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ブックマーク / aruhenshu.exblog.jp (46)

  • 「地震のあとで」、考えたこと(ヒトリゴト69) | ある編集者の気になるノート

    すごくすごく久しぶりです。 ある編集者です。生きています。 東京で地震にあっただけで大げさな、と思われそうですが、 昨日オフィスで、最初の大きな地震に遭遇したとき、 正直、死ぬかと思いました。 ビルの構造(しかも、それは安全性を考えた構造なのでしょうが)のせいか、 縦揺れがひどく、エレベーターは止まり、あちこちでゲラやが散乱し、 社内も社外も騒然としているし、そのあとも、たえまなく余震が続く。 間違いなく、僕が生きていた中で体験した、一番大きな地震。 その地震のさなか、そして「地震のあとで」、考えたことがいくつかあります。 一番最初に考えたことは、身も蓋もないですが、 「この会社で死にたくない」ということでした。 この会社で死ぬ、というか、多分、 この会社の一員のまま死ぬということにたいして、 僕は納得はできないな、と思いました。 それは、自分の真意に気づかされたというより、 前々からの

    「地震のあとで」、考えたこと(ヒトリゴト69) | ある編集者の気になるノート
  • 目上の人に「がんばれ」と言いたいとき、何て言う? | ある編集者の気になるノート

    いただいたがたまっているのに他のを紹介するのは、ホント気が引けるんですが… 『日人の知らない日語』 こちらの(コミックエッセイ)に、思わずへえと唸るような、日語の豆知識が書いてありました。 目上の方に「頑張ってください」と伝えたい場合、 「お疲れの出ませんように」 と言うのが正しいのだとか(これ、編集者としては、常識なんですかね…)。 僕も「がんばれ」は目下の人に使う言葉だとはわかっていたのですが、それに代わる言葉を知らないため、著者の方とお話しするときなど、どう言うべきか長年迷っていたんですよね~ (さっさと調べろよ、という話ですが) これ以外にも、 ・スキー板の数え方 ・「さしつかえなければ」と「おそれいりますが」の違い ・「です」「ます」言葉を広めた人たち など「日人の知らない日語」がたっぷりの一冊です。 日語学校に通う外国人学生たちのお国柄や個性がユーモラスに描き

    目上の人に「がんばれ」と言いたいとき、何て言う? | ある編集者の気になるノート
    hatayasan
    hatayasan 2009/07/21
    「お疲れの出ませんように」使われてるの、見たことない…。
  • 誰のために、許すのか? 誰のために、受け入れるのか? | ある編集者の気になるノート

    サイバラの漫画を見ていると、高須さんって、とんでもない金の使い方する人だなぁ、という印象しかなかったんですが。 下の記事を読んで、だいぶ印象が変わりました。 西原理恵子さんを救った、高須院長の言葉(いやしのつえ)西原「子供ふたり抱えて仕事しながら家にアル中(注:元夫→鴨志田穣)がいるとね、もう何をどうしていいかわからなくなるんです。そこに落とし穴があるのに、自分から入っていっちゃう感じ。やっぱり体力が一番きつかった。とにかくのどが乾いてたって記憶がありますね」 そんな大変な生活をそれでも6年続けたが、長男2歳、長女4ヵ月の時に離婚。母親として子供を守るための決断だった。 西原「ガンと同じなのよ、アル中って。家族の愛情で治そうってことがもう間違いなの。専門の医師じゃないと治せないんです。それがわかるのに6年かかった」 『毎日かあさん』は破天荒な夫を持ったの子育て現場ルポでもある。最新刊「出

    誰のために、許すのか? 誰のために、受け入れるのか? | ある編集者の気になるノート
    hatayasan
    hatayasan 2008/05/12
    「許すことで救われるのは、相手ではなくて、自分自身かもしれない。」
  • 面白い本だから読む、それで全然いいじゃない。 | ある編集者の気になるノート

    「昔は私も、”を読む”ということを難しく考えていたことがあった」(活字中毒R。) 昔は私も、”を読む”ということを難しく考えていたことがあった。読書は立派なこと、偉いこと、勉強なんだと構えていたからいけなかった。 今は私にとって、を読むのは音楽を聴いたり映画を見たりするのと同じである。文学的価値があろうがなかろうが、そんなことはどうでもいいことなのだ。売れていようと売れていまいと、まわりのひとが皆つまらないと言っても、自分さえ面白ければそれでいい。自分さえ夢中になれればそれでいいと思っている。 冊数だってそんなに重要なことじゃない。時々こんなに私はを読んでいると自慢する人もいるけれど、冊数をのばすだけなら誰でもやろうと思えばできることだ。その中で何冊心に響くがあったか、一冊でも人生を変えるようなに出会ったのか、その方がよっぽど重要なことだと思う。 *『そして私は一人になった』(

