1月9日、昨年1〜11月における全国の110番通報の実態に関する警察庁の調査結果が発表された。それによると、全体の件数は820万6502件で、前年の同期より7万5733件(0.9%)減少したという。 ただし、そのうちの19.4%に当たる159万3478件は緊急性のない内容であった。前年同期より3万3448件減少したものの、それでも全体の約2割を占めているわけである。 具体例を紹介すると、「妻が浮気をしているようだ。帰りが遅い」「トイレが詰まっている」などの要望・苦情・相談が68万2896件▽「近くに24時間営業のガソリンスタンドはあるか」「今日は何月何日ですか」など、各種照会が76万5960件-といった具合である。また「携帯電話の調子が悪くて、試しに通報してみた」というのもあったという。 主要6紙の取り上げ方を見ると、まず毎日新聞には記事自体が見られない。読売は第3社会面の横組みの記事で極
![【新聞に喝!】「妻が浮気」「トイレ詰まった」で110番…新聞は国民のモラル低下、しっかり伝えよ 元東京大学史料編纂所教授・酒井信彦(1/2ページ)](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/07c9719fef69e5a865595425a29242a99ab68801/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fwww.sankei.com%2Fresizer%2FIvxwncQjIwwuXCdSyTO7siPK3sI%3D%2F1200x630%2Fsmart%2Ffilters%3Aquality%2850%29%2Fcloudfront-ap-northeast-1.images.arcpublishing.com%2Fsankei%2FBH7CJCV6KJKW3EM3Q5PRVQP5WQ.jpg)