ブックマーク / www.cnn.co.jp (20)

  • 太陽表面をはう糸状の低温ガス、NASAが映像公開

    (CNN) 米航空宇宙局(NASA)は、太陽の表面に「フィラメント」と呼ばれる低温の糸状のガスが広がっていく様子をとらえた太陽観測衛星の映像を公開した。 映像は8月6日から8日にかけての太陽活動をとらえたもので、全長約80万キロもある濃い赤色のフィラメントが、むちのような形で映っている。NASAによれば、フィラメントは不安定な磁場によって、低温の太陽物質が表面に現れる現象。 このフィラメントに関連した放射線は地球にも到達し、小規模の磁気嵐などが発生、北米の一部地域ではオーロラが観測された。米国立測候所によれば、この嵐は既にやんだという。 しかし米海洋大気局(NOAA)は、米国時間の4日から5日にかけて40%の確率で中規模の太陽フレアが発生すると予想。専門家によると、4日夜に米国などでオーロラが観測できる可能性がある。

    太陽表面をはう糸状の低温ガス、NASAが映像公開
  • 100億光年のかなたにブラックホール数百万個 NASA

    (CNN) 米航空宇宙局(NASA)の広域赤外線探査衛星(WISE)が、数百万個のブラックホールと、約1000の非常に高温で塵粒子(ダスト)に覆われた銀河を発見した。 これらの銀河はこれまでに発見された銀河の中で最も明るいと見られる。NASAはこれらの銀河を「Hot Dust-Obscured Galaxies(高温のほこりに覆われた銀河)」の頭文字を取って「ホットドッグ」と名付けた。 研究者らによると、このホットドッグの中心には巨大なブラックホールが存在し、放出する光の量は太陽の100兆倍だという。画像で見ると明るく見えないのは、各銀河がダストで覆われているためだ。 NASAの科学者らはWISEのおかげで、約100億光年のかなたにある250万個のブラックホールを発見した。従来の技術で発見できなかったのは、ガスやほこりでブラックホールが隠れていたためだ。 NASAは次の段階として、ブラック

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  • 地底に眠る超巨大火山「スーパーボルケーノ」、地球を脅かす可能性

    ワイオミング州イエローストーン国立公園(CNN) 訪れる人を圧倒せずにはおかない米イエローストーン国立公園。間欠泉が空中高く吹き上がり、地熱で温められた温泉は別世界のような青緑色を放つ。周囲にそびえる山々は野生生物の宝庫でもある。 しかしこの美しい国立公園の地底には、米国土の広範に甚大な被害をもたらし、地球全体を変えてしまうほどの威力を秘めた超巨大火山「スーパーボルケーノ」が眠る。 人類はまだ、その噴火の規模を体験したことはない。イエローストーンのスーパーボルケーノが最初に噴火したのは210万年前。その規模は、1980年に57人の死者を出した米セントヘレンズ火山噴火の少なくとも2万5000倍だったとされる。さらに130万年前と64万年前にも別の2つのスーパーボルケーノが超巨大噴火を起こした。 スーパーボルケーノは普通の火山のように円錐形の山の山頂に噴火口があるのではなく、前回の巨大噴火で地

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  • 火星探査機「キュリオシティ」の試運転成功、探査に出発へ

    (CNN) 米航空宇宙局(NASA)は22日、火星探査機「キュリオシティ」が初の試運転に成功し、火星の地表を動き回れることを確認したと発表した。 記者会見したNASAのプロジェクト責任者は「これほど重要なことはない。探査機が動き回れなければ何も達成できないところだった。試験は完了し、全て予定通りにいった。これは素晴らしいことだ」と語った。 キュリオシティは着陸地点の「ゲール・クレーター」で、16分間かけて前進と後退、120度の方向転換を行った。動いていた時間は4~5分だったという。 これで「仮免許」を取得したことになり、次は現在地から400メートル東南東のグレネルグという地域を目指す。この地域は地層のある岩盤など3種類の地形で構成されており、掘削などの調査を予定している。 次いで岩盤層が堆積してできたシャープ山(高さ約4800メートル)に向かい、さまざまな地層を調べて生命が存在していた痕跡

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  • CNN.co.jp:津波でカナダ漂着のハーレー、持ち主判明 修理して宮城の男性の元へ

