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booklogと妖怪に関するharuna3colorsのブックマーク (3)

  • 『妖怪旅日記 (ホラージャパネスク叢書)』(多田克己)の感想(12レビュー) - ブクログ

    妖怪研究家の多田克己と村上健司の視点で書かれた、妖怪馬鹿たちによる珍道中エッセー。読んでいて、今昔続百鬼-雲 (講談社ノベルス)に登場するキャラがエッセーを書いたらまさしくこんな感じだろう、と思ってしまった。 余談だが、この書籍に収録されている京極夏彦氏・作の漫画。実はこのの発行以前に読んだことがあるのだ。 私もオタクの端くれとして大手同人誌即売会であるコミックマーケットに参加した経験があるのだが、当時『妖怪愛好会隠れ里』という妖怪同好サークルがあり、そこの刊行物には多田克己氏や村上健司氏も寄稿していた。そして私も妖怪馬鹿の端くれとして、客として新刊が出ていれば購入していた。 で、平成十一(1999)年冬に刊行された『物ノ怪書 第十二巻』に、京極氏が件の漫画を寄稿されていたのだ。ちなみに当時は京極堂シリーズを読んではいなかったので、後日、書店で著作を見かけたときは、漫画家ではなく小説家だ

    『妖怪旅日記 (ホラージャパネスク叢書)』(多田克己)の感想(12レビュー) - ブクログ
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    haruna3colors 2012/09/08
    【本棚登録】『妖怪旅日記 (ホラージャパネスク叢書)』多田 克己
  • 『妖怪談義 (講談社学術文庫)』(柳田國男)の感想(39レビュー) - ブクログ

    柳田國男が見つめるのはいつも、日のそこかしこに残る、文字にならない人々の意識の痕跡である。それはときどき不思議なかたちをしている。例えば妖怪とか。そして現代に残ることばをよすがに、世の移り変わりにつれて、妖怪がその姿を変えていく様子を再現しようとする。柳田國男の生きた時代にしてすでにその痕跡は幽かなものになっていて、残念ながら全体像が結ばれることはない。それでも「妖怪談義」は古き日の在り方を彷彿とさせる思いがけない発見に満ちている。 「われわれの畏怖というものの、最も原始的な形はどんなものだったろうか。何がいかなる経路を通って複雑なる人間の誤りや戯れと結合することになったでしょうか。」

    『妖怪談義 (講談社学術文庫)』(柳田國男)の感想(39レビュー) - ブクログ
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    haruna3colors 2012/09/02
    【本棚登録】『妖怪談義 (講談社学術文庫 135)』柳田 國男
  • 『文庫版 豆腐小僧双六道中ふりだし (角川文庫)』(京極夏彦)の感想(133レビュー) - ブクログ

    妖怪とは何か。がわかる。 このの魅力は、達磨先生による京極節妖怪解説もさることながら、豆腐小僧をはじめ、妖怪たちがコミカルで、愛らしいところである。 また、現代から見た語りがテンポよく洒落ていて、筆者の言の葉を操る力を改めて感じる。阿呆加減を表現する言葉が、こんなにたくさんあるとは思わなかった(笑)。 そして、当然のように、この厚さにも関わらず、頁をまたぐ文章は存在しない。 理屈のある妖怪たちに出会うたびに、豆腐も持っているだけで何の意味もない豆腐小僧の概念について、様々な妄想を膨らませる。 最後の見せ場では、豆腐小僧を応援する自分がいた。 狸、狐の妖怪について、格式の違いや、古い日の神様がでてきて(漢字も読めない)、なかなか頭に入ってこない。もっと日の宗教史、文化史にくわしいければ、より楽しめたに違いない。 こののおかげで、科学に淘汰され、忘れられた妖怪たちをたくさん感得できた

    『文庫版 豆腐小僧双六道中ふりだし (角川文庫)』(京極夏彦)の感想(133レビュー) - ブクログ
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    haruna3colors 2011/06/26
    【本棚登録】『文庫版 豆腐小僧双六道中ふりだし (角川文庫)』京極 夏彦
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