    面白い本だから読む、それで全然いいじゃない。 | ある編集者の気になるノート
    hatayasan
    hatayasan 2008/03/18
    「何冊心に響く本があったか、一冊でも人生を変えるような本に出会ったのか」
  • 本当に「したいこと」があるのなら、同時に「しないこと」も考えよう。(ヒトリゴト62) | ある編集者の気になるノート

    最近、ある人に振られた。 こう書くと、いつもの冴えない(?)恋愛話を期待する人がいるかもしれないけど、そうではなくて。 僕が振られたのは、ある著者である。 このブログをよく読んでくれる人はご存知だと思うけど、僕の業は「ビジネス書」の編集者だ。 ビジネスマン(&ウーマン)対象のを作るのが仕事だから、折を見ては、コンサルタントやら企業の社長、各種士業の先生にを書いてくれと頼みに行く。 けれど、僕が最近振られた著者は、そういった職業の人ではなく、まったく異分野の人である。 いままでビジネス書など書かなかった人なのだけど、彼の専門分野の話はビジネスにも生かせるところが多い、とふんで会いに行ったのだ。 彼が指定した喫茶店で、いくらかの世間話と専門分野の話を聞いた。 その話はめっぽう面白くて、またビジネス書としても全然いけそうで、僕は最後に、今日聞いたような話を、ぜひビジネス書として作らせてほし

    本当に「したいこと」があるのなら、同時に「しないこと」も考えよう。(ヒトリゴト62) | ある編集者の気になるノート
    hatayasan
    hatayasan 2008/03/17
    「したいことを悔いのないようにやり切るためには、しなくてもいいことは絶対しない。」
  • 「当たり前のこと」が「当たり前」に書かれている。だから、この本はすばらしい。 | ある編集者の気になるノート

    正直に書こう。 僕はいま、緊張している。 なぜか? それは、いまから、このの感想を書くからだ。 『はじめての課長の教科書』 このは、じつは発行元の出版社を通じて、「著者」が僕に送ってきた。 偶然にも、著者は僕と同じエキサイトブロガー(ブログ名:NED-WLT)で、以前から当ブログを読んでいたらしい。 そんな、細い、でも不思議な縁で、このは僕の手元に届いた。 逆に、僕がこれから書く感想は、確実にこのの著者の元に届くはずだ。 こういうたとえが適当かどうかは知らないが、僕はこの感想を「僕と著者との真剣勝負」だと思っている。 を、書きました。(NED-WLT) でこのにかける著者の想いを知り、僕は、この感想は「ガチンコ」で書かなければいけないと思ってきた。 必要以上に褒めるわけでもなく、必要以上に貶めるでもなく、他社の編集者である僕の「政治的な立場」もひとまずおき、いまの自分がこの

    「当たり前のこと」が「当たり前」に書かれている。だから、この本はすばらしい。 | ある編集者の気になるノート
    hatayasan
    hatayasan 2008/03/12
    「「当たり前のこと」を「当たり前」に書いたからこそ、この本はこれからも、ずっと新たな読者を獲得し続けるはずだ。」淡々と抑制した文章が心を打つ、とのこと。
  • 最近の出版界で流行している7つのキーワードで、「最強のタイトル」をつくってみた。 | ある編集者の気になるノート

    最近出された(実用書とかビジネス書とか)を注意深く見ると、<流行のキーワード>がいくつかあることがわかります。 なかでも、多用されている7つのキーワードを抽出。 それらを組み合わせれば「最強のタイトル」ができるのではないか、と思ったのが、この記事を書いたキッカケです。 *あくまでネタなんで、気にしないように。 キーワード1:図解 例:図解! あなたもいままでの10倍速くが読める 売れたを「図解化」でリミックスすれば、もう一稼ぎできるんじゃねぇ?、という考えがあるかどうか知らないが、最近流行っている手法。だったら、もとから図解しろよという声も。 キーワード2:世界一 例:細野真宏の世界一わかりやすい株の 「世界一受けたい授業」というTV番組の影響があると思う。 「世界一やさしい」「世界一カンタンな」などという利用法が多い。 キーワード3:萌え 例:萌え経済学 「もえたん」あたりから

