メディアが統一教会と政治家の関係をタブーとするなか、教団と政治家の圧力に屈せずただひとり、問題を追及しつづけてきたジャーナリストがすべてを記録した衝撃レポート、…
削除されたamazonレビューの供養として140字制限のあるSNSで以下を画像で投稿したら、思わぬ反響とともにテキストにしてほしいとの要望も一部頂いたので、増田の使い方として正しいのかよく分からないが、とりあえず貼り付ける。 投稿した画像の文章(=amazonに投稿した内容)からタイポ1か所とamazonの規約に引っかかったのではないかと思われる1か所の2点のみ修正してある。 ちなみに星は最初4をつけて、追記時点で3に落とした。 ------------------------------------------ 『女帝 小池百合子 (文春e-book)』 レビュータイトル:逆に小池百合子凄くないか? 本文: まだ半分ほどしか読んでいないので追ってこのレビューは修正する必要があるが,小池百合子の虚飾を良く暴いたという絶賛レビューしかないことに違和感を感じる。この本の記述をそのまま受け取って
6/2-6/3で、経済学者竹中平蔵の評伝、佐々木実『市場と権力―「改革」に憑かれた経済学者の肖像』(講談社、2013)を読みました。 市場と権力 「改革」に憑かれた経済学者の肖像 作者: 佐々木実出版社/メーカー: 講談社発売日: 2013/05/09メディア: 単行本この商品を含むブログ (11件) を見る twilogでの佐々木実『市場と権力』の検索結果からいくつか抜き出し。 竹中平蔵の評伝、佐々木実『市場と権力』(講談社)、まだパラパラっとしか見てないけど、かっこいい題名にたがわず面白そう。。高校時代の友人が共産党和歌山県委員会の委員長の息子で、竹中自身も民青に正式に加盟していたといってる人もいるらしい。倫理の先生の影響もあって一橋で近経を(続) 佐々木実『市場と権力』(講談社)。悪漢小説って感じ〜。開発銀の同僚・協同研究者を裏切る。やり手官僚(長富裕一郎)の側近になる。大物経済学者
あまり景気変動の波を受けないと言われてきた本屋。ところが、一昨年末のアベノミクス以降、その定説が少しずつ崩れつつある。 八重洲ブックセンターの2階に足を運ぶ。すると、フロアーは「経済」「ビジネス」「経営」「法律」と4つのジャンルに分けた本が陳列されている。会計や財務といった経営書、文字通りの法律書は、主に実務担当者が手に取る本。そして、このほかの経済本、ビジネス書の売れ行きに異変が生じているという。 昨秋から経済本とビジネス書が売れる このフロアーを担当する木内恒人氏は「全国的に景気が回復しているというアナウンスメント効果もあり、昨年の秋頃から特に経済本やビジネス書が売れるようになった。アベノミクスの前は日本の社会に閉塞感があったが、それが晴れたことで読者のムードも変わった」と話す。 本屋の業界では、これまで売り上げが前年を7~8%上回る水準を記録すると、皆で「かなり売れたね。とても良かっ
「知事抹殺-つくられた福島県汚職事件」 佐藤栄佐久著 正義なき司法の闇語る これはスターリン独裁下のモスクワの出来事ではないのか―この本を手に取った読者はそんな錯覚に陥るだろう。凍てつく収容所列島でなければかかる不条理は起きようはずがない、と誰しも考えるはずだ。それゆえ一般の書評は、本書に書かれた事実を受け入れることに臆病にみえる。収賄事件に手を染めた有力知事の自己弁護ではという疑いを拭いきれないからだろう。 だが一審と14日に下された二審の判決文こそが、本書の供述を見事に裏書きしている。正義の名において公正に裁くべき裁判所は、ひとたび起訴された事件の99.9パーセントが有罪となる既成事実の前に屈伏している。果たして東京地裁も高裁も量刑を判決毎に軽くしたものの、被告を有罪として検察当局の顔を立てている。 その一方で、厳罰に処すべき知事の重大犯罪にも関わらず、執行猶予をつけて、追徴金も取らな
斎藤貴男氏の近刊を紹介したい。 『消費税のカラクリ』(講談社現代新書)は7月20日に出たばかり。菅直人首相の消費税をめぐる発言が有権者の反発を呼び、参議院選挙での民主党の惨敗につながったのは記憶に新しいが、野党・自民党も消費税増税を狙っていることでは一緒であり、これから具体的な動きが進んでいくのは間違いない。 その消費税が持つ特質や問題点について、逆進性や買い控えによる消費の低迷などの指摘はよく目にする。しかし、斎藤氏が注目し強調するのは、消費税の納税義務者である事業者、とりわけ中小・零細の事業者に与える打撃である。 〈消費者は自らが消費税を負担しているつもりでいる。ところが法律上、納税義務者は事業者すなわち個人事業者や法人であって、消費者ではない〉(43ページ) 事業者は〈事業の業績とは何の関係もなく、大赤字だろうが〉税務署に消費税を納めなければならない。しかし、〈不況ゆえに激化した市場
インテリジェンス 武器なき戦争 (幻冬舎新書) 作者: 手嶋龍一,佐藤優出版社/メーカー: 幻冬舎発売日: 2006/11/01メディア: 新書購入: 7人 クリック: 59回この商品を含むブログ (240件) を見る もともと社会情勢や政治に特別に興味があるわけでもないですし,種々の事情でその辺の事柄にここのところだいぶ疎くなっておりましたので,大変興味深く読みました.筆者たちの見ているものやものの見方が非常に物珍しく,新鮮にうつりました.収穫です. 素材は「外交」あるいは「国際情勢」というものを扱っています.そこを行きかう情報をいかに解釈し,自身の「インテリジェンス」として昇華するか,それが本書の題材です.ナマの情報はそのままでは役に立たない,それをあらゆる角度から分析し,適切な解釈を行ってはじめて意味を持つということが何度も何度も出てきました.また,情報の収集能力よりそれのらの分析評
1972年に起こった外務省機密漏洩事件についてのルポルタージュ。初版は1978年で、絶版になっていたが、今年、文庫として復刊された。そのきっかけはおそらく、外務省の元アメリカ局長が密約の存在を認めたことだろう。この事件で有罪判決を受け、毎日新聞を辞職した西山太吉氏は「外務省高官などの偽証によって名誉を傷つけられた」として、国家賠償訴訟を起こした。 事件は、最初は沖縄返還にからむ密約を社会党が国会で追及したことに始まる。ところが、そのうち情報源が外務審議官の秘書であることが判明し、西山記者が、それを入手しようとして、秘書と「情を通じて」国家機密の漏洩をそそのかしたとして国家公務員法違反で逮捕され、事件は男女問題のからんだ奇怪な展開になる。結局、最高裁まで争われた結果、被告側が全面的に敗訴した。 この事件は、過去の話ではない。当時追及された土地の原状回復補償費400万ドルだけではなく、核兵
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