27 12:17:34 Keiichiro SAKURAI @kei_sakurai ・電源が石炭火力100%だったりすると排出量削減になりにくいけど、一般論としては排出量削減になる。 ・温暖化ガス排出量をゼロに近づけるには、電源の低排出化と、EVかFCVの普及が事実上必須。 2018-03-27 12:17:49

    電気自動車(EV)に関するFAQ
    hareno
    hareno 2018/03/28
    きちんと引用した数値に基づいて議論を進めており好感が持てる。
  • EV向け本命 5分で完全理解「全固体電池」

    疑問その2 なぜ電解液をなくせるの? Liイオン2次電池に代表される「ロッキングチェアー型(シャトルコック型とも呼ぶ)電池」では、電解液と電極の間での化学反応(酸化還元反応)を伴わないため、原理上は電解液が不要

    EV向け本命 5分で完全理解「全固体電池」
    hareno
    hareno 2017/12/28
    電池セル自体を加圧しておかないとパワー密度が低くなる特性について、誌面には書いてあるのでしょうか
  • 電気旅客機を10年以内に 英LCCが導入目指す | NHKニュース

    自動車業界で排気ガスを出さない電気自動車の開発や導入が進む中、イギリスの格安航空会社大手が、10年以内に180人程度を乗せることができる「電気旅客機」の導入を目指すと発表しました。 イメージ図によりますと、両翼には、電気を動力とする推進装置がいくつも取り付けられていて、客席の下に大型のバッテリーを置き、180人程度を乗せることができるとしています。 導入に向けては、電気を動力とするプロペラを使った推進装置の開発を進めているアメリカの新興企業と提携するとしていて、開発に成功すれば、二酸化炭素を排出しないだけでなく、騒音が大幅に低減されるということです。 イージージェットの広報担当者は、「航空機がどれだけ二酸化炭素を排出しているかを気にする乗客が増えていて、そうした人たちは電気旅客機に乗りたいと考えるだろう。どの航空機メーカーが最初に電気旅客機を完成させるか、開発競争が始まっている」と話してい

    電気旅客機を10年以内に 英LCCが導入目指す | NHKニュース
  • 最強のスポーツカーを作るには、テスラの技術責任者に聞く

    米Tesla Motors(テスラ)は、高性能なスポーツカー「Tesla Roadster」を電気自動車(EV)として開発し、量産に成功した企業だ(図1)。Tesla Roadsterはあの「ポルシェ」よりも加速が良く、アクセルを踏み込んで3.7秒または3.9秒以内に時速97kmに達する高級スポーツカーだ。最高速度は時速200km。 テスラは2003年に設立されたベンチャー企業だが、既に複数の大手自動車メーカーから技術を評価されている。例えば、2009年5月には独Daimlerがテスラの株式の10%(5000万米ドル分)を取得、EVシステムや二次電池、車両の開発について協力関係を築いた。2010年1月にはパナソニックとEV用電池を共同開発すると発表、2010年5月にはトヨタ自動車と業務提携を結び、5000万米ドルの出資を受けている。EVと部品、生産システム、技術に関する業務提携だ。例えば2

    hareno
    hareno 2012/01/24
    小型の円筒電池の方が良いという主張。ポリマー、角形、円筒、それぞれの比較が欲しい
  • トヨタとBMWが協業、ディーゼル供給と電池技術の共同開発

    BMWグループ(BMW)とトヨタ自動車は、2011年12月1日、次世代環境車と環境技術について、中長期的な協力関係の構築に向けた覚え書き(MOU:Memorandum of Understanding)に調印したと発表した(図1)。 覚え書きの内容は2点からなる*1)。まず、トヨタ自動車の欧州統括会社であるToyota Motor EuropeがBMWから、クリーンディーゼルエンジンの提供を受け、2014年から欧州(ポーランド)で生産する自動車に搭載する。 もう1点は、両社が次世代リチウムイオン二次電池技術に関する共同研究を開始することだ。 *1) 優先テーマは以上の2点だが、環境技術に関するその他の協業テーマを今後掘り起こしていくという。 図1 記者会見に参加した両社の首脳陣 左から、トヨタ自動車常務役員、Toyota Motor Europe社長兼CEOのディディエ・ルロワ(Didie

    hareno
    hareno 2011/12/01
    どんな電池を開発するのだろう。エネルギー密度の目標はあるのだろうか
  • 自動車メーカーがEV普及に本腰、急速充電器がカギか