    最近の出版界で流行している7つのキーワードで、「最強のタイトル」をつくってみた。 | ある編集者の気になるノート
    hatayasan
    hatayasan 2008/03/02
    『<図解 世界一萌える!>株で3000万円儲けた頭がいい人のすごい日本語』! cf.http://blog.livedoor.jp/dankogai/archives/50419171.html 2006年3月。
  • 「自分」というのは、探すもの? 決めるもの? 作るもの? | ある編集者の気になるノート

    う~ん、困ったなぁ。 先日、ソフトバンクパブリッシングの編集者さんから献された2冊のうちの、残りの1冊、 『自分探しが止まらない』 が、先に小飼弾さんに書評されてしまった。 探すな決めろ - 書評 - 自分探しが止まらない (404 Blog Not Found) 僕が言いたかったこと、あるいはそれ以上のことが、すでに書かれていて、正直、やりづらい。 ただ、若干付け足せる要素があると思うので、恥を忍んで、後追い書評(というか感想)を書いておく。 このを読んで、まず思ったのは、「よく調べたなぁ」ということ。 何せ、「自分探し」をキーワードに、あらゆる人物、作品、現象などが語られる。 中田英寿、須藤元気 、『あいのり』、イラクで殺された香田さん、高遠菜穂子、高橋歩とサンクチュアリ出版、自己啓発セミナー、フリーター問題、猿岩石、『絶対内定』、軌保博光(注:てんつくマン、のほうが通じるか?)、

    「自分」というのは、探すもの? 決めるもの? 作るもの? | ある編集者の気になるノート
    hatayasan
    hatayasan 2008/02/18
    「自分探し」ブームの大部分をカバーできる本のようだ。
  • 「普通なら会えなかった人」に会える。それがブログ、それが編集者。 | ある編集者の気になるノート

    昨日、かねてから告知していた、当ブログの「訪問者200万人突破記念オフ会」を実施した。 参加していただいたのは、同業者の方々、ライター、翻訳者、 経営コンサルタント、弁護士秘書、メーカーの方などなど。 仕事の内容も年齢にも幅がある12人で酒を飲み、楽しい一夜になった。 ところで、オフ会の中で、ある方からこんな質問を受けた。 「ある編集者さんは、なぜオフ会をやろうと思ったんですか?」 言われてみて、少々困った。 正直、「ブログの節目に何かをやってみたい」という単純な思いが発端なのだけど、 同時に、それだけではないような気がして、オフ会が終わったあとも、一人帰り道で考えていた。 今から書くのは、そこで考えて出した、一応の結論である。 学生時代、出版社を中心に就職活動をしていたころ、 訪問した会社の説明会で、こんなことを言われたことがある。 「編集者の名刺さえあれば、あなたたちは、たいていの『会

    「普通なら会えなかった人」に会える。それがブログ、それが編集者。 | ある編集者の気になるノート
    hatayasan
    hatayasan 2008/01/19
    「僕自身が「普通なら会えなかった人」に会えるのも嬉しいけど、もう一つ嬉しいのは、「普通なら会えなかった人」同士が楽しんでいる姿のを見ることだ。」オフ会を主催する立場から。
  • 日本には「ハゲ駅」もあれば、「増毛駅」もあるらしい。 | ある編集者の気になるノート

    一度は行ってみたい珍名駅ランキングgoo ランキング)1 南阿蘇水の生まれる里白水高原駅 みなみあそみずのうまれるさとはくすいこうげんえき 南阿蘇鉄道/高森線 2 おもちゃのまち駅 おもちゃのまちえき 東武鉄道/宇都宮線 3 宮武蔵駅 みやもとむさしえき 智頭急行/智頭線 4 幸駅 さいわいえき 島原鉄道/島原鉄道線 5 心臓血管センター駅 しんぞうけっかんせんたーえき 上毛電気鉄道/上毛線 ・ ・ ・ 23 半家駅 はげえき JR四国/予土線 24 増毛駅 ましけえき JR北海道/留萌線「ハゲ駅発 増毛駅行」の切符なんて、ほしい人いるんじゃないかしら? それにしても、「たまプラ」って珍名なのか……

    日本には「ハゲ駅」もあれば、「増毛駅」もあるらしい。 | ある編集者の気になるノート
    hatayasan
    hatayasan 2008/01/09
    「「ハゲ駅発 増毛駅行」の切符なんて、ほしい人いるんじゃないかしら?」なんか懐かしいな。
  • 完全保存版! 僕らの「加藤鷹」名言集。 | ある編集者の気になるノート

