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ブックマーク / kokokubeta.hatenadiary.org (51)

  • 色つき言葉 - kokokubeta;

    文章を読んでいると感情をざわっとさせる言葉が出てくることがある。たとえば「しょせん(所詮)」とか、すでに価値判断っぽい内容が含まれている言葉。ちょっと切り口は違うけれど、配布を「ばらまき」と書くのも同じ。ネガティブ方面だけではなくて、繁栄とか、平等とか、水戸黄門の印籠みたいに、内容の詳細はわからないけど漠然と良いイメージの言葉も同じ。要は、色のついている言葉。文章の中にこの「色つき言葉」がどのくらい、どういう配分で出ているかによって読者の印象や、文章に対する意見が変わってきそう。自動的にバババッと、それこそ単語に色をつけてくれるプログラムとかあったらおもしろいだろうなと思う。

    色つき言葉 - kokokubeta;
    hatayasan
    hatayasan 2010/03/04
    「文章の中にこの「色つき言葉」がどのくらい、どういう配分で出ているかによって読者の印象や、文章に対する意見が変わってきそう。」
  • Bucho Air - kokokubeta;

    部長が無断欠勤した。 会社を休むことなんて全くなかったのに、朝来てみたら、いない。 外出しているわけでもない。きっと病院じゃない、携帯なくしんたんだよ、同僚はそういう。 昼になっても来ない。夕方になると、さすがに皆がいぶかり始めた。 五時もまわろうかという頃、部長からメールが来た。 なんでもない、いつものメールだ。案件について。 どこから送っているのか、不思議に思ったが、あえて事務的に返信した。 しばらくして、同僚が「○○の案件、手伝おうか?」とやって来た。 対応が早い。さっき、部長にメールの返信でお願いしたばかりだ。部長、さすが。 帰る途中、役員がじろじろとこちらを見ている。なんだろう。 次の日。部長は来ない。 しかしメールは来る。今日のメールは変だ。出し主は、部長ではない。でも部長宛のメールだ。 間違えてこちらに送ってきたのだろうか。いや、宛先は部長になっている。転送なのか。 よく内容

    Bucho Air - kokokubeta;
    hatayasan
    hatayasan 2009/08/17
    いったん確立されてしまった権威や威厳は実在しなくてもそこにあるように見えるという話。
  • サービスの使い分けと棲み分け - kokokubeta;

    ブログとはてブ、Twitter、Tumblrを利用しているのだけれど少し混乱してきた。自分から見える風景を整理。 Twitter SNSほどクローズではないものの、つぶやきの内容が「いまなにしてる?」から始まることもありプライベートを少しさらしながら会話するコミュニティサービス的になりつつある。ふぁぼったりReTweetすることでクリップはできるものの、ためになるからクリップというよりは「笑った」「受けた」を表明する一つの手法として利用されている感がある。「あしあと」みたいな制度がなく、反応がなくて当然に見える設計のために広く浅く付き合うことができるという意味で、気楽なゆるいコミュニティとして発展しているように思う。 Tumblr はてブなどで「役立ち系」「気づき・警句系」「おもしろコピペ系」を熱心にクリップしていた人はどんどんここに流れていると思う。はてブページのようにずらっと人が並ぶよ

    サービスの使い分けと棲み分け - kokokubeta;
    hatayasan
    hatayasan 2009/08/17
    「うろうろしながら適当に話しかけあったりする人(Twitter)とか、ストイックに出店の焼きそばを食いあさる人(Tumblr)とか、そういう人たちも増えてきて、表とか裏とかそういう関係性もねじれてきている。」
  • 「婚活」の意義 - kokokubeta;

    マーケティングワードとしては久々のヒット。もとの意図と違う文脈で使われたり、結婚サービス会社の陰謀説があったりといろいろだけれど。この言葉は、過去のどんな言葉を置き換えただろうか。たぶん、「適齢期」だと思う。適齢期、という言葉は年齢と紐付いているので、人の意志とは関係なく誰にでも来てしまう。ところが婚活という言葉はあくまで人の意志によって始まるというニュアンスだから、しないという選択肢も(ネガティブではなく)残している。「適齢期でしょ?」は人を追い詰めるけど、「婚活しないの?」は「No」という選択肢を残している感じがうまい。

    「婚活」の意義 - kokokubeta;
    hatayasan
    hatayasan 2009/08/17
    「適齢期、という言葉は年齢と紐付いているので、本人の意志とは関係なく誰にでも来てしまう。ところが婚活という言葉はあくまで本人の意志によって始まるというニュアンス」
  • 他人のためにしてはいけない - kokokubeta;