    (CNN) カナダ西部ブリティッシュコロンビア州にあるハイダグアイ島の海岸で東日大震災の津波で流出した大型オートバイの米ハーレーダビッドソンが見付かり、宮城県山元町に住む29歳の日人男性の所有物と3日までにわかった。 カナダ放送協会(CBC)によると、宮城ナンバーが付いたオートバイは同島で4月18日、保管コンテナに入った状態で発見された。持ち主のイクオ・ヨコヤマさんによると、ハーレーダビッドソンの代理業者がCBCの報道を知り、所有者を突き止めたという。 日のNHKによると、ハーレーダビッドソン社はさびついたこのオートバイを修理し、持ち主に戻す方針。大震災で家族3人と自宅を失ったヨコヤマさんはオートバイが戻ることに大喜びしているという。NHKとの会見でヨコヤマさんは、オートバイを見付けてくれた男性に感謝したいと述べた。 発見者はハイダグアイ島に住むピーター・マークさんで、ゴルフクラブや

  • CNN.co.jp:野生生物保護は「美しい種」が優先、生態系に影響も

    (CNN) 動植物保護の取り組みは人間の目から見て美しく見える種が優先され、醜く見える種は無視されがちな傾向がある――。そんな研究結果が科学誌バイオディバーシティの2012年版に発表された。 この研究は「新しいノアの方舟――美しく有用な種に限る」とのタイトルで、カナダの農業機関の分類学者アーニー・スモール氏が寄稿した。それによると、絶滅の恐れがある種の中でも、人間から見て美しさや強さ、可愛らしさといった好ましい特性を持つ種は、そうした特性を持たない種に比べて保護活動の対象になりやすいという。 例えばクジラ、トラ、ホッキョクグマなど人気のある大型生物は保護のための法律が制定され、一般からの寄付も集まりやすい。これに対してヘビ、クモ、カエルといった生物は、生態学的には同程度の重要性を持つにもかかわらず、前者に比べて魅力が欠け、無視されることが多いという。 こうした傾向は生態系や物連鎖のバラン

  • CNN.co.jp:津波で漂流の日本漁船、米沿岸警備隊が沈没処分を決定

    (CNN) 米沿岸警備隊は5日までに、昨年3月の東日大震災に伴う津波被害で流失し、米北部アラスカ州近くの海域での漂流が確認された日の漁船「リョウウンマル」を沈没させる方針を決め、警備艇1隻を派遣した。 警備艇が5日朝、漂流する漁船の船体状況を確認後、大きな損傷がないなどと判断した場合、25ミリ機関砲を使って沈める。船体はさびついているという。 無人の漁船を最初に発見していたカナダの国防省は、同船の漂流は周辺海域での船舶の安全航行に障害になると判断していた。海運業者は漁船の位置などに関する情報を受け続けている。 米沿岸警備隊によると、トロール漁船は5日早朝の時点で、アラスカ州南東部のシトカから南西へ約315キロ離れた海域を漂流している。漂流海域を知らせる目印のブイを航空機から落とし、同船の移動を追跡している。 漁船は今年3月下旬、カナダ西部ブリティッシュコロンビア州の北部沖合で同国軍の哨

  • CNN.co.jp:津波の漂着物増加に備える米西海岸、150トン万が漂流中 - (1/2)

    (CNN) 米アラスカ州の海岸にサッカーボールが漂着したほか、日の漁船がアラスカ沖で米沿岸警備隊に沈没させられるなど、昨年の東日大震災による津波で押し流された漂流物が米国などの沿岸に相次いで到達している。アラスカや米西海岸の各州、ハワイ、カナダでは、今後さらに漂着物が増えるとみて自治体などが対策に乗り出した。 日政府によれば、津波で流されたがれきなどの約70%は海底に沈む見通し。残る150万トンあまりは太平洋上を漂流中で、どの程度が海岸に流れ着くかは分からない。 米海洋大気局(NOAA)によれば、米西部沿岸とアラスカに漂着したのはこうした漂流物の先端部分。ハワイ北部にも大量の漂流物があって、徐々に東へ向かっている。 大量の漂着物がまとまって流れ着いた場所はまだ確認されていないが、北太平洋沿岸の広い地域で断続的に大小の漂着物が見つかっており、その量は今後数年でさらに増える見通しだという

  • CNN.co.jp:メキシコ西部沿岸付近で地震 首都でも揺れ観測

    メキシコ市(CNN) メキシコの西海岸付近で11日、強い地震が発生した。 米地質調査所(USGS)によると、推定マグニチュード(M)は7.0で、震源地はミチョアカン州ラ・ミラから南西に約51キロ。震源の深さは約65キロ。メキシコの地震観測当局は、M6.4、震源の深さは16キロと伝えた。 震源地から560キロ離れた首都メキシコ市でも揺れが感じられたという。 現時点でこの地震による被害の報告はされていない。

