さて、精神論はこれくらいにして、実際にクラス図を書く事を考えていきましょ う。ここからは図の書き方は原則としてUML準拠とします。 クラス図は「クラス」と「関連」という2つの要素から成り立っています。 クラスは箱で、関連は箱をつなぐ線で表されます。例えばこんな感じにです。 裁判所の仕組み これを見て「なんだこれは?何の変哲もない普通の図じゃないか」 と思う人もいるかもしれません。そうです。クラス図は決して特別なものでは ありません。クラス図というのは人が何かを説明するのに普通に使う図であり、 その書き方をきちんと定義したものにすぎないのです。 ともかく、クラスの書き方と関連の書き方を押さえればクラス図はマスターで きます。ではこれらを順に見ていきましょう。 クラスの書き方まずは一番簡単な書き方から始めましょう。「自動車」というクラスを書くに は次のようにします。 クラスの書き方 簡単もなに