第2回は、情報の少ない熱伝導シートをチェックしていく。CPUグリスと比べるとどうなのかが気になるところだ。 メリットとしてはCPUグリスのように塗る必要がなく、CPUとCPUクーラーの間に挟むだけでOKというところだ。製品によっては繰り返し使用可能であったりもする。デメリットとしては、そのCPUにジャストサイズでないことで、その点から冷却性能について不安を覚えやすい。 熱伝導シートは、熱伝導率が20W/m・Kや90W/m・Kといったものもあり、性能表記によるスペックはCPUグリスより高いことが多い。では、実際どうなのかさっそく検証してみよう。 検証機材は第1回と同じく、AMD「A10-6800K」を使用し、BIOS放置で10分経過したところで、BIOS読みの温度とサーモグラフィー「FLIR E8」による計測を実行している。
もうすぐ夏だ。夏といえばCPUクーラーとグリスの見直しシーズンであり、冬場はフツーに動作していた自作PCも、夏の暑さで悲鳴をあげやすい。自作PCを組んだことがある読者諸君においては、恒例行事だと思う。 昨夏は妙に最高気温が高く、筆者もゲームプレイ中にPCが突然のシャットダウンすることも多々だった。この場合、爆音主義であればうるさいだけで冷え冷えなのだが、それなりの静音を求めはじめると、何かとイバラの道である。 さて、CPUクーラーとCPUグリスの関係を思い出してみよう。CPUから生じた熱を、CPUグリスを介して、効率よくCPUクーラーに伝える。CPUクーラーの性能だけでなく、CPUグリス自体の性能によってもBIOS読みの温度はかなり変化するため、お気に入りのCPUグリスを使用する人もいれば、毎回異なるCPUグリスを使用している人もいるだろう。 ということで、ふとCPUグリスを統一環境下で変
ゴールデンウィークが迫るなか、友人から「作業用のごっついPCを自作するから取材してみない?」と連絡あった。 その友人は映像制作を行なっており、名前を岡田太一という。深夜のアニメフィーバータイムで流れるCMや大人の事情でいえないけど、みんな見たことがありそうな映像に多々関わっている。代表的なものは、Google Chrome: Hatsune Miku (初音ミク)。これはASCII.jp読者ならば多くが見ているものだろう。 上の映像が「Google Chrome: Hatsune Miku (初音ミク)」のTV CM。公開日に岡田氏とお酒を飲んでいたところ「ようやくいえるぞーこれやってたんだよー!」と言われた。なお筆者、このとき岡田氏が映像の仕事してると初めて知った。元は同人誌方面での出会いであった。というか、このときまではTwitterで女体の神秘について語り合う間柄だったわけだが……。
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