  • CNN.co.jp:メキシコでM7.4の地震 建物500棟以上が倒壊

  • CNN.co.jp:歩くだけで携帯電話を充電、ナノテク使った新素材に期待

    (CNN) 米国の研究者がナノテクノロジー技術を使って歩くだけで携帯電話を充電できる素材の研究を進めている。学会誌「ナノレターズ」の最新号に発表した。 この素材「パワーフェルト」はウェイクフォレスト大学(米ノースカロライナ州)ナノテクノロジー・分子素材研究所のデービッド・キャロル所長らのチームが開発に当たっている。微小なカーボンナノチューブを合成樹脂繊維に閉じ込め、温度の変化を利用して充電する。 例えばパワーフェルトを張り付けた携帯電話を手に持ったりポケットに入れたりして歩くと、体温が気温よりも上昇して温度変化が生じ、その熱を吸い上げて電力に変換する仕組み。携帯電話の完全な充電はできないかもしれないが、1日の活動でバッテリーの持ち時間を1~2時間程度延ばすことはできそうだという。 ほかにも自動車の熱をバッテリー充電に使ったり、太陽光パネルの発電量を増やしたり、懐中電灯やラジオといった非常用

  • CNN.co.jp:海底のアポロ11号エンジンを発見、回収へ 米アマゾンCEO

    (CNN) 米通販サイト大手、アマゾン・コム創設者のジェフ・ベゾス最高経営責任者(CEO)は28日、1969年に月面着陸を果たした「アポロ11号」に使われた「F-1」エンジンを大西洋の海底で発見、回収する計画を進めていると発表した。 最新型の深海用ソナーを使い、深さ約4267メートルの海底で発見した。アポロ11号は同エンジン5基を使ったが、海底に何基あるのかや保存状態は不明。ベゾス氏はエンジンは高速で海面に落下し、塩水の中に40年以上浸かっていたが、頑丈な材料で造られていると述べた。エンジン1基の重さは約9トン。 同CEOは5歳だった1969年にアポロ11号打ち上げを見て壮大な夢を抱くようになったと振り返り、エンジン回収という大きな冒険に挑みたいと語った。宇宙開発関連の機器や備品収集の専門家は、エンジン5基がひとかたまりとなっているとしたら、大西洋で沈没した豪華客船タイタニック号の船体の大

  • CNN.co.jp:米旅客機トイレ故障で立ち往生、米国から上海まで3日がかり

    ワシントン(CNN) 米国から上海に向かった旅客機がトイレの故障など相次ぐトラブルに見舞われ、乗客は足かけ3日かかってようやく目的地にたどり着いた。 米ユナイテッド航空857便(ボーイング777型機)は乗客262人を乗せて18日午後にサンフランシスコを発ち、13時間で上海に着くはずだった。しかし出発から約3時間後、トイレの故障で予定を変更してアラスカのアンカレジに向かった。 代替機は19日にアンカレジに到着したが、機械系統の問題で出発できず、乗客の大半は20日出発の別の便を利用する羽目に。結局目的地に到達できたのはこの日の夜だった。 乗客の1人は「地獄のフライトだった」と振り返る。この乗客によると、トラブルは出発から約3時間後、「幾つかのトイレが機能していません。予定を変更してアンカレジに着陸します」という機長のアナウンスで始まった。 アンカレジに着陸してから降りるまでに機内で1時間半待た

  • CNN.co.jp:新しいiPad、背面が高温に? 苦情受け消費者団体が検証

    (CNN) 米アップルが発売したばかりのタブレット型多機能携帯端末「iPad」の新製品を購入したユーザーから、使用中に熱くなるとの苦情が相次いでいる。米消費者情報誌のコンシューマー・リポーツは、この問題について検証した結果を発表した。 アップルのウェブサイトにあるサポート用掲示板には、「不快な高温はうれしくない。熱いというほどではないが、気に障る温かさだ。返品することを真剣に考えている」「持っていられないほど熱くなるわけではないが、使い続けるほど温度が上がるようだ」などの書き込みが寄せられた。 コンシューマー・リポーツはこの問題を検証するため、熱画像カメラを使ってiPadの温度を測定。その結果、ゲームをした際の温度が最高で華氏116度(セ氏約47度)に達し、従来製品の「iPad 2」に比べて13度高くなることが分かった。 過熱の原因としてロサンゼルス郊外のアップル直営店に勤務する従業員は、

  • CNN.co.jp:アインシュタインの有名論文やラブレターをネットで公開

  • CNN.co.jp:ニュートリノ、検証実験で光速超えず 当初結果にまた疑問符

    (CNN) スイスにある欧州合同原子核研究機関(CERN)の国際共同研究グループOPERAが昨年9月、素粒子ニュートリノが光より速く飛んだとする実験結果を公表し科学界に衝撃を与えた問題で、イタリアのグランサッソ研究所は16日、CERNとの間の検証実験でニュートリノは光速を超えなかったと発表した。 CERNは先月、時間計測に使った光ファイバーケーブルに緩みがあったなどの欠陥が見付かったとも発表しており、光速を超えたとする当初の実験結果は間違いだったとの見方がさらに強まりそうだ。 CERNによると、9月の実験結果の「最終的な検証」のためグランサッソ研究所で今年5月、計4回の実験を実施する。 OPERAは昨年9月、1万5000個以上のニュートリノを使い、ジュネーブ郊外にあるCERNと約730キロ離れたグランサッソ研究所の間の地中で粒子加速器を用いて実験。ニュートリノの飛距離と時間などを10億分の