    自動車4社が団体立ち上げ そこで、複数のメーカーグループが急速充電器の普及団体を立ち上げ始めた。日産自動車のグループと、トヨタ自動車、ホンダ、三菱自動車のグループだ。 最初に動いたのは、日産自動車だ。2011年11月9日、EV向け充電サービス事業会社「ジャパンチャージネットワーク」を2011年内に立ち上げることを発表している。日産自動車の他、NECと住友商事、昭和シェル石油が参加し、充電インフラサービスの開発と提供を予定する。まず、神奈川県と東京都の一部地域から始める。 図1 NECの充電コントローラー 充電コントローラー(左)と充電器(右)を分離した。「充電器が高価なのは、充電部分とUIなどを担う制御部分が一体化しているためだ。当社は充電器と充電コントローラーを分割し、1台の充電コントローラーが複数の充電器を制御するような構成にした。具体的な台数は明らかにできないが、充電器を数台以上同じ

    hareno
    hareno 2011/11/24
    サービス内容を知りたい
  • 北米で燃費ランキング1位、三菱の「i-MiEV」

    三菱自動車の製造・販売会社である米Mitsubishi Motors North Americaは、2011年11月18日、「i-MiEV」の北米仕様車「Mitsubishi i」(図1)が、米EPA(環境保護庁)基準の燃費ランキング「Fuel Economy Leaders: 2012 Model Year」(2011年11月17日現在)で1位を獲得したと発表した。 図1 「Mitsubishi i」 「i-MiEV」の北米仕様車である。全長3675mm×全幅1585mm×全高1615mm。トレッドは1420mm(前)と1380mm(後)。出典:三菱自動車 EPAは燃費性能を3種類の数値で表している。「combined」は市街地と高速混合走行性能、「city」は市街地走行性能、「highway」は高速走行性能だ(図2)。 i-MiEVの燃費性能は、112(combined)/126(ci

    hareno
    hareno 2011/11/20
    [燃費]
  • ホンダの「フィットEV」、電費性能世界一をうたう

    ホンダは電気自動車「フィットEV」を「Los Angeles Auto Show」(2011年11月16~17日、ロサンゼルスで開催)で公開した(図1)。公開したのは北米仕様の市販車。 2011年内にフィットEVの実証実験のパートナーであるカリフォルニア州トーランス市やスタンフォード大学、Googleに納車する。2012年夏には米国でのリース販売を開始。3年間で約1100台の販売を計画する。 なお、日市場でも2012年中に販売を開始する。中国では2012年にEVの生産開始を検討しているが、販売については未定だ。欧州市場の予定も決まっていない。 図1 「フィットEV」(北米仕様車) ガソリン車フィットをベースにした5人乗りのコミューター。最高速度は90マイル/h(約144km/h)。充電時間は3時間以下(240V時)。電力消費量に応じた3つの走行モード「SPORT」「NORMAL」「ECO

    hareno
    hareno 2011/11/18
    東芝の電池はそれほど素晴らしいのでしょうか。そういえば、SIM-DriveのEVも東芝でした。
  • 燃費の高さで勝負、4方式の環境対応車を見せるトヨタ

    燃費の高さで勝負、4方式の環境対応車を見せるトヨタ:電気自動車 東京モーターショー2011(1/2 ページ) トヨタ自動車はハイブリッド車(HV)やプラグインハイブリッド車(PHV)、EV、燃料電池車といった環境対応車を全て見せる。他社と比較して、実用的な車を展示する予定であり、特にHVとPHVの燃費の良さが際立つ。 トヨタ自動車は2011年11月15日、「東京モーターショー2011」(2011年12月2~11日、東京ビッグサイトで開催)の出展内容を発表した。プリウス後継機種など燃費の良さをうたう。四輪車以外のモビリティについても展示する予定だ。 出展車両6車種のうち、4車種が走行用モーターを搭載する。4車種のうち、日初出展車が1車種、世界初出展車が3車種*1)。 *1) 日初出展車は「Prius Plug-in Hybrid」。6車種中の他の2車種は、富士重工業とトヨタ自動車が共同開