    はてブがもし、完全なる投票装置のように使われ、皆が「自分のためにブクマする」ことを止めてしまったらどうなるのだろう。むしろ、誰もが自分のためにブクマしている方が、その集合としてのホッテントリは機能するのかもしれない。こういうことを、情けは人のためならずというのでしょうかね。

    他人のためにしてはいけない - kokokubeta;
    hatayasan
    hatayasan 2009/02/07
    思い出した記事:"Folksonomy は「一人は自分のために、気付けばみんなのために」ってとこでしょうか。"http://d.hatena.ne.jp/naoya/20050728/1122524520
  • 若者のなんとか離れを検索してみた - kokokubeta;

    Google20ページ目まで。 若者のクルマ離れ 若者の酒(ビール)離れ 若者のテレビ離れ 若者の海外旅行)離れ 若者の活字離れ 若者の読書離れ 若者の政治離れ 若者の理科(科学)離れ 若者のバイク離れ 若者の献血離れ 若者の洋画離れ 若者の牛乳離れ 若者のIT離れ 若者の民放離れ 若者のタバコ離れ 若者の新聞離れ 若者の腕時計離れ 若者の清酒離れ 若者の結婚離れ 若者の保険離れ 若者のパソコン離れ 若者のユニクロ離れ 若者の相撲離れ 若者の農業(田舎)離れ

    若者のなんとか離れを検索してみた - kokokubeta;
    hatayasan
    hatayasan 2009/02/06
    原因を他に帰する便利なマジックワード。クルマ、スキー、旅行あたりは最近よく見かける。
  • もはやググる必要さえない件 - kokokubeta;

    数式を入れればその答えが検索候補に。検索結果に飛ぶ必要さえない。驚いた。

    もはやググる必要さえない件 - kokokubeta;
    hatayasan
    hatayasan 2009/02/03
    Googleサジェストが計算結果を検索する前にサジェストしてくれる件について。便利。
  • 伝える・教える - kokokubeta;

    伝えたり教えたりするときというのは、多くの場合、その内容をわかっている人からわかっていない人へ伝えることになる。わかっている人のほうが、その物事についてのイメージの総量は多いだろう。伝えるときには、わかっている人が持っている内容を、わかっていない人の認識の形に変形して伝えていくことになるはずだが、わかっていない人が何をわかっていないのか想定しづらいのでずれが生まれたりする。ならば、わかっている人は黙っていて、わかっていない人が説明を試みて、その失敗についてわかっている人が補足していくというやり方はどうなのだろうか。わかっている人が、説明する、という形ではなくて、わかっていない人が説明しようとするというのが先でもよいのではないか。あ、それが問題を解かせるということなのだろうか。

    伝える・教える - kokokubeta;
    hatayasan
    hatayasan 2009/01/31
    「わかっている人は黙っていて、わかっていない人が説明を試みて、その失敗についてわかっている人が補足していくというやり方はどうなのだろうか。」
  • 白い目で見られた経験 - kokokubeta;

    新しいプロジェクトをやってみるという話があったときに、「新しいアイデア自体はどんどん出ると思うんですが、それを上役が決定するとなると、結局古い考えに基づくアイデアが採用されやすくなるわけで、そこがネックになるのではないですか」と言った。 自分が2ヶ月前くらいに言ったアイデアが再度出て盛り上がったあと、「あれ2ヶ月前に僕出しましたよね。今回は偉い人の口から出たから盛り上がったんでしょうね。発言者によって評価を変えるというのはアンフェアですけど、でも考えてみれば組織運営上は効率的ですよね。」と言った。 いい思い出です。貴重な教訓。

    白い目で見られた経験 - kokokubeta;
    hatayasan
    hatayasan 2009/01/31
    何を言ったかより誰が言ったかに注目が集まる世界。
  • 目的と方法 - kokokubeta;

    実家に帰ったとき、クルマで親戚の家に行った(正月なので)のだけれど、親との会話ってそういうときにうまれるのかなと思った。家にいてもあらたまった話はしない。してしまうと、会話と人間だけになってしまって、濃すぎる。他人の家に行く途中のクルマの中みたいな、割とどうでもいいシチュエーションで生まれる会話が重要だったりする。事のときの会話とかもそうなのかな。間が空いてしまって(つまり会話よりも先に間があって)、なんとなくしゃべるか、みたいなときにだけ出てくる話題があるというか。こういう会話ってケータイとかで再現可能なんだろうか。用がなくても電話する習慣があれば実現できそうだけど、自分はその習慣が身につかなかったなあ。目的があって方法がある、っていう一方通行の考え方しかできなかったから。方法があってからはじめてでてくる目的というものもあるのかな。