    「新年早々(4記事目にして)、シモネタかよ」と思われる方々もいるかもしれませんが、 まあ、明日の仕事始めの前に、エロ始めということで…… (だって、やたらその手の言葉で検索してくる人が多いんですよ、正月中って) まあ、それはともかく、以下がネットで集めた加藤鷹さんの名言です。 これでもだいぶ絞り込んだので、ぜひネタ元も見てください。 (ちなみに、セックスに関係ない話→セックスの話と緩やかに並べてます) ●「加藤鷹」名言集 ・オレは絶対性のない未来に何も求めてないんだよ。 未来の事に「絶対」って事はないから、そういう事にあまり依存はしないですね。 ・“楽しいか楽しくないか”“やめたいかやめたくないか” そんな直感で物事を決めてもいいと思うんですよ。 悩みを相談してくる人は必ず“やめたいんですけど、でもね…” って言うんです。“でもね”はいらないんですよ。 ・モットーは「努力しない」ことですか

    完全保存版! 僕らの「加藤鷹」名言集。 | ある編集者の気になるノート
    hatayasan
    hatayasan 2008/01/06
    「僕は理想的な関係はお互いの“屁”も吸える関係だと思う。」これ、いいな。
  • 本物の感動を味わうには、「長い時間」が必要だ。 | ある編集者の気になるノート

    久しぶりの更新ラッシュ、最後は最近読んだのなかで、印象に残った言葉をご紹介。 (以下は、聴き手との対談中、「感動」について語った手塚治虫の言葉) 感動とか言うことは、センチメンタリズムなのよね。真の感動は読んだ後刺激されて自分なりの行動を始める時に初めていえるんじゃないか。刹那的に心を動かされて涙こぼすのだったら、『E.T.』だって涙こぼすしね、お袋ものだって、『ロッキー』だって涙はこぼしますよ。<中略> 感動するってことは、人の性格にもよるし、雰囲気にもよるし、状況にもよるし、文体とか、いろんな要素が入っちまってると思う。一種条件反射のような所もあるし。だけどほんものの感動っていうのは、それがその後ずっと強迫観念のように心に残っていてね、それがふとした時に、それに刺激された行動に走った時そうだといえる長い時間が必要なんですね。 (『漫画の奥義 作り手からの漫画論』 272ページより)

    本物の感動を味わうには、「長い時間」が必要だ。 | ある編集者の気になるノート
    hatayasan
    hatayasan 2007/12/26
    「ほんものの感動っていうのは、それがその後ずっと強迫観念のように心に残って…それがふとした時に、それに刺激された行動に走った時そうだといえる長い時間が必要なんですね」"刺さる"感覚はこれに近いかな?
  • 「求めない」と言い切る前に、僕はもう少し「求めたい」。(ヒトリゴト60) | ある編集者の気になるノート

    足るを知る者(中日新聞) <求めない-/すると/いまじゅうぶんに持っていると気づく> <求めない-/すると/いま持っているものが/いきいきとしてくる> <求めない-/すると/それでも案外/生きてゆけると知る> 書店に立ち寄ったら、平積みされた小さなが目に留まった。どのページにも、こんな短い句が一つずつ。どれもが「求めない」で始まっている。シンプルで、何でもないような言葉ばかりだが、引き込まれてしまった。 タイトルも、ずばり『求めない』(小学館)。作者は、詩人の加島(かじま)祥造(しょうぞう)さんだ。 人間とは、求めてやまない存在である。求める心が大きなエネルギーにもなる。しかし、現代の私たちはあまりにも求めすぎているのではないか。欲望過多の時代と言っていいかもしれない。 豊かさを際限なく求めた結果、あふれかえったモノとゴミに私たちは窒息しかかっている。成長と進歩への飽くなき欲望は、自然を

    「求めない」と言い切る前に、僕はもう少し「求めたい」。(ヒトリゴト60) | ある編集者の気になるノート
    hatayasan
    hatayasan 2007/12/17
    「だけど、そういう「求めない」生き方は、もう少し後でもできる。」
  • 「優れた本」の条件は、人の数だけ存在する。 | ある編集者の気になるノート

