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人気俳優の小栗旬が初監督を務めた話題の映画『シュアリー・サムデイ』が現在公開されている。この作品の音楽監督を務めたのは、ゲーム、アニメ、テレビドラマ、映画など、ざまざまなコンテンツの音楽を手掛けている菅野よう子。ポップ マエストロはどのように、この作品の音楽を作り上げたのだろうか? 菅野よう子 作曲家/編曲家/プロデューサーとして活躍。SMAP、今井美樹、坂本真綾、小泉今日子、Crystal Kay、T.M Revolution、湯川潮音、元ちとせ、など、多くのアーティストへ楽曲を提供。アニメ『攻殻機動隊 STAND ALONE COMPREX』、『マクロスF』、映画『下妻物語』、『ハチミツとクローバー』、ゲーム『三國志』シリーズ、『信長の野望』シリーズなど、様々な作品にジャンルを問わず楽曲を提供。1000曲以上ものCM曲を手掛ける。1998年にはサントリービタミンウォーターのCM曲で、三
俳優・小栗旬が初めて監督を務める、ということで話題を振りまいている映画『シュアリー・サムデイ』の公開が、いよいよ目前に迫ってきた。 本作の魅力として、ドライブ感あふれるシナリオや濃いキャラを演じる俳優陣の演技などが挙げられるが、それ以外にも日本が誇る音楽界の至宝・菅野よう子が手掛けるサウンドトラックも忘れてはいけない。 特に、トータス松本、曽我部恵一、石毛輝(the telephones)、ROY(THE BAWDIES)、近藤房之助、手嶌葵といった錚々たるアーティストの歌声と菅野よう子の奏でる泥臭く、ソウルフルな音楽が生み出す「熱い」歌モノは必聴ものである。 今回は、菅野よう子の口から映画『シュアリー・サムデイ』、そして自身の手掛けたサウンドトラックの魅力。そして音楽観に至るまでを、たっぷりと語ってもらった。 ──『シュアリー・サムデイ』の音楽制作を請けるまでの経緯を教えてください。 菅
第1部では、アニメーション映像に音楽を付けるという「真剣な遊び」の模様をお伝えしてきた。続いて第2部では、菅野氏が観客のリクエストに答えて、即興で映像に合った演奏を行った模様をお伝えする。さらに、話は神山監督と渡辺監督における音楽の付け方や性格の違いにまで及び、深い話と笑い話が入り混じりつつ、盛況のうちに幕を閉じた。この場でしか聞くことができない貴重なトーク満載のシンポジウム、後編のスタートです。 格闘シーンがすごくスポーティになって、なんの悲壮感もなくなりました(渡辺) 佐藤:では次は、『カウボーイビバップ』を観てみましょうよ。 (少女と犬が砂漠を歩いているシーンを上映) 菅野:このシーンをご覧になったことのないお客さんに、この子と犬がどんな関係性なのか想像していただいて、それを元に曲を弾いてみようかと思うんです。どなたか「こんな感じの曲を付けてほしい」っていう方はいらっしゃいませんか?
『音楽がアニメーションをどう変えるか』というテーマのシンポジウムを行うべく集まったのは、もはや二度と見ることはできない(?)超豪華メンバーたちだ。数々の名作アニメーションやゲームの音楽を作曲・編曲してきた音楽家・菅野よう子。テレビアニメの話題作『東のエデン』を手がけ、劇場公開映画も待機中のアニメーション監督・神山健治。そして『カウボーイビバップ』など独特のセンスが光る作品で多くのファンを持つアニメーション監督・渡辺信一郎。この三氏に加え、司会には脚本家の佐藤大を迎えた本イベントでは、「その場でアニメーション映像に音楽を付ける」というかつてない試みが行われることとなった。その興味深いコラボレーションを、できうる限り再現した本原稿、ぜひじっくりとお読みいただきたい。 菅野よう子 SMAP、今井美樹、小泉今日子、Crystal Kay、元ちとせといったアーティスト達への楽曲提供/プロデュースワー
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