    目的と方法 - kokokubeta;
    hatayasan
    hatayasan 2009/01/14
    「他人の家に行く途中のクルマの中みたいな、割とどうでもいいシチュエーションで生まれる会話が重要だったりする。」
  • ネットは高い? - kokokubeta;

    周りの人で、家でネットをしないどころか、ネットにつないでいない人がいることが気になる。家族持ちでなく一人暮らし。「ネットは高い。会社で見れば十分。緊急時はケータイで見る」という。たしかに月4000円とかという数字は、新聞+雑誌2冊くらいにはなる。自分はヘビーユーザーなんで高いとは思わないけど、Yahoo!+Mixiくらいの人にとっては、たしかにネットは高い。(PCの価格も入れるともっと高くなってしまう。)

    ネットは高い? - kokokubeta;
    hatayasan
    hatayasan 2009/01/14
    「Yahoo!+Mixiくらいの人にとっては、たしかにネットは高い。(PCの価格も入れるともっと高くなってしまう。)」
  • つながり感 - kokokubeta;

    「お気に入り」に入れている人がブックマークした記事を追って自分がしたり、その一方で自分がしたブックマークをその人が追ってしていたり・・というのをみると妙な連帯感を感じる。みんなで協力してなんとなく共有しているノリの情報を分担して集めている感じ。もちろん実際は友達どころか会ったことも話したこともない(会ったことある人もいるが)。いやあ、どう考えても不思議。

    つながり感 - kokokubeta;
    hatayasan
    hatayasan 2008/12/15
    はてブのお気に入りのページを見ていると「連帯感」を感じることがあるという話。素性も本名もあやふやにしか知らない人たちといきなり関心でつながることもある場所。
  • 購読数とブクマ数 - kokokubeta;

    TopHatenarという、はてなダイアリーユーザーの購読数(RSS)とブックマーク数が一覧になっているサービスがある。もともと自分がどのあたりに購読者数順位でつけているか把握するためのもののようだが、こういう風にデータを並べられるとその関係を見たくなるのが世の常。購読者数、ブクマ数にどういう関係があるのか。なんかプログラム組んで計算できればいいけど、できないので、上位200名に限ってエクセルで手計算。 まずはブクマ数/購読数が大きいはてなー15名。つまり、相対的にブクマ総数が大きい。逆に言うとブクマされてる割に購読されてない。 ユーザ名 ダイアリー ブクマ数/購読数 id:kaien Something Orange 28.69 id:sirouto2 萌え理論Blog 27.97 id:muffdiving NC-15 27.37 id:ululun 煩悩是道場 26.16 id:he

    購読数とブクマ数 - kokokubeta;
    hatayasan
    hatayasan 2008/09/26
    「人文系のブロガーはエントリ単位でブクマし、理系(プログラマ系)のブロガーは人単位で購読するということだろうか」逆だと思ってたけど、そうではないようだ。
  • なんか嫌いな人 - kokokubeta;

    「なんか嫌いな人」という存在は、もしかしたら自分の潜在的欠点を具体化させた人なのかな。

    なんか嫌いな人 - kokokubeta;
    hatayasan
    hatayasan 2008/09/15
    「「なんか嫌いな人」という存在は、もしかしたら自分の潜在的欠点を具体化させた人」嫌いという感情。思い出すのはこのあたり。cf.http://d.hatena.ne.jp/legnum/20070917/1190039255
  • 企画書にけちをつけに来る人たち - kokokubeta;

    プレゼンをしに行くとよくいるタイプとして、「けちをつけに来る人たち」がいる。まあネガティブチェッカーといってもいいのかも知れないが、プレゼンテーターと知能勝負をやろうみたいな傾向が見て取れる。ゲーム感覚でいること自体は構わないが、彼らの行動には「それでいったいどうなるというのか」がないのでその後の発展がないのが悩みだ。

    企画書にけちをつけに来る人たち - kokokubeta;
    hatayasan
    hatayasan 2008/08/25
    文句を言うために読む人たち。思い出した記事:http://diary.lylyco.com/2008/08/post_148.html
  • クールな無言ブクマ - kokokubeta;

    はてなブックマークにおいては、ブックマークコメントにスターをつけて評価できることになったこともあるためかコメント率が最近高い(自分は常にコメント)。だからというわけでもないが、無言でつけられるブックマークがやけにかっこよく思える場合がある。その無言の奥に、「おい、見ろよおまえら」とか「これは何とも言えないぜ、やれやれ」とか「フッ」とか「俺がここにいるってことはどういうことだかわかってるよな?」みたいな、ややニヒルなかっこよさを感じることがある。考え過ぎか。

