できるだけ短く、要点のみを書こうと思う。 沖縄が直面している闇は深い。あまりにも深すぎて、奇妙な明るささえ伴っている。 保守系首長たち 仲井真知事に3選出馬を促す首長たちの新聞記事*1を読んで、ずっと引っ掛かっていることがある。 明らかに首長らは「一括交付金制度」等を仲井真知事の成果として感謝している。それは感謝する奴らの勝手だから、感謝そのものには私はなんとも思わない。批判的言辞としては「一括交付金制度」そのものが予算を積み上げる根拠になる数値も何もかもが不明瞭でいわゆる掴み金になっていることは、予算を調整し拠出する政府が沖縄を支配する道具として使う事が可能であり、制度創設の際に沖縄側は全力で予算総額を積み上げる仕組みの透明化とコンセンサスを得る努力をなすべきだった。それをせず、総額確保に与野党・保革一体となり一生懸命になった沖縄側の政治は、あのときある種の限界を露呈していた。 首長たち