    hareno
    hareno 2011/11/15
    確かにこの燃費は高いよ。
  • 日産はEVの呼び寄せ、スズキはエンジン搭載のEV

    日産はEVの呼び寄せ、スズキはエンジン搭載のEV:電気自動車 東京モーターショー2011(1/2 ページ) 東京モーターショー2011の出展情報が明らかになった。スズキはレンジエクステンダータイプのEVの他、環境対応の二輪車を出展する。日産自動車は用途の異なるEV3車種をそろえた。 スズキと日産自動車は2011年11月8日、相次いで「東京モーターショー2011」(2011年12月2~11日、東京ビッグサイトで開催)の出展内容を発表した。両社とも電気自動車(EV)などの環境対応車を重視した内容になっている。 スズキは、四輪車を4車種出展し、そのうち2つが、EVだ。 「Q-Concept(キュー・コンセプト)」(図1)は二輪車と四輪車の中間の用途を狙ったEV。用途は、半径10km以内の生活圏移動だ。全長2.5m、全幅1.3mと小さいため、駐車スペースは一般的なセダンの3分の1ですむ。1充電当た

    日産はEVの呼び寄せ、スズキはエンジン搭載のEV
    hareno
    hareno 2011/11/09
    二輪と四輪の中間を狙うというコンセプトは共感できるな。是非実現してもらいたい。
  • トヨタが燃料電池車の普及目指す、さいたま市と共同で

    トヨタ自動車はさいたま市と燃料電池車(FCV)普及策で協力する。さいたま市が電気自動車(EV)以外にFCVの普及を目指しているためだ。トヨタ自動車はF2H(FCV to Home)などの新機軸を打ち出した。 トヨタ自動車は2011年10月27日、さいたま市と協力して環境対応車のインフラ作りを推進すると発表した。 さいたま市は持続可能な低炭素社会の実現を目指したプロジェクト「E-KIZUNA Project」を2009年から立ち上げている。「当初は電気自動車(EV)の普及施策を重視していたが*1)、燃料電池車(FCV)についてもさいたま市と合意できたため、協定書の交換に至った」(トヨタ自動車)。 *1)E-KIZUNA Projectには既に日産自動車、富士重工業、ホンダ、三菱自動車が参加しており、トヨタ自動車は5番目のメンバーである。「EVの量産では当社よりも先を進んでいる自動車メーカーが

    トヨタが燃料電池車の普及目指す、さいたま市と共同で
  • AndroidケータイでEVを操作、日産自動車がアプリを無償公開

    EV「リーフ」のバッテリー残量や充電時間を確認できる。状態を確認できる他、乗る前エアコンや予約充電などリーフに対する指令をAndroidケータイから送ることができ、利便性が高まる。 日産自動車は2011年10月17日、EV「リーフ」をリモート操作できるAndroid版アプリケーションソフトウェア「日産リーフ」を開発し、無料配信を開始した(図1)。2011年1月に発表したiPhone版アプリケーションに次ぐ、第2弾の取り組みである。 リーフは、EV用専用情報通信システム「EV-IT」を採用している*1)。乗車中にナビゲーション画面を操作することで、各種のドライビングサポート機能を利用できる。乗車前や乗車後には、オーナー向けWebサイトから走行履歴の確認や二次電池(バッテリー)の状態管理、充電やエアコンのリモート操作が可能だ。このようなWebサイトのサービスは今後も継続する。 *1)EV-IT

    AndroidケータイでEVを操作、日産自動車がアプリを無償公開
    hareno
    hareno 2011/10/18
    [Android] [日産自動車]
  • 「燃料電池」「非接触充電」「住宅への給電」、日産自動車が先進技術を公開

