この週末に通った石徹白で朝、ふと隣の車を見ると同郷滋賀県人である。思わず声を掛けて話してみると、彼は小白山、僕らは芦倉山に向かうのであった。挨拶を交わして分かれたが、偶然にも車に帰ってくるのはほぼ同時でして、そこで又色々とお話をした。 比良山系の裏に住む彼は年季の行った山スキー道具で、年一回の石徹白もうでをかれこれ30年くらい続けているらしいが、石徹白の村や野伏の山はずっと昔から変わってないねと言っていた。 山登りに向かう人のスタイルは人それぞれ。僕の大学時代の山仲間でも今でも山に向かう人はほんの一握りでほとんどの人は山から離れている。 一方ではこんな風に細々ながら毎年一回の石徹白かよいを続ける人もいる。 集中的に山に登り、ある時期すごく山に熱中する人もいるが、案外早くさめてしまう場合もあるようだ。 どんなスタイルになるかはその人それぞれの環境の問題だからどうでもいいのだが、細く長く石徹白
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