警察庁キャリア、空港検査員に暴言 トレーぶつける2009年1月15日15時1分印刷ソーシャルブックマーク 警察庁のキャリア官僚が昨年末、成田空港での手荷物検査の際に、テロ防止のため国際線航空機内への持ち込みが制限されている100ミリリットルを超える液体物を持ち込もうとして女性検査員と口論となり、検査員に検査用トレーをぶつけていたことが、警察庁などへの取材で分かった。千葉県警は暴行の疑いで捜査、同庁も懲戒処分を視野に調査を進めている。 同庁によると、このキャリア官僚は人事課課長補佐の30代の男性警視。00年4月に入庁し、08年4月から人事課で全国の警察に職務倫理を指導する担当だった。 調べなどによると、同警視は昨年12月24日正午ごろ、成田空港第2ターミナルの手荷物検査場で、100ミリリットルを超える男性用化粧水を持ち込もうとして女性検査員に制止された。「自分は警察庁のキャリアだ」という趣旨