    「燃料電池」「非接触充電」「住宅への給電」、日産自動車が先進技術を公開:電気自動車(1/2 ページ) 日産自動車は先進技術説明会を開催し、将来の電気自動車(EV)、燃料電池車(FCV)などに搭載する技術の概要を見せた。今回はFCV用燃料電池スタックの技術開発が大きく進んだ印象だ。非接触充電や住宅への給電(V2H)技術の具体的な姿も明らかになった。 日産自動車は次世代自動車に必要なさまざまな技術開発の成果を「先進技術説明会」(2010年10月5~18日)で公開した。燃料電池車(FCV)向け新型燃料電池スタックや非接触充電システム、EV「リーフ」から住宅への給電(V2H)技術などについて、最新の成果を見せた。 改良続く燃料電池 日産自動車はEVだけでなく、FCVにも積極的に取り組んでいる。日国内ではFCV「X-TRAIL FCV」の公道走行試験を2002年から開始。2003年モデルのX-TR

    「燃料電池」「非接触充電」「住宅への給電」、日産自動車が先進技術を公開
  • パリがEV先進都市に変身、3000台のシェアリングに取り組む

    パリ市は都市交通問題を解決するために、Autolib計画の運用を開始した。1000カ所のステーションに3000台のEVを配置し、低額でシェアできるようにする。この規模の取り組みは世界的にも例がない。国内では大阪府が日版Autolib計画を進めている。 世界の大都市は交通問題、特に自動車交通問題に苦しんでいる。地下鉄網やバス網といった公共交通機関と、個人や企業が所有する乗用車のバランスを取るためには、私有車を何らかの形で規制するか、インセンティブを与えて制御しなければならないだろう。廃棄物が少なくなり、渋滞が減ることが目的だ。さらに安価で使いやすく、便利な交通システムを目指さなければならない。 電気自動車(EV)は、都市交通に革命をもたらし得る。騒音がなく、CO2(二酸化炭素)を排出せず、小回りもきく。自宅の隣に公共駐車場ができると、排気ガスの影響を受けるが、EV駐車場なら大丈夫だ。だが、

  • 2人乗りEVを日産自動車が開発、公道走行実験へ

    原付では物足りないが、セダンは必要ない。高齢者や単身者世帯では2人乗りEVを望む層が無視できない。日産自動車は開発中の2人乗りEVを使って、3つの地方自治体と共同で公道での走行実証実験を開始する。 乗用車両にはさまざまな用途があり、ユーザーも幅広い。例えば、近くの公共交通機関まで乗り継いだり、近所に買い物へ出掛けるなら、5人乗りのセダンである必要はない。50ccの原動機付自転車とセダンの中間に当たる電気自動車(EV)が必要だ。 日産自動車は、2人乗り電気自動車(EV)「NISSAN New Mobility CONCEPT」の公道走行実証実験を3つの地方自治体と共同で開始する。2011年9月29日に公道走行に必要な大臣認定を国土交通省から取得した。2人乗りの超小型EVの公道走行実証実験は国内初だという。 NISSAN New Mobility CONCEPTは、リチウムイオン二次電池を搭載

    2人乗りEVを日産自動車が開発、公道走行実験へ
  • 超急速充電器が登場、わずか3分で50%充電可能

    EVの充電時間を短くする取り組みが進んでいる。JFEエンジニアリングは、超急速充電器を開発、8分間で80%の充電に成功した。充電器内に二次電池を内蔵することで実現した。 鋼構造物の設計製造やエネルギーシステム関連のエンジニアリング企業であるJFEエンジニアリングは、2011年9月28日、電気自動車(EV)を数分で充電できる超急速充電器「Super RAPIDAS」を開発し、実証実験に成功した(図1)。 3分間でEVが搭載する電池容量の50%を充電でき、8分間で80%に達するという。従来の急速充電器を使うと電池容量の80%を充電するには30分を要していた。つまり、Super RAPIDASを使うと約4分の1の時間で充電できることになる。 図1 超急速充電中の様子 Super RAPIDAS充電スタンド(図左)からEVに充電しているところ。国内で広く普及しているCHAdeMO方式の急速充電器と

