野田佳彦首相は2012年1月4日午前の会見で、小選挙区における議員1人あたりの有権者数の違い、いわゆる「一票の格差」の問題について「他の課題よりも優先して行う『一の矢』となる」と述べた。 会見でフリージャーナリストの江川紹子氏から「一票の格差」について考えを問われると、野田首相は「私の選挙区の船橋市、千葉4区は日本で一番、一票が"軽い"」と延べ、 「基本的には(最高裁で)違憲状態であると指摘されていることを克服しようとする国会の取り組みが見えないというのは問題」と指摘。議員定数の削減と合わせて「『一票の格差』の問題は早急に結論を出すため、一番矢、二番矢があるとするならば"一の矢"として放たれなければならない」と語った。 ◇関連サイト ・[ニコニコ生放送] ジャーナリスト江川氏の質問から視聴 - 会員登録が必要 http://live.nicovideo.jp/watch/lv7643721