    すでに見出しで結論を言っちゃいましたが…… 【書店員のオススメ】『ビジネスマンのための「発見力」養成講座』小宮一慶著(MSN産経ニュース)■大阪・大垣書店高槻店 伊藤義浩 非常に優れたの条件は、(1)予備知識なく読むことができる(2)最後までストレスなく読むことができる(3)見識が身につく-だと私は考えています。その3つの条件をすべて満たしているのがこのです。上の3条件は、たとえば「優れたビジネス書」の条件としては申し分ないものだと思うんです。 実際、僕自身、似たような基準を念頭においてを作っています。 でも、上の条件を満たさなくても「優れた」はたくさんあると思うんですよ。 たとえば、僕は仕事関係のに触れすぎたときは、その反動で「どうしようもなくバカな」を読みたくなります。 ゲッツ板谷のなんて最適で、難しいことは何も考えず(当然「見識が身につく」なんてこともなく)馬鹿笑いして

    「優れた本」の条件は、人の数だけ存在する。 | ある編集者の気になるノート
    hatayasan
    hatayasan 2007/11/26
    「非常に優れた本の条件は、(1)予備知識なく読むことができる(2)最後までストレスなく読むことができる(3)見識が身につく」
  • マスコミの人間は、なぜ「誇り」をもてないのか? | ある編集者の気になるノート

    社員として誇りを感じられない業種は?(Business Media 誠)社員であることに誇りを感じているか?――この質問に「あてはまる」と「ややあてはまる」を合わせた回答が最も多かった業種は、「団体・連合会・官公庁」(31.5%)であることが、ネットマイルの調査で分かった。次いで「品・飲系」(25.3%)、「電気・電子・機械系」(25.2%)という結果となった。一方、「あまりあてはまらない」と「全くあてはまらない」の回答が多かったのは、「マスコミ・広告・出版・印刷系」(63.7%)が最も多く、「運輸・鉄道、配送・物流」(43.6%)、「IT・通信・情報系」(42.2%)と続いた。この調査、対象人数も少ないし、そもそも「マスコミ・広告・出版・印刷系」というくくりが大雑把すぎるので、どれだけ実態をとらえているかは怪しいところだ。 ただし、自分自身がかつて所属していた会社のことを考えると、「

    マスコミの人間は、なぜ「誇り」をもてないのか? | ある編集者の気になるノート
    hatayasan
    hatayasan 2007/11/13
    「自分しだいで、「誇りがもてる仕事」をするぐらいの自由はまだ残っている」
  • それでも生きる、それだから生きる。(ヒトリゴト59) | ある編集者の気になるノート

    唐突だけど、これから、一編の詩を紹介したい。 とても長くて、正直、引用の限界を超えているとは思うのだけど、 関係者の方は目をつぶっていただけるとありがたい。 紹介するのは、大野勝彦さんという、事故で両手を切断したものの、 いまは二の義手で絵を描き、詩を綴っている方の作品だ。 なお原典は、今年の夏にサンマーク出版から出された、 『はい、わかりました。』に拠っている。 神様からのメッセージ それでも生きるんじゃ それだから生きるんじゃ 何だ偉そうに 「格好悪い。ああ人生はおしまいだ」 なんて、一人前の口を叩くな あのな、お前が手を切って 悲劇の主人公みたいな顔して ベッドで、うなっていた時なー 家族みんな、誰も一言も 声が出なかったんだぞ ご飯な、卓に並べるのは並べるけど、 箸をつける者はだぁれもいなかったんだぞ これまで一度も、神様に手なんか 合わせたことがない三人の子どもらナ 毎晩、じ

    それでも生きる、それだから生きる。(ヒトリゴト59) | ある編集者の気になるノート
  • 本物の作り手になりたいなら、「なんかいいよね」を禁止しよう。 | ある編集者の気になるノート

    時間がない。自分の時間がない。 ブログの更新具合を見ていただいてもわかると思うけれど、 いまの僕には、自分のために自由に使える時間がほとんどない。 こういう状態がつづくのは肉体的にも辛いのだけれど、 何より、精神衛生上よくない。 自分には、もっとやるべきことがあるのではないか、 という気持ちがわくと同時に、そんなことすら考えているのが時間の無駄、 と目の前のなんやかんやを片付けている自分がいる。 思考停止。忙しいとは、まさに心を亡くすことなのだなぁと、へんに納得がいく。 そんなときに、この言葉に出会った。ガツンとやられた。 長いけれど引用する。「必ずこうしなければいけない!」というルールではありませんが、もしあなたが、いいコピーを書きたい、すばらしいアイデアをつくりたいと心の底から思っているのなら、ひとつだけお願いしたいことがあります。 明日から、あなたの毎日の生活のなかで、「なんかいいよ