    クールな無言ブクマ - kokokubeta;
  • 思い出の豊かさ - kokokubeta;

    今日は時間があったので、ぼうっと過ごす。雨が降っているけれど、そういえば今は梅雨の時期で、これがあけると夏が来るのだった。割と夏生まれなのに、夏に特別楽しいイメージがあるわけでもない。ただ、夏に関連する思い出はいくつかあって、思い出になるような出来事が最近少ないなあと思った。大学以降、東京で4回引っ越しをしているけれども、いま3年間住んでいるこの家では、あまり思い出らしきものが出てこない。イベントが少ないというか、毎日同じことを繰り返していることが多くて、そういうのって覚えていない。テレビを見ていたこととか、ネットを見ていたことが数年経って個別の出来事として思い出されるかというと、かなり微妙である。 思い出というのは、なんらかの変化や移動と結びついているものかもしれない。心の変化や、場所の移動、そういったものがいくつか発生している時点を、あとから思い出す。毎日同じように、繰り返しのことをし

    思い出の豊かさ - kokokubeta;
    hatayasan
    hatayasan 2008/06/29
    「思い出というのは、なんらかの変化や移動と結びついているものかもしれない。/毎日同じように、繰り返しのことをしていると、思い出は貧困になっていく。それを一概に悪いこととも言えない。」
  • Webシュレッダー - kokokubeta;

    Web上にいったんあがってしまった情報はなかなか消せない。自分で書いたものならともかく、他の人が引用したりするとアウトだし、プライバシー情報も悪意ある者にばらまかれるとどうしようもない。現実世界におけるシュレッダーのような仕組みがあるとしたら、それはスパムなのだろう。似たような、しかし違う情報をばらまく。葉っぱは森の中に隠せ。葉っぱがでてしまったら、その周りに森を作って擬似的に隠せ、ということだ。自分の名前と所属と住所がでてしまったら、それに関する偽情報をたくさんばらまく、そういうことになるだろう。

    Webシュレッダー - kokokubeta;
    hatayasan
    hatayasan 2008/06/22
    ウェブに残した足跡を完全に消し去ることは思いのほか難しい。
  • ゴミ箱モデル - kokokubeta;

    いつか2ちゃんが便所の落書きと言われていたけど。ネットってじつは、ゴミ箱を志向したほうがいいんじゃないか。というのは、いや、むしろその、「有用な情報をもっと流通させよう」とかじゃなくて、「基ゴミでいいから、もっとどんどん放り込んでください、有用なものはそこから抽出すればいいでしょ」的な。あの、その、「有用な情報をもっと流通させよう」というのは物理空間的というか、そういう物理ルールが働くところだからあった発想であって。ネットは別にたいしてリソースくわないんだからどんどんゴミも含めて放り込むだけ放り込むべき、あとは何とかして探すという考え方。むしろ変に「編集してから投稿しよう」とか、そういうことで失われてしまうものも大きいと思うのだけれど。となると、編集や、形を整えてから投稿したくなるようなアーキテクチャは悪だよね。ということは、ええと、匿名投稿で、投稿ボタンなんか無くて、書いた瞬間にもうネ

    ゴミ箱モデル - kokokubeta;
    hatayasan
    hatayasan 2008/06/05
    「「有用な情報をもっと流通させよう」とかじゃなくて、「基本ゴミでいいから、もっとどんどん放り込んでください、有用なものはそこから抽出すればいいでしょ」的な。」抽出できる人は限られるだろうけど。
  • コミュニケーション下手について - kokokubeta;

    自分は明朗快活でもないし口数も多い方ではないのだけれど、コミュニケーション下手というのを思うとき、そういう風に評される人というのはなんていうか、人間あるいはその生き方に対する無意識の信念のところで、たとえば「人は自分のことを好きではない(はずだ)」みたいな刷り込みがあるのではないのかと時折思うことがある。そしてそれを人も気づいていないというか、気づかぬままにそれを確認するような行動を取っているというか、そういう習性を持っているように見えることがある。不勉強なのでそういう構造が人間にあるのかどうかはわからない。どた勘で言うと、それは環境によってすり込まれているような気がするし、そういう無意識の刷り込みから(人格改造レベルというわけでなくして)自由になるような、プラグマティックなプログラムがあっていいと思う。でもそういうのって自己啓発プログラムとかになってしまうのかな。この辺へのスタンスの取

    コミュニケーション下手について - kokokubeta;
    hatayasan
    hatayasan 2008/06/03
    「たとえば「人は自分のことを好きではない(はずだ)」みたいな刷り込みがあるのではないのかと時折思うことがある。」ああ、あるかも。