文化庁メディア芸術祭の優秀賞に今年はミュージッククリップが入賞していました。 「アルクアラウンド」は、実写映像の特性を利用して、バラバラに配置された歌詞がカメラワークによってつながり、流れていくように見えるという工夫が凝らされた内容。もうひとつの「夏を待っていました」は、てるてる坊主のようなキャラクターから有象無象の生物や機械が飛び出す独創的な世界観を持ったスタイリッシュな作品。どちらもミュージッククリップというジャンルの特性を生かした美しい映像作品に仕上がっています。 サカナクションの「アルクアラウンド」ミュージックビデオを制作したのは関和亮氏。 サカナクション - アルクアラウンド(MUSIC VIDEO) - YouTube ミュージッククリップの企画書が一緒に展示されています。文字を分解するアイデア。 こちらはアイデア段階のスケッチ。最初は風船で文字を浮かせるつもりだったようです。