  • CNN.co.jp:何て呼ぶ? 「新しいiPad」が新しい名前を持たない理由

    サンフランシスコ(CNN) 米アップルが7日に発表した第3世代のタブレット型多機能携帯端末「iPad(アイパッド)」の製品名をめぐり、ユーザーの間に戸惑いが広がっている。米サンフランシスコで開かれた発表会の間中、この製品を何と呼べばいいのかという疑問を誰もが口にした。 これに対するアップル広報の答えは、「単に『iPad』です。そういうことです」だった。 新製品の名称は以前からうわさの的になっており、「iPad3」「iPad HD」などの憶測も飛び交った。発表会ではアップル幹部が約1時間半にわたって新製品の鮮明な画質や接続速度の速さについて説明したが、製品名についての言及はないまま。時間が過ぎるにつれてユーザーの苛立ちは募り、「頼むよアップル、名前を言ってくれ」「これって匿名iPad?」といった声がインターネットで飛び交った。 発表会に出席した記者の間でも、製品名について確認する会話があちこ

  • CNN.co.jp:強力な太陽嵐が間もなく地球に到達、通信やGPSの障害も

    (CNN) 米海洋大気局(NOAA)と米航空宇宙局(NASA)は7日、太陽表面の活発な活動によって大量のエネルギーと荷電粒子が放出され、8日に地球に到達する見通しだと発表した。高周波の無線通信や全地球測位システム(GPS)などに障害が起きる可能性があるとして注意を呼び掛けている。 NOAAによれば、太陽フレアに伴うコロナ質量放出(CME)と呼ばれる現象が2度にわたって発生した。今回のCMEは2006年12月以来の規模となり、100億トン分に相当する荷電粒子が毎時約480万~640万キロの速度で地球に向かっているという。 NASAの予想では、CMEの第1波は米東部時間8日午前1時25分(日時間同日午後3時25分)ごろにも地球に到達する見通し。この影響で磁気嵐が発生し、高周波無線通信やGPS、送電網などに障害が出る恐れがある。また、米ミシガン州やイリノイ州など緯度の低い地域でも8日夜から9日

  • CNN.co.jp:米大陸とアジアが合体して超大陸「アメジア」に 1億年後の地球

    (CNN) 1億年後の地球は南北アメリカ大陸とアジアの大陸が合体し、超大陸「アメジア」が形成されている――。米エール大学の研究チームがそんな予測をまとめ、科学誌ネイチャーに発表した。 それによると、今から5000万~2億年のうちに地球上の大陸は北極点を中心に集結して衝突し、北極海は閉ざされる。南極大陸は取り残されて孤立する一方、オーストラリア大陸はアジアに近付いてインドと日の間に位置しているという。 超大陸は過去に一定の周期で形成と分裂を繰り返してきたとの定説があり、これまでに「ヌーナ」(18億年前)、「ロディニア」(10億年前)、「パンゲア」(3億年前)の3大陸が存在していたとされる。アメジアはこの次の超大陸になると予想されている。 生物については、哺乳類が2000万年かけて進化してきたことを考えると、個々の種はあと200万年しか存続できず、アメジア大陸に恐らく人類は存在していないだろ

  • CNN.co.jp:世界終末時計、1分進んで「残り5分」に 日本の原発事故も要因 - (1/2)

    ワシントン(CNN) 人類滅亡までの残り時間を象徴的に示す「世界終末時計」の針が10日、1分進められ、滅亡時刻とされる0時まであと5分となった。 終末時計を管理する米科学誌「原子力科学者会報(BAS)」は時計を進めた理由として、核兵器拡散の危険性が増大したこと、福島第一原子力発電所で事故が起きたこと、テロリストが放射性物質を使った「汚い爆弾」を製造、使用する恐れがあることを挙げた。 時計の針は2007年にも零時5分前まで進められたが、10年1月に核拡散の危険性が減ったとして1分戻され、零時6分前となっていた。同誌で科学、安全保障部門を率いるアリソン・マクファーレン氏は「2年前には世界の指導者らが真の脅威に対処するとの見通しが強まったが、その流れは続かず、一部では逆行している」と指摘した。 科学者らは10日の会見で、核兵器の管理をめぐる問題のほか、原子力エネルギーの問題も時計を進める要因にな

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