    本物の作り手になりたいなら、「なんかいいよね」を禁止しよう。 | ある編集者の気になるノート
    hatayasan
    hatayasan 2007/10/09
    「自分がモノを作るとき、偶然「なんかいい」状態を再現できたとしても、そんな奇跡は何度も続かない」なぜなのか、を問いつめることができるのも能力のうち。
  • ヤフーに記事を紹介されたのをきっかけに、改めて考えた、うちのブログの「自分らしさ」。 | ある編集者の気になるノート

    普段は1日2000人前後が訪れるうちのブログだけど、さっき見たら、すでに4万アクセス。 Yahooの威力のすごさは知っていたけれど、うちのブログがその恩恵に浴するなんて思わなかった。 さて、「以上、とっても嬉しかったです」で記事を結んでもいいのだけど、それではさすがに芸がないし、もう少しだけ書かせてほしい。 僕は以前、何人かの人に、もう少しブログの内容を絞ったほうがいいと言われたことがある。 おっしゃるように、うちのブログはけっこう「雑」で、仕事とかかわる出版ネタもあれば、ときにはしょうもないエロネタをあつかっていたり、あるいは青臭い「青年の主張」的な雑文が載っていたりもする。 ネタのセレクトは、その時々でバ~ラバラ。 読者の中には、業界話を楽しみに覗いたのに、ほかのくだらない話ばかりが更新されていて、空振りした経験がある、なんて人もいたのかもしれない。 仮に、出版ネタだけに絞り込めば、

    ヤフーに記事を紹介されたのをきっかけに、改めて考えた、うちのブログの「自分らしさ」。 | ある編集者の気になるノート
    hatayasan
    hatayasan 2007/09/19
    「その「らしさ」に、時々共感してもらえるだけで、僕はブログを書いていて本当によかったと思えるよ。」
  • 「最高の仕事」をしたと思った瞬間から、それは「最高」ではなくなっている。

    一球入魂って(MORI LOG ACADEMY)スポーツで、「この一球にすべてをかける」「一球入魂」みたいなことを言ったりする。たとえば、ピッチャだったら、その一球にすべてをかけ、魂を込めて投げてしまったら、その一球で終わりではないか。誰も打てない剛速球を投げたとしても、ワン・ストライクしか取れない。その一球でゲームが終わるのであれば、やる価値があるかもしれないが、しかしその場合、そこに至るまでは、入魂せずに投げてこなければならない。「いや、一球一球すべてに魂を込めるのだ」と言われるかもしれないが、そんなに沢山魂があるのか? けっこう魂を安売りしているな、と思うわけである。 この一作に自分の人生のすべてをかけたい、なんて真剣に考えたら、いつまで経っても作品は完成しない。もし完成したとしたら、それはその人間がそれ以上成長してないことの証明でもある。作品を完成させるごとに成長するわけだから、完

    「最高の仕事」をしたと思った瞬間から、それは「最高」ではなくなっている。
    hatayasan
    hatayasan 2007/08/14
    「「過去の最高の仕事」は、「未来の最高の仕事」を支える土台になります。その土台をどんどん積み上げていけば、もっともっと高いところへいけるはず。」
  • Bn kj: D~kBfDno gMjDn\ShjnKWjD

    第1回 10年前の俺らは (ほぼ日刊イトイ新聞 - 上がりたかったんだ。E.YAZAWAの就職論)糸井 たとえば10年前、 矢沢永吉はどんなふうに考えてたの? いろんなものの価値観が がらっと変わりそうだなっていうときに。 矢沢 ひとつだけわかったことはね、 この激動の時代の中でね、 ダウンロードできないものを 作らないといけないと思ったの。 糸井 ははぁー。 矢沢 ダウンロードできないものしか 残れないってわかったの。 だってものすごい勢いでさ、 すべてがダウンロードできる時代じゃない。 糸井 つまり、デジタルコピーのことですよね。 矢沢 そういうことです。 ダウンロード、デジタルコピー。 時代がそういうふうに動いていくときに、 どっちかだろうと思ったのよ。 ダウンロードできないものか、 逆に、とことんダウンロードできるものか、 どっちかだと思った。 真ん中じゃもうダメだと思ったね。最初

    Bn kj: D~kBfDno gMjDn\ShjnKWjD
    hatayasan
    hatayasan 2007/06/13
    「文字情報自体はダウンロードできるけど、本の重さとか、紙の質感とか、手で読む喜びとか、そういうものは、まだまだ紙の本にしかない。」