    超急速充電器が登場、わずか3分で50%充電可能
  • 広がる非接触充電、三菱自動車が開発始める

    電気自動車(EV)が抱える課題の1つが充電インフラだ。三菱自動車は充電ケーブルを使わない非接触充電の研究を開始。トヨタ自動車や日産自動車なども同様の研究に取り組んでおり、EVと非接触充電を組み合わせたシステム普及が見えてきた。 電気自動車(EV)の普及を加速させるためには、3つの課題を解決しなければならないという声が強い。価格(電池コスト)と走行距離、そして充電インフラだ。 このうち、充電インフラは、家庭用の安価な普通充電装置の普及を進め、要所要所に急速充電装置を取り付けることで、いつでもどこでも充電できるように計画が進んでいる。例えば日産自動車は2015年度末までに2010年末の設置台数の10倍に相当する5000基の急速充電器を販売することを目指している。 さらに将来は、より進んだ充電インフラが登場する。充電ケーブルを使わない非接触充電(ワイヤレス充電)だ。 三菱自動車とIHI、米WiT

    広がる非接触充電、三菱自動車が開発始める
    hareno
    hareno 2011/09/27
  • 日産自動車がEVのラインアップ拡大へ、三菱自動車から調達

    日産自動車が軽商用自動車タイプのEVを発売する。三菱自動車からOEM供給を受ける形だ。「リーフ」やワゴンタイプの商用EV車と合わせて、EVのラインアップを拡大する。 電気自動車(EV)のラインアップ拡大に向けて、日産自動車が動き出した。同社は5ドアハッチバックのEV「リーフ」を発売しており、2014年にはバン・ワゴンタイプの商用EV車の発売も予定している。しかし、軽自動車タイプの車種がない。 日産自動車はガソリン車、EV車とも軽自動車を生産しておらず、これまでも他社からのガソリン車のOEM供給を受けてきた。今回、三菱自動車から軽自動車タイプのEVのOEM供給を受ける。 日産と三菱が相互OEMを拡大 日産自動車と三菱自動車は、2011年9月22日、電気自動車(EV)を含むOEM相互供給を拡大すると発表した。両社は2010年12月、国内向けのOEM相互供給の拡大について合意している。 三菱自動

    日産自動車がEVのラインアップ拡大へ、三菱自動車から調達
  • 軽い車は遠くまで走る、ではEVをどこまで軽くできるのか

    EVの走行距離を伸ばすためには、二次電池の性能改善が欠かせない。しかし、電池に手を付けなくても燃費(電費)改善の方策はある。車体の軽量化だ。東レが開発した炭素繊維強化樹脂(CFRP)を採用することで、日産自動車の「リーフ」派生車種を600kg近く軽量化できた。 電気自動車(EV)の弱点の1つは、ガソリン車に比べて走行距離が短いことだ。「街乗り」には十分だが、遠出には不安が残る。EVの用途が狭くなってしまう。 走行距離が短くなる理由は、EVに搭載するリチウムイオン二次電池が高価な上に重く*1)、大量に搭載できないからだ。電池の改善も必要だが、それ以外に走行距離を伸ばす方法はあるのだろうか。 *1)野村総合研究所の分析によれば、2010年時点のEV(日産自動車のリーフを想定)のコスト構成に占める電池の割合は6割を超える。リーフの電池重量は294kgであり、これは車両重量の約2割に相当する。なお

    軽い車は遠くまで走る、ではEVをどこまで軽くできるのか
  • 「乗り心地が最悪」という常識を打ち破る

    SIM-LEIはタイヤの内部にインホイールモーターを備えたことで、333kmという走行距離を実現できた一方で、タイヤが重くなってしまった。一般にはタイヤまわりが重い車は乗り心地が悪くなるといわれている。この問題をどう解決したのだろうか。 1充電で333kmを走行するために、「SIM-LEI」にはさまざまな技術が詰め込まれている。効率が良く回生能力にも優れたモーターを採用し、車体の空気抵抗を減らしたことなどだ。 だが、無理に走行距離を伸ばそうとすると、快適性や安全性、さらには車体の量産性が悪くなる可能性がある。例えば、大陸横断が可能なレース用ソーラーカーは、燃費という観点では素晴らしい性能を発揮するが、快適性は最悪ともいえる。 第4回では、SIM-LEIのシャーシの設計について触れ、走行距離を伸ばしながら、どのように快適性などの課題を解決したのかを解説する。 インホイールは乗り心地が悪くなる

    「乗り心地が最悪」という常識を打ち破る